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2010年11月14日
終日雨、時々豪雨。
午前7時起床。
簡単なストレッチ。
午前8時半朝食。昨夜の日本料理店の夕食の残りの
「チャオ・バイン・カイン」を温めて食べる。
部屋の掃除。洗濯。
読書「反音楽史ーさらばベートーヴェン」(石井宏著:新潮文庫)
17世紀・18世紀の音楽の歴史、協奏曲・交響曲の「起こり」
を知る。当時の音楽の主流は「声楽」。人間の歌である。
当時の歌手は3オクターブの音域があったそうだ。現在は
2オクターブもかなりきついようだが・・・・。
イタリアでヴァイオリンが発明され、人間の歌と同様の
音域と微妙な音色。
ヴァイオリンを「声楽」の代わりに「ヴァイオリン協奏曲」が
出きる。
更に音楽界の序曲(ざわめき止め)のために交響曲が
出現するが、あくまで絵画で言えば「額縁」。つけたし
である。
午後12時過ぎ、2時間昼寝。
読書「「反音楽史ーさらばベートーヴェン」(石井宏著:新潮文庫)
私は音楽については、全く素人そのもの。
しかし、石井氏は、かなり「過激派」。通説の「大ハイドン・ベートヴェン・
モーツアルト・ブラームス」というドイツ人の音楽家が世界の音楽の
主流としている日本の音楽界に「殴り込み」をかけていることは
分かる。読んでいる範囲では、納得でき、17世紀・18世紀・19世紀
前半の音楽史・楽器の歴史などが良く分かった。
午後5時過ぎ、日本料理店でもらった「冷凍カレー」を解凍し、
ベトナム米を5勺炊いて、久しぶりのカレーライスを食べる。
5勺のご飯が食べきれない現実に愕然とする。
読書「「反音楽史ーさらばベートーヴェン」(石井宏著:新潮文庫)
今年は、諸般の事情で読書があまりできなかった。
毎年、100冊を目標に読書をしているが、10月18日、
フエに戻った段階で、53冊。2009年はこの時点で63冊、
2008年は60冊。
幸い、11月から12月中旬まではスタディーツアーなども
ないので、読書月間とした。時間があれば、読書。現在66冊。
更に読みたい本が20冊ほどある。何とか、年末までに
読了したい。読書は私のベトナムでの活動の知的エネルギー
である。
投稿者 koyama : 2010年11月14日 20:10