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2013年09月15日
終日、秋以降のJASS活動の計画
午前10時起床。
昨夜、飲みすぎた。
昼食を摂らず(摂れず)、午後2時まで
JASS関連の仕事。
午後2時から1時間昼寝。
読書「大正デモクラシーの群像」(岩波書店)
石橋湛山。自民党総裁。首相も歴任。
戦時中、今日の日本国憲法の基本的な
問題について主張している。
石橋湛山は、①主権在民 ②対外侵略・帝国主義侵略
に反対していた。自ら発行している「東洋経済新報」で
上記の私論を展開。日本がアジア・太平洋戦争に
突入した時点で「徹底した個人主義」「平和主義」
「反帝国主義」「反戦主義」の主張を行っている。
戦後も日本共産党委員長野坂参三が中国から帰国した
際の歓迎実行委員会に名を連ねている。
自民党総裁となり首相になった直後に死亡。
日本国憲法がアメリカの押し付けと主張する
論議もあるが、石橋湛山のように戦時中から
今日の日本国憲法の基本的原則については
主張している保守派の人間がいたことは
心にとどめて置く価値のある事実である。
。戦後、戦争犯罪人に指定される。
今日の安部首相・下村文科相などを見ている
と、基礎的な知識・教養の欠如を痛感する。
ふた昔程前の自民党には、石橋湛山を彷彿と
させる一グループがあった。松村謙三、
松田竹千代、宇都宮篤馬・・・・。
今の自民党は二世議員が多いのか?
戦争体験がないのか? 金太郎飴議員
ばかり。骨のある人物がいなくなった。
古賀誠、野中務、河野洋平、加藤紘一など
政治的立場は違うが、平和という一つの共通項を
共有していた人々もいたが、最近相次いで引退
してしまった。安部・下村などは単細胞的に
「中国封じ込め」に狂奔している。
国民の反中国感情を一層刺激し、紛争を拡大する
路線は、非常に危険である。
この1年間ほどで世界史通史の2種類の本を
読んでみたが、世界史上の紛争は、基本的には
「外交」が基礎になり、その延長線上に軍備が
存在している。しっかりした外交が出来ないまま
「集団的自衛権 云々・・・・」などと言っても
噴飯物である。
第2次大戦で『犬猿の仲』であった、ドイツとソ連が
不可侵条約を結ぶなど、外交は不可思議な面を
包含しつつ、日夜「水面下」で進んでいる。
世論は、危険なものを含みつつ存在する。
アジア・太平洋戦争の発火点であった、日本の
シンガポール侵略。日本国民は、「提灯行列」
をしてシンガポール陥落を祝っている。
国民の「熱狂」も怖いものである。
最近では、「小泉郵政改革・構造改革」への
熱狂。
夕方以降、今後のJASSのあり方等を
私的に検討。
投稿者 koyama : 2013年09月15日 20:32