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2015年03月12日

「子どもの家」関係・財政関係打ち合わせ:秋田国際教養大来訪

午前6時起床

午前7時朝食

「フォー・ボー」(牛肉米麺)

食後、午前9時半までいくつかのメール送信。


午前9時半過ぎ、徒歩でベトナム事務所へ。

バオミンさん・ハンさんと「子どもの家」の子どもたち
一人ひとりの在籍、今後の進路の見通しなどを話し合う。

一人ひとりの生い立ちと家庭環境が違い、ベトナム経済の
急激な変化でなかなか就職が難しくなっている。

ベトナム事務所の総合的な財政の現状と今後の見通しに
ついて、かなり「ジビア」な分析を行った。

資料等が多少不十分な面があったので、今回は第1回目の
話し合いということにし、早急に次回、第2回目のベトナム事務所
総合財政計画を討議することになった。

ベトナムの異常な物価高騰の現実は、想像を絶するものだった。

10年前に「フォー」(米麺)は、1杯25円から35円程度)だったが、
今日では、3万ドン~4万ドン(150円~200円)にあがっている。

物価の上昇率は、ゆうに「5倍から10倍近い」ものがある。

しかし、JASSの現状はこの10年基本的に「物価上昇に対応せず」
に進めてきた。
個々の領域・様々な分野で物価高騰と現実の収入との間の
乖離問題が、露顕してきた。
早急に抜本的な対策を講じないと大きな問題になることは
明らかである。

次回、更に時間を取って、抜本的な財政対策を協議することと
する。共通の問題意識は共有した。

午前12時過ぎ、宿舎へ帰る。

昼食「写真の如し」 量が多く、食べきれない。3分の1程食し、
残す。(野菜は、頑張って食す)

体がだるいので1時間程昼寝をする。

午後、今日の夕方からフエ訪問ツアーする「国際教養大学」
の学生さんのフエ滞在日程の最終検討を行う。

午後4時、バオミン・ホテルへ。

秋田国際教養大学生4人、明治大1人、計5人の学生さん来訪。

明日からのフエでの諸活動の日程を示し、活動の希望を聞き
打ち合わせを行う。ソンン君と一緒に行動する。



バオミン・ホテルで学生さんと打ち合わせした後、日本料理店へ。

日本料理店前には、近くの保育園で日中生活している
ソン君の奥さんメンさんと息子のバオ君が、ソン君と
一緒に帰宅するのを待っていた。
しばらく見ないうちに随分成長したバオ君。

午後5時半、宿舎へ。

今日は疲れた。JASSベトナムの財政問題の討議、
「子どもの家」の子どもたちの退所等の問題、
明日から「子どもの家」で活動する秋田国際教養大学生との
打ち合わせなど。

午後8時まで横になる。
その後、少し「麦類の液体」を胃に流し込む。

「子どもの家」のA子さん。大学入試に失敗したら、
支援を途中で打ち切った里親の方がいた。
翌年大学の物理学科に合格した。里親の方にも
色々と思いがあったのだろうと推測する。
それから2年間、Aさんの支援金はベトナム事務所で
出していた。

改めて日本の方にA子さん『21歳』の里親になってもらう
長文の手紙を書く。A子さんの写真を、今までの写真ストックの
中から探す。


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政府は12日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする同県名護市辺野古で、埋め立ての前提となる海底ボーリング調査を半年ぶりに再開した。今夏に目指す本体工事の着工に向け、作業を加速させる方針だ。辺野古移設に反対する翁長雄志知事は作業の停止要求が無視された形となり、強く反発。仲井真弘多前知事による埋め立て許可の取り消しも視野に、徹底抗戦の構えだ。

と報道されている。

先の総選挙で沖縄県民の意思は明確に示された。

知事・那覇市長・衆議院の選挙区候補すべてが、辺野古埋め立て
反対派が勝利した。

こうした地元住民の保守派も革新も一致協力し、
安倍政権の沖縄切り捨て路線に「反対」の意思を表した。

安倍政権は、沖縄県民の意思を無視し、辺野古ボーリングを
強行した。

こんなことをしていれば、安倍首相が「琉球王国独立」へ沖縄県民を
追いやることになると懸念している。

投稿者 koyama : 2015年03月12日 16:58

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