« ベトナム事務所「週反省会」ーフエ中央病院小児科 | メイン | ハノイへ日本料理店食器類買い物 »
2005年12月02日
日本料理試食・批評会、フエ省観光局懇談
曇り・雨・時々晴天。
最近の天候は変動が大きい。暑かったり寒かったり。
1日で10度~15度程の気温差がある。このところ朝から
頭痛や倦怠感が続く。時間があったら横になっていたい心境。
午前8時、料理人のターオ君が「ぬか床」作りを始める。
始めて5日目。ほぼ80%ほどの発酵度である。
捨て野菜からのエキスと微生物の発酵が順調に進んでいる。
来週の月曜日あたりから実際に食用の野菜を入れることにする。
これで手作り「納豆」と「ぬかづけ」をベトナムで作ることが
出来るようになった。
ターオ君もやっと責任を持って仕事をすることを覚えてきたようだ。
今日は私の肩を揉んでくれた。優しい気持ちの持ち主でもある。
午前8時半から日本料理の調理実習が始まる。
中村料理指導員の指導の下にホン店長、グエット、ホンニー、
トゥオイ、ターオ。そして警備員のリー君。
●何度も繰り返しながら日本料理の手順などを覚えていく。
今日の実習メニューは、「カツカレーライス」「天ぷら」、
「海老入り湯葉そうめん」「「厚揚げ」。
●カレーの野菜を炒めるグエットさん
●トマトを茹でるトゥオイさん
●トンカツ作りを覚える
●トンカツが美味しくあがる
●海老を料理するターオ君
●リー君は店内の掃除
午前11時半、日本料理試食・批評会が始まる。
食材は基本的にフエの市場で買えるもの。
玉子と鶏肉が買えないのが残念。
どの料理も美味しかった。
●カツカレーライス
ベトナムのカレー粉70%、日本のカレールー30%の
ビーフカレー。
●海老入り湯葉そうめん
フエの市場には立派な湯葉がある。ふえの名物はえびなど
の海産物。そうめんはフエ産。
●カリフラワーの辛し和え
●手作りの「厚揚げ」
豆腐を小さく切り、油で揚げた。おろし生姜とネギを醤油に
入れて食べる。お酒の肴にちょうど良い。
今日で何回目の試食会なのだろう。
大分レパートリーも広がってきた。そろそろ、日本料理店
でのメニューを決める時期に入ったように思う。
午後3時、バオミン・ベトナム事務所長とフエ省観光局へ。
観光副局長・人事部長と懇談。
懇談の内容は、以下のよう。
フエには正式なガイドライセンスをもった『フエ人』がとても少ない。
ハノイ政府は中部フエの観光産業を発展させることを重要な課題
にしている。
今回、ハノイ観光省からの指示でフエ省観光局は「臨時のガイド
ライセンス」を発行する権限を委託さされた。
当面、日本語、スペイン語、ドイツ語。2006年限定有効の
公式ガイドライセンスである。ついては、日本語臨時ライセンス
の発行の認定をJASSにして欲しいとのことであった。
既に日本語ガイドライセンス応募者は17人。スペイン語は2名。
ドイツ語は10名。受験資格は日本滞在2年以上、又は日本語
学習2年以上。10日間ほど、観光局主催でベトナムの法律や
観光に関する基礎学習を行う。2日間の日本語教育と
2日間の会話の試験、そして最終認定をして欲しいとのこと。
私の方からは、今後、この種の日本語能力認定については
JASSを窓口にして欲しいとの話をし合意に至る。
これで、トゥア・ティエン・フエ省では、我がJASS日本語学校
が日本語能力認定機関となった。基本的には、唯一の
認定機関である。
来週月曜日、ベトナム事務所として日本語認定に関する
日本語教育、試験等の分担などを話し合うことする。
日本語学校での日本語教育、日本語能力認定などを
通して、トゥア・ティエン・フエ省・ベトナム中部の日本語の質の
向上に協力したい。
また、茨城県で小学校1年生の女の子が死体で見つかった。
広島でも同様の事件があったばかり。日本は本当に異常な
病んだ社会になった。耐震強度が偽装され、誰も責任者が出て
こない。お互い責任のなすりあい。政権政党の幹事長は
「悪者探しをすれば、日本経済は悪くなる」(趣旨)との
馬鹿な発言をし、責任もなにも感じない醜態を晒している。
子どもが親に毒薬を飲ませ、子どもが両親を殺す。
親が子どもを殺し、高校生が同級生を殺す。
民主党の国会議員が覚せい剤で捕まり、西村弁護士が法律
を犯し、三井住友銀行が違法行為を行い指導を受ける
など・・・・。きりがない。
流行語大賞表彰式に政権党幹事長や環境大臣などが出ている
ようでは、真っ当な政治は期待できない。品格という言葉は死語。
まさに「小泉劇場」である。
特権や情報のない「弱い者」は切り捨てられ、
一部の特権階級や情報独占者などが「甘い汁を吸う」という
二重構造社会が出来つつある。いつの世でも『弱者』は
踏みにじられ、一部の勝ち組が甘い汁をすうのである。
この異常な社会の出来事の中で、誰かがどこかで
「おかしい」「変だ」「間違っている」と責任を感じて
行動すれば、どこかでストップさせられるのに・・・・。
何故、ストップする個人が出てこないのか?
最近メール事情は一層悪化。
日本から送られるメールが取捨選択されてプロバイダー
から届く。ある時一挙に多数のメールが送られることも
あれば、届かないメールもある。
メールを送られた方で返事のない方は
私たちベトナムに届いていないことがあるので、その辺の
事情を了解していただきたい。共産党大会が近づくと
こうしたメール現象が起こるという体験をもっている。
来春、第10回党大会がある。
投稿者 koyama : 2005年12月02日 19:20
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://koyamamichio.com/mt-tb.cgi/724
このリストは、次のエントリーを参照しています: 日本料理試食・批評会、フエ省観光局懇談:
» Brandon N. from Brandon N.
The most profound statements are often said in silence. [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年07月17日 02:17