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2011年12月14日

フエ市人民委員会外務部長懇談

午前6時起床。雨 寒い

午前7時朝食。「蟹ブン麺」

今日は兄「小山一義」の命日
1945年12月14日2歳で死去。敗戦後中国からの
「引き上げの途中」で栄養失調もあり急性肺炎で死亡。
今年で66回忌。
兄の死は永遠に「日本の敗戦」の年とともにあり、年忌は、
常に日本の敗戦・日本のアジア・太平洋侵略戦争と連結している。
生きていれば、68歳になる。既に兄のことを思い出す
人間はほとんどいなくなった。両親や両親の兄弟・姉妹も
ほぼ全員死亡している。せめて、この世の中で私一人でも
兄の「想定外」の死を思い出し、慰霊の気持ちだけは持ち続けたい
ものである。そうでなければ、兄は浮かばれない。

私は兄の死という事実をこどもの頃から考えていた。
結局、国家は信用ならぬ存在という結論に達していた。

今回の福島原発問題の経過を見ると再び、兄と同じような
こどもたちの犠牲者が出ている。
国家が「大丈夫」と言ったときは、「眉毛に唾をつける」必要あり。

午前9時45分、雨の中、バオミンさんがオートバイで迎えに
来てくれる。

午前10時、フエ市人民委員会外務部長ニエン氏と懇談。
当面の諸問題について協議。

午前11時半、昼食  「マカロニスープ」

午後2時間ほど昼寝。

その後、大量の文書を作成する。


投稿者 koyama : 2011年12月14日 11:35

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