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2014年07月15日
ねずみ騒動;内田さん来訪
快晴 猛暑
午前7時朝食を摂ろうとしたら、料理を作ってくれている
センさんが、『バス・ルームに仕掛けておいた「ネズム捕り」
にねずみがかかっているが、私はネズミが怖いので、
先生、ネズミをネズミ捕りから取り出し、殺して欲しい』
とのこと。
飛んでもない無理強いする注文である。
自慢ではないが、「蜘蛛と蛾とゴキブリとネズミ」は
絶対的に『怖い』のだ。
センさんは、私をバスルームまで連れて行き、
「ここにいる、ここにいる」と教えてくれた。
昨夜、「ネズミ捕り」の餌に釣られて、かごの中に
入ったものと思われる。必死に外にでようして
昨夜相当暴れたようで、「おしっこ」を相当した
ようで、異臭がただよう。
私もセンさんも「バスルーム」から遠く離れて、
ぶるぶる震えているかに見える状況と
相成った。何か良い方法がないか考え、
この際、困った時の「バオミン頼み」と決め込み、
バオミンさんに電話。ソン君に特別使命を与える。
直ぐにソン君がオートバイで助っ人に来てくれる。
先ずは、「ねずみ君」だか「ねずみさん」だか知らないが、
ネズミの「検分」。
ネズ公がふたを突いて逃走を図る。
私が「ゴキブリジェッターをぶっかけよう」と提案。
自分では、怖くてネズミの側にいけないので、
ソン君にゴキブリジェターを渡す。かなり大量に
かけるが、ネズ公は、元気溌剌状態で、かごの中で
暴れまわっている。万策尽きる。
ソン君が「水攻め」を思いつく。シャワーをかけて
窒息死を狙ったが、敵の方が一枚上手。
平気の平左。
次にこれしかない「バケツ」に水をいれ、『溺死』攻撃を
加えるが、水量が少なく、これも失敗。
最終的にソン君が、大きなビニール袋に「ネズミ捕り」
ごと入れて、どこかへ出て行く。大きなバケツにミスをいれ
そこに「ネズミ捕り」を完全に水没させる作戦のようだ。
ネズミ捕り物帳の一幕(異臭付き)を見て、直ぐに
朝食となる。
朝食「チャオ・バイン・カイン」(小麦・キャッサバ手打ちうどん)
気持ち悪く、胸がつかえて「朝食」が喉を通らない。
センさんが、バスルームの中に漂う異臭を掃除してくれる。
今朝の朝食は「ネズミ捕り騒動」つき、朝食であった。
しばらく気持ちを落ち着けるため、読書。
読書「マッカーシズム」(岩波書店)
レッドパージや赤狩りに狂奔したマッカーシー。
口から出る言葉はほとんどが「嘘」。
テレビで極端なことを言い、アメリカ国務省は
共産主義者の巣窟だ、その資料を持っているなどと
もっともらしいことを言い、国民の人気を一時取り付けるが
最後は、没落。
大阪の橋下市長と共通する性格を持っている。
午後11時半、昼食。『精進料理風ブン麺」
1時間程昼寝。
午後2時45分徒歩でベトナム事務所へ。
バオミンさんと8月2日「20周年式典」の運営の
仕方とその前後の日程等を詳細に打ち合わせする。
午後5時45分。日本料理店へ。
今日からトゥオイ店長が出勤。3日間、お子さんが
発熱し、面倒を見るため日本料理店を休む。
トゥオイさんの休みに伴って、日本料理店も
休店していた。
富岡先生は、日本語学校の授業で遅れる。
川原先生は、体調を崩し、バオミン・ホテルで寝ている。
石井君が夕食を持っていく。
フエ空港に到着した内田さんと出迎えのソン君一家が
午後6時半頃、日本料理店に立ち寄る。
内田さんの無事フエ到着に一安心。
今日は、8人の来客があり、厨房は戦争状態。
日本人2人、オランダ人4人、国籍不明2人。
お子さんが体調を崩し、3日間休んでいたい店長の
トゥオイさん。心持ち「痩せていた」。
午後9時過ぎ、閉店。
長い1日だった。
投稿者 koyama : 2014年07月15日 16:10