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2011年07月07日

参議院予算委員会を見る

快晴

午前7時朝食 「青豆のおかゆ」と魚の甘辛煮、キャベツと
ニンジンの茹でたもの。

午前中、参議院予算委員会を見る。

多数のメール受信・返信


午前11時半、昼食。ご飯・野菜スープ、魚、野菜サラダ


猛暑。とにかく暑い。

1時間ほど、横になる。

読書「氷川清談」(勝海舟著:角川文庫)

勝海舟の晩年の人生訓の話。
基調は「生半可な知識などよりも「正心誠意」が大事だという
ことに尽きる。人間は出世欲、金銭欲が強い。そうしたもの
を排する人間になる必要がある。
50年先の世の中を考えて、今の行動をするべきだ。
自分のためではなく、世の中のため人のために生きることを
自分の信念にしていた・;・・・・などなど、参考になる。

午後3時半から徒歩で「BIC C」と言うフエ最大のスーパーに
いく。片道徒歩で40分。硬いチーズを買う。
往復1時間半。宿舎に戻ったら衣類は汗でびしょびしょ。

ピースインツアーと電話で打ち合わせ。

バオミンさんからのメール。いくつかの点について返事を出す。

九州電力の社長が辞任すると言う。
九電社長の「クビ」と引き換えに「ヤラセメール」問題などを
帳消しにしようというようだ。九電の社長の「クビ」はそれほど
重いものではない。社長のクビは、それほど意味がないこと。
何故、「やらせメール」をしたのかを会社を上げて徹底究明
すべき。社長が関与している公算も大である。昨日の
記者会見を見ていて感じた。

東日本大震災で日本赤十字社など4団体に寄せられた義援金約2947億円(7月6日現在)のうち、実際に被災者まで届いたのは約2割の約596億円にとどまっていることが7日、厚生労働省の集計で分かった、と報道されている。

被災者に届かないのは、地元自治体が壊滅したり、職員の
手が足りなかったりするからだと、今日の参議院予算委員会で
厚生労働大臣が説明していた。

厚生労働大臣の言っていることは、事実かもしれない。
しかし、義捐金を出した人たちは、日赤を信用して
拠出しているのである。自分たちは、自治体まで届ければ
終わりとしてる日赤などの姿勢は、およそボランティア精神に
欠けるものである。
日赤は、善意の寄金をもらったのであるから、最後まで
寄金者の気持ちに答え、被災者まで届ける義務がある。
決まりだから、地方自治体まで届ければ、日赤の任務は
終わりとしている日赤の「ボランティア精神の欠如」
「親方日の丸」体質、あえて言えば「ボランティア貴族」
体質の改善が必要である。
私たちはフエ市人民委員会と共同して「東日本震災支援集会」
を開催し、120万円(日本の価値で1200万円)もの大金を
ハノイの日本大使館に寄付をした。日本大使館から日赤に
フエの市民などの義捐金は送られた。3ヶ月以上たった
今でもまだ、被災者に届いていない現状に日赤が何もしていない
ことに怒りを感じる。「これ以上は俺たちの仕事ではない」と言いたい
のだろうが、義捐金を送った人たちは、日赤を信用して寄付を
しているのである。最後の被災者まで届ける義務が日赤にはある。
法的な義務かどうかではない。ボランティア精神に則った
道義的な義務がある。
それができないのなら、最初から「私たちに義捐金を送っても
被災者には直ぐに届きません。私たちの任務は、地方自治体へ
配るまでです」とはっきりと明示すべきである。
少なくとも私たちJASSは寄金や支援物資は、最終的に
どこの誰に届いたのかを写真にして寄贈者に送ることが義務
だと思っている。
今回の大震災で日赤という組織の親方日の丸、ボランティア貴族
振りに唖然としている。

投稿者 koyama : 2011年07月07日 11:06

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