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2015年03月06日
終日、宿舎で休息
午前6時起床
ルーティーンの血圧測定・火炎樹日記チェック
記録を見ると2000年から毎朝血圧測定をし記録している。
15年弱。この間の血圧の動向を見ると2000年頃に比べると
血圧が下がり120・75位で推移している。
毎日、薬を飲んでいるので下がっているので、「失っている」
ものも多い。脳溢血・心筋梗塞等の血管系の病気は命に
直結するので、失うものがあったとしても薬を飲み続けなければ
ならない。
午前7時朝食。
「チャオ・バイン・カイン」(唐辛子入り小麦うどん)
昨日、料理のセンさんの旦那がバスルームに
ネズミ捕りを仕掛けてくれた。何とか今夜、捕獲したい。
午前中は、ピースインツアーの添乗員さんと今後の
スタディーツアーの進め方などについて電話で話し合った。
その後、バオミンさんと日本語教師採用の件で打ち合わせ。
日本語教師採用申込書等の種類が手元にないので
バオミンさんに探してもらい、受信。
必要部分の文書を改訂し「新日本語教師採用要綱」
を作成する。
体がだるいのでベッドで横になり読書。
「それでも 日本人は 戦争を選んだ」(加藤陽子著)
神奈川県の栄光学園の中高生男子を相手に
日清戦争・日露戦争・アジア太平洋戦争について
話し合い、授業をした記録である。
歴史は「暗記教科」と捉える傾向が強いようだが
歴史は「科学」だと著者は中高生の授業で話している。
アメリカ16代大統領のリンカーンが何故「人民の 人民による
人民のための』と言う演説をしたのか? から、中高生と
一緒に考える授業を行っている。
この原理が、日本国憲法に明確に投影されているという。
日本国憲法前文
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって
その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表が
これを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と。
朝からインターネットが繋がったり、切れて李を繰り返す。
仕事が出来ない。
午前中、日本語教師採用について、バオミンさんと
打ち合わせ。
昼食「写真の如く」
あまりに量が多く、到底食べきれない。
野菜を頑張って食べ、魚を半分。残りは、タッパーに
入れて、夕食用にとっておく。
午後1時間ほど昼寝。
洗濯機の調子が悪く、2時間程作動させたのだが、
乾燥しない。
午後、日本語教師教師関連の資料整理。
バオミンさんと連絡。明日、午前9時半から富岡先生を
交えて、3人で日本語教師関連の打ち合わせをすることに
なった。
私がフエへ帰った2月25日~昨日までの約10日間、
バオミンさんは、日本人の案内を行っていた。
ホーチミン・ホイアン・フエ。それらの仕事が終わり
今日からベトナム事務所勤務となる。
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安倍内閣の「自衛隊文官統制」廃止に強く抗議する
安倍内閣は、防衛省の「背広組」と呼ばれる官僚と「制服組」と
呼ばれる自衛官とを対等に位置づける防衛省設置法
の改正案を6日朝の閣議で決定した。
防衛省の「背広組(文官)が制服組(武官)を統制する
システムがこわされ、軍人(制服組)と文官(背広組)を
対等にするとの閣議決定をしたと言う。
恐るべき内閣である。
日本のアジア・太平洋戦争で何故、あそこまで日本が暴走した
のか?
を考えると、東条英機(武官)が、首相になり、軍人(武官)が
政治を行ったことにその原因の一つえであることは明白である。
「文民統制(ジビリアン・コントロール)」という概念がある。
これは、武人(軍人)が政治を主導すると直ぐに暴力に走り、
武力に頼る政治になるということで、中国・ベトナムなども
含めて、古くから「文官(非軍人)」が『軍人』に優先する
という思想を確立し、政治・外交を武力を使わないで
進めていくという近代合理的なシステムなのである。
中国では科挙制度があり、文官(勉強の出来る人)を
皇帝が採用するシステムが確立していた。
「蒼穹の甍」(浅田次郎著)に文官試験(科挙試験)と
中国皇帝の政治システムが詳細に記されている。
ベトナムでも同様で『科挙試験』があり、ホーチミン主席の
父親は、科挙試験に合格し、地方の知事になっている。
軍人が政治に口を出せば、ろくなことはない。
暴走するのみ。軍人の暴走を防ぐための近代的なシステムが
「文民統制(シビリアン・コントロール)である。
安倍内閣が、文民統制を止めて、軍人の台頭を許す
システムを作ろうとしていることに心からの抗議をし、
撤回を求めたい。
安倍内閣は、一つずつ戦後の民主的なシステムを
壊していく。日本を戦争の出来る国家にするとしか
思えない。自分は絶対に戦争にいかない立場にある
安倍首相ではある。
文民統制をやめるなどと言う前に自分の内閣の中川政務官
の不倫問題を解決したらどうなのだろうか。
2週間の入院で中川政務官は、同僚自民党議員との
不倫騒動から逃げてしまった。
政治家として正々堂々とマスコミや国民の前で自らの
行動を説明する義務がある。私的な問題ではない。
安倍首相の任命責任と国民に対する説明責任が必要。
投稿者 koyama : 2015年03月06日 19:37