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2011年04月08日
ナムドン山岳少数民族「トゥオンロー小」へ500色・色鉛筆を届ける
朝、7時 気温22度 湿度90% かなり寒くなる。
日中は30度以上。
午前7時朝食。チャオ・バイン・カイン(小麦粉の手打ちうどん)
午前8時過ぎ、徒歩、ベトナム事務所へ。
ハンさん・富岡先生・フエ高等師範大学教育実習生の3人と
一緒にナムドン山岳地帯へ。
「フェリシモ」の500色の色鉛筆を届けに行く。
フエから車で1時間半。山岳地帯に入る。
山岳地帯の中腹にある「カトゥー族」の「トゥオンロー小学校」へ。
こどもたちが校門で出迎えてくれる。
「トゥオンロー小学校」の校長先生に500色の色鉛筆を渡す。
500色の色鉛筆を説明する
500色の色鉛筆を並べ、好きな色鉛筆を取って絵を描いて
もらう。
こどもたちは思い思いの色鉛筆を使って絵を描く。
画題は自由。
ある男の子が「日本の大地震・津波」の絵を描き出す。
ベトナムのテレビで報道された映像を想像して描いている
と思われる。
ベトナムの山岳少数民族のこどもたちにも日本の
大地震と津波の大災害は大きな衝撃を与えている。
少数民族のこどもたちの心にも大きな「傷」を与えている
ように思われる。
水色は「大きな津波」を表している
5年生の男子の描いた日本の津波の絵。
「逃げる人間」「逆さまになっている自動車」を描いている。
上に普通の自動車。下にひっくり返った大型車。
こどもたちはベトナムでこのような情景を見たことはないはず。
日本の地震・津波、そしてその後の大きな被害は世界中の
こどもたちの心をも傷つけているように思われる。
ハンさんの通訳で校長先生と話し合う。
教室には、「マルクス・レーニン」の肖像が飾ってあった。
同時にホーチミンの石像も飾ってある。部屋の上には
「ベトナム共産党は永遠」との標語が書かれている。
また、ベトナム国旗とベトナム共産党の党章が飾られている
帰りにお土産を頂く。校舎の裏にあるバナナ畑から取れた
大量のバナナを頂く。
12時近く、トゥオンロー小学校を退出する。
偶然、地球の歩き方スタディーツアーで交流する際、
カトゥー族の伝統踊りを披露してくれる少女たちに出会う。
学校の帰りとのこと。
午後4時20分から午後5時過ぎまで突然の停電。
日本の「計画停電」も大変な事態だが、ベトナムでは
「無計画停電」が常習化している。
突然の停電は本当に困る。昨年は半年近く「無計画停電」
があった。突然朝6時に停電し、何時に電気が点くか分からない
毎日が続いた。仕事の計画がたたない。
今日はいつまで停電が続くのか? 40分ほどで電気が点いた。
お蔭様で火炎樹日記、メールの送受信が出きるようになった。
投稿者 koyama : 2011年04月08日 20:21