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2014年08月18日

大極さん来訪:「子どもの家」退所式

快晴  猛暑。

午前5時半起床。

午前7時朝食。

「フォー・ガー(鶏肉米麺)


午前8時過ぎ、針灸の大極さん親子がベトナム事務所
来訪

これから約1週間、「子どもの家」の子どもたち、スタッフ、
ベトナム事務所スタッフ、各地の障害児などへの
施術を行ってくれる。


大極親子に挨拶するソン君


午前11時半、昼食。

「肉団子入り小麦粉うどん」


午後3時、「子どもの家」へ。

3人の正式退所式を行う。

「子どもの家」にある戸籍を親などの戸籍に公式に
移す書類に親がサインをする。

(1)BAさん

2004年 に14歳で入所。現在24歳。
フエ看護専門学校を卒業。看護師の資格を取る。
現在、看護師の職場を見つけながら、当面、
レストランで仕事をしている。
月給は、250万ドン(日本円12500円)。

父親(農業:55歳)。複雑な家庭の事情あり。

(2)ホア君

 2005年入所 現在23歳


 14歳から23歳の今まで「子どもの家」に在籍。
フエ科学大学地質学部卒業。
 現在、民間建築会社で助手ををしている。
 給料250万ドン(12500円)

 フーバイ空港付近の農村で母親と同居するとのこと。
ホア君の入所時には弟2人の3人で入所した。

現在弟は フエ高等技術専門学校在籍
3男は高校1年生。

母親は農業。

母親のことば。

長男が自立したので、家族4人で一緒に生活したい、
とのこと。

(3)フオンさん

11年前に入所。15歳の時。現在26歳。
フエ医科大学を卒業し、フエ医科大学助手。
8月末に韓国政府の奨学金でソウル大学医学
大学院に2年間留学する。
2年後には、フエ医科大学の公式助手→助教授のコース
に入るとのこと。歯学学科。

午後5時前、「子どもの家」を退去し、タクシーで
日本料理店経由宿舎へ。
父親はシクロの運転手をしていたが、急死。
母親はどこかえ行ってしまった。

両親がいなくなり、フオンさん、次女のホンニーさん
長男の3人が2003年に入所した。

同時に入所した弟は、フエ農業大学。

妹のホンニさんは、フエ医科大学(「子どもの家」在籍)

午後5時過ぎ、退所式を終え、「子どもの家」から退出
しようとした時、突然「変なおじさん」ことと『リー君』登場。

何故、私が「子どもの家」にるのかを知ったのか?
訳のわからない独特な「臭覚」と「情報網」を持っている
ようだ。


バオミンさんと日本料理店経由で宿舎へ。


午後6時、宿舎から徒歩で日本料理店へ。

午後6時過ぎ、笠井先生と日本料理店の
子どもたちとのお別れ会。
笠井先生は、明日の飛行機で日本へ帰国。

日本料理店の子どもたちの写真などを
網羅した色紙を贈呈する。


笠井先生の3週間のサポートに心から
感謝したい。「言うは易し、行うは難し」。

笠井先生は、3週間、日本料理店に来て実際に
日本料理店のサポートをしてくれた。

日本と違った環境である。
日本料理店の子どもたちとの認識の違いもある。
(これは、歴史と風土の違いでもある)
そうした違いを超えて、3週間日本料理店を支援して
くれた功績は大きい。

笠井先生(奥井さん)の活動を是非知ってもらいたい。
実際、現地に来て活動すれば、文化の違い、歴史の
違いなどで大きな違和感を感じ、数日で帰国して
しまう人もいる。笠井先生(奥さん)は当初、そうした
違和感を感じながら、日本とアジアの国との
平和・友好活動のために「一定程度我慢」をし、
一定程度妥協をし、一定程度、ベトナムから学び、
3週間の日本料理店での支援を行った。

心底、感謝したい。

その後、日本料理店来店の大極さん親子と
午後9時過ぎまで懇談。

午後9時半、徒歩で宿舎へ帰宅。

明日は、ビザを取るための「健康診断」。

日本料理店でビールと純米大吟醸を飲む。

午後10時前宿舎へ帰り、更に今日の
「おさらい」をする。

純米大吟醸が飲みたくて福島県二本松の
「奥の松純米大吟醸」を飲む。美味しい。


支援者の森田さんの差し入れである
「まぐろの酒盗」と桃屋の「いか塩辛」
で飲む。「奥の松」の純米大吟醸は
澄んだ味でありながら、濃があり、
適度の甘さがある。

日本酒が進む。体に悪いと言う意見は
正当な意見であるが、生身の人間は
必ずしも正当な意見を正しいとは思えない。
今、この瞬間の安らぎを求める。

私は心臓が悪いので血圧には厳しい注意を
払っている。「桃屋のイカの塩辛」や「まぐろの酒盗」
などは、塩分が多いので、絶対におつまみにしては
いけないものである。

投稿者 koyama : 2014年08月18日 19:15

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