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2011年03月22日

東日本大震災支援日越共同集会

終日雨。寒い。

午前6時起床。体がだるい。

午前7時朝食。チャオバインカイン(小麦粉の手打ちうどん)

午前8時半、徒歩でベトナム事務所へ。

バオミンさん・原田先生と静岡大学入試の諸準備等の
最後の打ち合わせ。3時間。

午前11時半、昼食。春雨麺。

昼食後、1時間ほど昼寝。その後、ボーッとしている。

午後3時、バオミンさんがオートバイで宿舎へ迎えに
来てくれる。

バオミンさんと一緒にフエ市人民委員会へ。

フエ市人民委員会の役員の方たちと「東日本大災害支援
集会」の進め方について打ち合わせ。
主催はフエ市人民委員会とJASS。


1・司会者挨拶(フエ市人民委員会事務局長)
2.参加者紹介
3・ THANH(タイン)副市長挨拶
4・地球の歩き方スタディーツアー参加者日本報告
5・参加者全員の寄金
6・主催者のお礼の挨拶(閉会)小山

午後3時40分、「日本の大地震支援集会」開会。

司会者(フエ市人民委員会事務局長)より本日の
「日本大地震支援集会」参加者の紹介。


今日の集会参加者は120名。

ーフエ市 副市長
- フエ市議会 副議長
- フエ日本酒工場代表
- フエ水道局
- フエ環境管理局
- フエ医科大学
- フエ高等師範大学
- QUOC HOC高校
- HAI BA TRUNG高校
- PHAN DANG LUU 高校
- NGUYEN HUE 高校
- PHU LUU 小学校
- フエ財政部
- フエ市立病院
- フエ市国際交流センター
- フエ市内務部
- フエ市 司法部
- フエ市役所のスタッフ
ーJASSベトナム事務所スタッフ全員
ー地球の歩き方スタディーツアー参加者全員
- フエ市テレビ局
- フエ省 放送局
- フエ省 テレビ
- フエ新聞

始めにTHANH(タイン)副市長の挨拶。

「日本で起こった地震にフエの人々は大変驚いている。
 今日の集会は日本の大地震で亡くなった方々への
 お悔やみの集会でもある。同時に日本とベトナムの団結を
 強める集会だ。今日はJASSと共同で集会を開いた
 が、今後、参加の各機関で引き続き、日本を支援する取り組み
 を進めて欲しい。
  今日の集会が日越友好の表れである。小さな取り組みだが
 こうした取り組みを真面目にすることで、日本人の困難を
 乗り越える勇気を私たちも学んで行きたい。
  私は2日前まで日本へ行っていた。東京で大地震に
 遭遇した。すごく揺れて驚いた。毎日、日本のテレビで
 避難した人たちのこと、原発に水をかけている人たちの
 勇気と日本人の団結を知った。日本人の礼儀の正しさ、
  困難の中でも混乱せずに行動する日本人を知った。
 今日の集会で、参加者は月給の1日分を寄金して
 欲しい。また、皆さんは各機関、学校、病院などの
 代表者である。この集会後、各機関で必ず日本支援の
 取り組みを大きく進めて欲しい。
  フエで長年活動しているJASSとフエ市人民委員会
 は共同して、被災地復興に微力ではあるが、協力して
 行きたい。」

続いて、地球の歩き方スタディーツアーの参加者の代表の
女子大生の方が日本の現地報告。

3月11日に起こった地震と津波について上手にまとめて
発表していた。同時に停電や様々な困難な中でも日本人は
頑張って困難を乗り越えていく決意を述べる。

参加者全員が、「東日本大地震被災者支援金」
を寄金する。

副市長

フエの各機関の代表者が並んで寄金の順番を待つ。

ベトナム人の温かい心と寄金で被災者を支援しようとの
気持ちに心から感謝したい。

立派な言葉を100万回言うよりも、実際にこうした支援集会を
開き、寄金をしてくれるフエ市人民委員会とフエ市民に
感謝したい。

「子どもの家」のセン運営委員長も寄金。

次から次と参加者のベトナム人の寄金は続く。
参加者はけして「義務感」で参加しているわけではない。

地球の歩き方スタディーツアーの参加者も寄金

最後に主催者を代表して私がお礼の挨拶


日本支援の集会参加者へのお礼と日本の状況を述べる。

最後にJASSベトナムとして1000ドルの寄金をフエ市副市長に
渡す。

午後4時20分閉会。

今日の取り組みは「小さなもの」である。
私たちは、今フエで何が出きるかを考えた。
第1弾は、ベトナム事務所員・日本料理店スタッフ・
「子どもの家」スタッフ・こどもたちの「頑張れ日本」
への署名と寄金を行った。

今日は第2弾。フエ市人民委員会とJASS共催で
フエの公的機関関係者の大きな集会を開き、
今後の「日本の大地震被災者支援」活動を更に
進めて行きたいと決意している。
フエ市人民委員会と共同の集会を開くには、
様々な困難があった。詳細は省略。
この1週間ほどは、本日の集会のためにかなりの
労力を使った。小さな集会と言えばその通りなのだが、
それでも社会主義国の人民委員会・共産党と共同して
「日本の大地震被災者救援集会」を開くまでに
話を進め、実際に集会を開くと言うことは、
「言うは易し、行なうは難し」である。
今日の支援集会が成功したことを嬉しく思う。
日本の被災者の皆さんが寒い避難所で苦しい生活を
していることを考えると、更に日本の同胞の皆さんへの
応援をして行きたいと思っている。
避難所で寒さと飢えの中で頑張っている被災者を
見ると涙が出てくる。自分のいる場所で自分の
できる小さなことでもやって行きたい。
人生の途中で「津波」にさらわれ、人生を終えざるを得なかった
多くの人たちの「無念な」気持ちを考えると、今、自分が
生きていることの意味、自分が「東日本大地震」の残したものに
どう対処していくのか?を深く考えてしまう。


午後6時半から日本料理店で地球の歩き方スタディーツアー
の皆さんと夕食会を行う。

夕食会は原田先生の司会で始まる。

接客係りのグエットさんとリー君の「メニュー紹介」

まだ波のあるリー君ではあるが、波が大分小さくなってきた。

今晩のメニュー

団長さんの乾杯の音頭

カボチャのつるの炒め物

鶏のから揚げ


約2時間の夕食会の締め。日本料理店スタッフの
自己紹介


午後8時過ぎ、閉会。

参加者全員の記念写真



外はかなりの雨。

今日は密度の濃い1日であった。

投稿者 koyama : 2011年03月22日 18:36

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