« 成田→ホーチミン→ダナン→フエ (帰国) | メイン | 当面の諸課題について協議する »

2013年04月10日

当面の諸課題の打ち合わせ

午前6時起床。

午前7時朝食。「精進ブン麺」。
今日は旧暦の3月1日。
フエでは多くの人たちが精進料理を食べる。



午前9時、ベトナム事務所へ。

マレーシアに永住している日本人と日系
アメリカ人ご夫妻とお会いする。英語のガイドブック
「ロンリープラネット」を読んだとのことで来訪。
アメリカやマレーシアなどの話をする。
アメリカに住んでいたそうだが、あまりの格差の
大きさに嫌気をさし、マレーシアに移住した
とのこと。寄金を頂く。

その後、バオミンさん・税田さんと当面の
諸問題について打ち合わせ。

日本の支援者Kさんから石井君の大好物である
カマンベールチーズを頂く。税田さんにもって
帰ってもらい石井君に渡してもらう。


午前11時半まで3人で当面の諸課題に
ついて突っ込んだ打ち合わせをする。

午前11時40分、ベトナム事務所を出る。
事務所の入り口でリー君と会う。
「今日は、午後6時から飲みましょう」とのこと。
「彼女を紹介する」と豪語。

午後12時15分、昼食。
「鶏肉のおじや」


その後、。2時間程昼寝。疲れた。

昨日の火炎樹日記を書く。

午後5時頃、ホーチミン市の日系観光会社から電話。
先日、この会社からベトナム事務所にメールが入る。
「日本の何とか〔詳細不明〕という学校がフエに行くが
あなたの子どもたちの施設は、何が出来るか
回答して欲しい」とのこと。
日系会社名も訪問する学校の紹介も何を目的に
「子どもの家」訪問をしたいのかもかかれていない。
大変失礼なメールだった。
バオミンさん宛てに来たメールだが、非常識
そのもの。バオミンさんに話し、メールを
送ってきた人に私の携帯を教えるようにお願いする。
メールの送り主からの電話。

最初は、若い女性からの電話だったが、埒が
あかない。
観光会社名も訪問する学校の日本語名も
何も書かずに、突然、「子どもの家」を訪問するが
「子どもの家」で何が出来るか?との不躾な
質問。

私はこの担当の日本人の女性に「あなたの会社は
何様ですか?」 勝手に「子どもの家」に来ると言って
連絡してきて、「子どもの家」では何が出来るか?
などと質問するその精神構造に唖然としたと
話すが、この女性、私の言っている内容が理解
できないようだ。人間の感性と能力の問題。
ホーチミン市の日系観光会社の責任者に
代わってもらう。

私「あなたの会社のツアーに子どもの家へ
来て欲しいなどと頼んだことはない。あなた方が
勝手に子どもの家に来ると言っているだけのこと。」
「子どもの家は見世物小屋ではない。きちんと
訪問の趣旨と意義があれば、日本の若者の
訪問を受け入れるが、貴社は傍若無人。
自己紹介も自分の会社名も明かさずに
お前の所に行くが、何が出来るのか言え との
態度は常識を逸脱している。
「どこの社会に自己紹介もなく、勝手に相手の家に行く
などということが通用するのか?」
と詰問する。

日本社会の「人間能力が低下している」と
言われているが、このホーチミン市の日系
観光会社の知的水準・社会的認識水準の
低級さに驚く。フエで20年間活動し、多くの
日本の若者を受け入れてきたが、こうした
自己紹介もなく、名も名乗らずに一方的に
JASSの「子どもの家」に行ったらら何が出来るか
言えとの態度は、傲慢そのもの。
ホーチミン市の日系観光会社の責任者と名乗る
人物に強く抗議をする。
「JASSはあなたの会社の子分でも僕(しもべ)
でもない。あなたの会社の命令を聞く立場にはない」
「あなたの会社とは関係ないNGO・NPO組織である」
「貴社が何を考えているのか? 貴社がどれだけ
大きな会社かは知らないが、そうしたことはJASSとは
関係ないこと。子どもの家を訪問したいのなら、
人間としての最低の常識である自己紹介と訪問目的
をきちんと相手に伝えるという社会常識をわきまえた
行動をすべきである」と話す。

20年間フエで活動し、段々とこの種の社会常識
を弁(わきま)えずに行動する会社が増えてきている
ことは認識していたが、今回のホーチミン市の
日系観光会社は「地球は自分たちを中心に
回っている」と考えているようだ。
幼児性そのものから脱皮できない人間の集団と
思えた。この種の人間にいくら「自己紹介もしないで
相手に質問するのは間違っていますよ」と
言っても「そのこと自体を理解する最低限の
知的能力がない」と思えてならなかった。
この種の人たちに何を言っても通じない
世の中になってきたのかと、一抹の寂しさを
感じた。

午後6時過ぎ、日本料理店へ。
子どもたちが、スルメを焼いてお酒の
おつまにしてくれたものを贈呈してくれた。
感謝。

その足でいつものリー君の待っている路上の
ような大衆酒場へ。

リー君の電話のように「彼女」を連れて来ていた。


24歳だという。

喫茶店でリー君から声をかけて知り合ったそうだ。

何とか結実するといいのだが・・・・・。

また「フーテンのりーさん」にならないことを
祈るのみである。

投稿者 koyama : 2013年04月10日 19:33

コメント