« 村山富市元首相が「子どもの家」を訪問 | メイン | 忙しい1日でした。 »

2004年02月19日

日本は寒い

昨日は、フエ空港で村山元首相一行(5人)と一緒になり、ハノイ、成田まで一緒だった。

同じベトナムでもハノイとホーチミン市とでは、色々と違う事がある。大きな違いの一つに「サービス」がある。
 午後8時過ぎにハノイ空港(ノイバイ)に着いた。持っていた小さなスーツケースをベトナム航空のカウンターに預けようと持っていくと係員の返事がない。
何度か聞いた結果、9時20分に受付を開始するとのこと。ホーチミンのタンソンニャット空港では、何時発のフライトでも荷物を受け付けてくれる。お客にとっては、大きな荷物を持って数時間待つのは大変である。

ハノイ空港。1時間20分の間スーツケースを持って待った後、カウンターへ。カウンターの係りは、9時40分だ、とぶっきら棒に言う。さっき9時20分と言ったのにと思いつつ、9時40分まで待っていると9時30分頃、ベトナム人が行くと受付を開始してしまう。ハノイは一言で言えば、係りの「恣意的」なことで物事が進んでいる。
ハノイ空港は1年ほど前に立派な近代的な空港となった。しかし、トイレに入ってみると日本の「INAX」のトイレなのだが、悪臭がプンプンしている。日本の空港は幾ら年月がたっていても悪臭はない。結局、係りの人、責任者がトイレ掃除をしっかりしていないという訳だ。
 夕食を食べていないのでレストランに入る。
食べるものは、昔の日本の「チキンラーメン」にお湯を入れたものだけ。全く味気ない。これだけ立派な空港の建物を持っているのに。
 ホーチミンの空港では、「PHO」(フォー:米うどん)や各種の手料理を出している。
 結局、ハノイの空港は従業員中心のシステムになっている。「サービス」という概念がない。「お前らを飛行機に乗せてやる」といった従業員の態度がミエミエ。社会主義社会建設以来、一党独裁が進行する中で、党員や官僚、役人などが「国民に奉仕する」気風を失っている。「人民警察」「人民に奉仕する」などというスローガンが町に掲げれれていることが空しく目に映る。

 午後11時50分、ハノイを出発する。搭乗者は半分ほど。私の席も3席で私一人。搭乗後、3席を倒して寝て帰る。4時間20分で成田へ。ホーチミンから成田へ帰るより1時間ほど早く着く。
 午前6時10分(ベトナム時間午前4時10分)に成田着。京成スカイラーナーは、午前7時以降発券するとのこと。仕方ないので、京成の通勤特急に乗る。
酷い混雑。日暮里からJR山手線に乗るが、ここも通勤で一杯。午前9時前に自宅着。
 午後4時に出て翌朝9時前に家に着いた。長い旅だった。自宅着後、急いでボランティア貯金の領収書(1箱)を山西さんに宅急便で送る。

成田はマイナス2度。東京もとにかく寒い。自宅の部屋ではスキウエヤーを着て縮こまって1日を過ごした。寒い、寒い。明日は、どんな天気か?

 帯広の支援者、芳村さんから電話。支援している障害児のことについて話し合う。
 夕食は家族3人(妻、次男)で。

投稿者 koyama : 2004年02月19日 17:12

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://koyamamichio.com/mt-tb.cgi/249

このリストは、次のエントリーを参照しています: 日本は寒い:

» Edward Plympton from Edward Plympton
The single best augury is to fight for one's country. [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年07月15日 13:53

» bvsrwki from bvsrwki
fftjhan wtsdoxs tmcpwwu fawouxg rrbxhdf [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年09月09日 21:47

コメント