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2011年09月22日

フエ市人民委員会外務部長・副部長と懇談

午前中、豪雨。午後、小雨。夜豪雨。1日中雨だった。

午前7時朝食。青豆のおかゆ。小魚の甘辛煮。茹でたキャベツと
ニンジン。


午前8時過ぎ、バオミンさんが来る。隣の家の「おじさん」の
状況を聞く。はやり、昨夜、脳溢血で亡くなったとのこと。
明日から通夜・葬式。53歳だったそうだ。

バオミンさんに頼み花輪を出し、明日、弔問することとする。

午前8時半、フエ市人民委員会外務部へ。

ニエン外務部長、ホアン副部長、私、バオミンさんと
懇談。ホアン副部長とバオミンさんは、18年前、フエ師範大学
日本語クラスで私が日本語を教えた第1期生。

2012年4月、フエで開催する「世界歴史都市連盟総会」の
主催者であるフエ市人民委員会として、「総会」をどのように
成功させるかを協議。


豪雨の中、バオミンさんのオートバイで帰宅。

隣りの家では読経が続いている。

午前11時半、昼食。チャオ・バイン・カイン(小麦粉の手打ちうどん)
大量の生野菜。

読書「現代ベトナムの国家と社会」(寺本実編集:明石書店)

寺本実氏の序章を読む。1975年4月30日の『南部解放』後
の社会主義政策とその破綻の上に成立した「ドイモイ政策」
の過程を概観する。東大の古田元夫氏の論説の紹介版。

9月26日、静大留学生を連れて日本へ。
それまでにしておかなければならない仕事がたくさんある。
この数日で全て仕事の段取りをしておかなければならない。

「フェリシモ」関係の仕事を整理し、必要な部分はバオミンさん
に依頼。

新日本語教師希望者選定問題について考える。

明朝、8時から私とバオミンさん、フーン先生、原田先生で
打ち合わせの予定。


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原発抗議で俳優の山本太郎さんが「佐賀県庁侵入容疑」で
告発され、佐賀地検は告発を受理したそうだ。

山本太郎の告発を地検が受理するのであれば、福島原発の
事故を起こした東電、経済産業省・安全保安院、原子力安全委員会
の斑目氏などこそ、警察・検察は逮捕し、作為・無作為・過失等の
容疑で裁判にかけるべきである。
世界的な放射能事故となった福島原発。数え切れない人々が
現在も真っ当な生活ができないでいる。これから何十年も
何万年も影響を与える事故を起こした彼らこそ、起訴し、
裁判にかけ、断罪すべきだ。ついでに欠陥原発を作った
東芝などの会社も製造者責任を問うべきだ。
「原発」だけに「厳罰」に処すべきだ。

3月12日に福島原発はメルトダウンしていた。政府は2ヶ月後に
国民にその事実を知らせた。菅首相・海江田経済産業大臣などを
「虚偽申告罪(があるかどうかは知らないが)」で起訴すべきだ。
福島原発問題で、未だに誰一人司直の調査を受けていないのも
おかしな我が日本である。いざという時に「責任者が出てこない」
「責任を取らない」我が国である。


文部省の「中央教育審議会」があった。文部大臣が
挨拶。これからは、こどもたちが自ら「自分を守る教育」
が必要と挨拶し、中教審の答申に反映するように
言ったそうだ。
馬鹿馬鹿しい話である。まずもって、こどもたちを守るのは
文部大臣の責任。福島だけでなく多くの地域の放射能汚染、
こどもたちへの影響、甲状腺がんなどでおびえている親子が
たくさんいる。これらのこどもたちをこそ、助けるのが、文部大臣
の仕事なのだ。とうとう、文部大臣がこどもたちに『自分は自分で
守るように』などと、文部大臣の職務さえ、こどもたちに押し付ける
時代になってしまった。

文部大臣が挨拶した中央教育審議会では、「責任はとる」
という「高級官僚、政治家、御用研究者」などへの教育提言が
必要である。

野田首相が国連で「福島問題」を報告。

福島の全ての教訓を世界に発信すると言っているその言葉の
裏で、3月12日にメルトダウンした福島原発を2ヶ月間国民に
隠していたことは国連で報告していない。今でも東電は、
福島原発の客観的な資料を国会にさえ提出していない。
国内で「公開していない」原発事故を世界に公開できる訳がない。
国連での野田演説は、原発の再稼動の表明でしかない。
福島原発事故を真摯に反省し、教訓を汲み取り、国民の
安心・安全を守るという立場とは、相容れない立場を国連で
表明した野田首相。本性が表れた国連での演説だった。

パレスチナの国連加盟を支持する。
アメリカは拒否権を行使すべきではない。


投稿者 koyama : 2011年09月22日 16:19

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