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2010年12月18日

ベトナム事務所員会議:「子どもの家」へ:東京の会「バンベー郵送作業」

晴天 気温は低い。

午前6時起床。

午前7時朝食。フォー。


午前7時45分、バオミンさんから電話。体調が悪いので
今日は休むとのこと。

頭痛など完全に風邪の症状。フエのかなりの人が、
同様の症状で苦しんでいる。土日、ゆっくりと養生する
ように話す。


午前8時、徒歩、ベトナム事務所へ。

午前8時半、ベトナム事務所員会議。

(ソン)12月ツアーの準備
    ナムドン郡への連絡
    スタディーツアー等の車の予約
    2011年の日程の計画
    原田先生のビザ取得

(原田)2階会議室の清掃・整理
    特進2・3クラス
    特進2は、ニフィー試験のセンター試験問題
    特進3は日本人教師3人で授業を見せ合う。

(古竹)フエ高等師範大学2年生・3年生会話テスト 朝6時45分から
    3年生は会話が上手になってきた。
    1年生は2・3年生のテストで教室が使えなくなり、
    代替教室を大学側が用意していなかったので困った。
    特進3は、順調に授業が進んでいる。今後はもう少し
    ペースを上げて授業を進めるつもり。

(フーン)日本語学校初級2回授業
     資料の整備
     授業の準備


(富岡)日本語学校中級ー漢字が難しくなった。撥ね・止め・
     払いなどを注意しながら教えた。  
     既学習の漢字を忘れてしまう生徒もいる。

(土井)特進2 1回授業  特進3 2回授業。
     古竹・原田先生と授業を見せ合う。
     フエ高等師範大学2年生の会話テスト

(ハン)JASS静岡のハノイのホテル予約
    2011年1月のスタディーツアーのホテル予約
    ベトナム事務所・ブライセンなどスタッフの給料支給の
    準備
    ベトナム事務所の11月12月の会計帳簿の整理

(フオン) 特進3 8・9課
      日本語学校中級定期テスト準備

(アン)「フェリシモ」関連 日本へ品物を送る準備
    函館の会の川人さんから絵画展に出した「子どもの家」
    のこどもたちへ賞状が届いた。

(小山)当面の諸問題について



里親から送られてきたクリスマスプレゼントが届く。

ハンさんと「子どもの家」のトイレ修理・絵画教室等の
戸棚や机購入について話し合う。

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大体同時刻頃日本では、「JASS東京の会」を中心に
13人の方々が集まり、「ベンベー38号」の郵送・発送作業を
していた。JASS機関紙バンベーと2011年2月12日の
「現地報告会」のちらしなどを封筒に入れ、郵送先をつけて
袋とじをする。中々面倒くさい単純作業である。
1時間半で1200通の封筒への詰め込み作業を終えたそうだ。
会員の皆さんに届くバンベー38号は、こうしてJASS東京の会
や茨城の火炎樹の会の皆さんなどが「手弁当」で作業をしてくれる
上に成り立っているのである。JASS日本運営委員長の稲垣さんを
はじめ関係者の皆さんに心から感謝したい。
JASS日本の「機動力」には感嘆する。特に圧倒的な「女性パワー」。



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ベトナム事務所員会議終了後、ソン君のオートバイに
載せてもらい、石版屋へ。その流れで、「子どもの家」へ。

「京滋YOUの会」支援の「トイレ改修」「絵画教室・保健室の
机買い替え」の実態を調査に行く。きちんと工事ができていた。

保健室の机と絵画教室の戸棚が古くなったので
買い換える。


「京滋YOUの会」の皆さんの浄財で改装された。
「京滋YOUの会」の皆さんに改めて御礼を申し上げたい。


「子どもの家」から急いでベトナム事務所へ帰り、
徒歩、宿舎へ。


午前11時半、昼食。チャオ・バイン・カイン


午後1時間ほど昼寝。

朝から下痢と吐き気。食欲なし。バオミンさんと同様の
風邪の初期症状か? 特に腹痛と吐き気が強い。


読書「西部戦線異状なし」(レマルク著 秦豊吉訳:新潮文庫)
ドイツの高校20人のクラスで既に7人が戦死、4人が負傷。
1人は精神に異常をきたす。結局、20人中、12人が何らかの
戦争の被害を受けている。

フランス軍との塹壕を掘っての「肉弾戦」の様子が、非常に
リアルに書かれている。第1次世界大戦である。毒ガスが使われ
火炎放射器まで作られている。
弾丸が頭上を飛び交う中を塹壕で2日も3日も待機する。
食料が尽きる。ねずみが這い回る。気が触れた新兵が
塹壕生活に我慢できず、塹壕を飛び出し、肉塊と化す。
最後に退却するフランス兵を追って、肉弾戦となる。
先のとがったフォークのような武器を作り、相手を刺す。
凄惨な場面である。ベトナム戦争関係の本も結構読んで
いるが、戦争の本質は、凄惨な人殺しである。
今もイラク、特にアフガンでも同じことが行われている
のだ。もっと凄惨に。アメリカ本土でテレビ画面を見ながら
ボタンを押すとロケットが発射され、アフガン兵が肉塊と
化すのだ。本書では敵兵を殺した主人公の心の苦闘が
描かれているが、アフガン戦争はそうした心の苦しみもない
ままに、ゲームと同じ感覚で何万キロも離れた「敵」を
殺しているのだ。戦争の本質からすれば進化どころか
更に退化しているさえ思える。

「京滋YOUの会」に「子どもの家」トイレ改修・机・戸棚
購入等の会計報告書と写真の送信を行う。

午後5時。徒歩、日本料理店へ。


午後5時半、日本料理店で夕食。


野沢菜の唐辛子漬け



一度に14人の来客あり。

アルゼンチン人でオーストラリア在住の家族7人。

ニュージーランド家族5人。

ドイツカップル2人。

注文が多岐にわたり、厨房は大忙し。



9時半、14人の来客が帰り、閉店。

こどもたちと夜食を食べる。


リー君以外のこどもたちが帰宅。

その後、大塚さん・リー君・原田先生・富岡先生で
飲む。

午後11時。閉会。

徒歩宿舎へ帰る。多少真っ直ぐ歩けなかった。

投稿者 koyama : 2010年12月18日 13:08

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