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2015年02月27日

インターネット故障・修理ーS女子大フエ訪問

午前7時前起床。
昨夜遅くまで読書をしていたので、朝起きられなかった。

急いでシャワーを浴び、朝食。

午前7時過ぎ、朝食。 「大きな豚肉の塊」とブン麺。


午前8時、日本語教師募集の件について意見・文章を
まとめる。

パソコンを使うがインターネットがつながらない。

バオミンさんは、jASS観光の仕事でダナンヘ。
1週間程、ダナンでお客さんの案内をする。

バオミンさんの代わりにソン君に電話。

直ぐにインターネットの業者を呼んでくれる。

昨日、インターネット接続を直したのだが・・・・。
やはりベトナムの風土、特に寒暖の差、高湿度などの
影響で精密機器は壊れやすい。

一人の業者では、手に負えないようで更に2人の
仲間がやってくる。3人の業者が『インターネット環境」の
整備をしてくれる。原因は、想像通り、精密機器部分の
破損とのこと。

機械を交換するので会社まで取りに行く。

2時間程かけて修理が終わる。

ソン君が気を利かし『手早く業者の手配い』をしてくれた。
この数年でJASSスタッフ・人間として大きな成長を果たしている。

ソン君に感謝。


午前11時、昼食。食欲なし。

「魚入りのおじや」 これも油が多く喉を通らない。

つめたいうどん・そばなどが欲しいのだが・・・。
そんな贅沢はいえない。

午後12時過ぎから1時間程昼寝。

その後、寝ながら読書。

「捏造の科学者』(STAP細胞事件)」須田桃子著 文藝春秋社


著者の須田氏は、毎日新聞の科学環境部の記者。
早稲田大学理工学部大学院で物理学を専攻。

京都大・山中教授のIPS細胞研究を、ノーベル賞受賞まで
継続して追い記事化している。

昨夜から読んでいる。80%ほど読了。

感想だが、科学者、ノベール賞候補者が何人もいる「理研」。
ノーベル賞の野依氏が理事長となっている日本の「知的」
集団で起こった『捏造』「偽造」事件。

著者は小保方氏の「STAP細胞」問題を通して、日本の科学者
の社会がいかに「ゆがみ」「成果主義」「秘密主義」になっているか
を暴いている。

研究者としては若く未熟な小保方氏を「極秘・秘密裏」に理研の
ユニットリーダーに抜擢したあたりから、理研の暴走が始まった。

理研の暴走の裏には、下村博文文科大臣の「成果主義・結果主義
特許主義」という科学を金儲けの手段にする方針が
あることが分かる。

STAP細胞事件の主役は小保方氏であるのは、事実であるが、
その脇役が笹井氏(自殺)であり、巷間では笹井氏と小保方氏は
「不適切な関係」にあったなどとの噂さえある。

主役の小保方氏の周りにいた、その道の『権威」である笹井氏や
理研にいてSTAP細胞の共同著者になった若山教授など
多くの「その道の権威」が、何故、小保方氏の「でたらめ」が
見抜けず、翻弄されたのか?

私見ではあるが、これらの「その道の権威者」は、結局、
苦労をして勉強・研究をしたことは事実だが、人間社会で
「もまれていない」ということにつきる。

自分が見えなくなっている「科学の権威者」たちの翻弄・
狼狽を著者は詳述している。

理研では、その人の名前を聞いただけで「批判」が止まって
しまう風土があったようだが、こうした風土は、日本社会にも
ある。

STAP細胞事件は、同時に「イスラム国』問題での
後藤・湯川氏殺害問題に通じる問題を残している。
マスコミも含め日本社会が後藤氏・湯川氏の暴走への
一切の批判を封印・タブー視している。

後藤氏は、戦争下の子どもたちの実態を取材しに「イスラム国」に
入ったのではない。湯川氏を救出するために「イスラム国」に
入っている。しかし、後藤氏への批判はマスコミ社会では
封印され、「聖人化」している感さえある。

民主主義社会は「批判」と「異見」が必要である。
これをなくすとほとんど「ファシズム」に近似する。

ーーーー

午後6時、宿舎の近くにソン君が車で迎えに来てくれる。

今夜は2つのスタディーツアーが来訪する。

一つは、S女子大学のスタディーツアー(15人)
一つは、地球の歩き方スタディーツアー(8人)

バオミンさんが1週間ダナンでの仕事となる。
今日から来る二つのスタディーツアーは、
JASS観光部門の副責任者のソン君を中心に
私やハンさんなどが協力して成功させる方針。

ソン君と中型バスに乗り、フエ空港へ。
午後7時前、S女子大ツアー15人の皆さんが
フエ空港へ到着。


ホテルまでのバス車中でソン君が正確なフエの紹介を
行っていた。事前にしっかりと勉強していたことが窺える。



ホテルに着く前に「フォー」専門店へ。

米麺(フォー)の豚肉入り、鶏肉入り、ミックスなどを
食べる。今回のツアーは、食文化の探求も一つの
訪越テーマになっている。学生の皆さんは、唐辛子や
香草に挑戦していた。「食わず嫌い」の学生さんは
いなかった。どの学生さんも積極的に香草・唐辛子や
フォー(ベトナム米麺)に挑戦していた。

午後8時は過ぎに「フォー」の夕食を終え、投宿するホテルへ。

私は歩いて宿舎へ。


投稿者 koyama : 2015年02月27日 18:02

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