« フエ高等師範大学長・副学長と懇談 | メイン | 終日、雨。寒い。 »

2010年11月03日

通常業務

雨・午後曇り

午前6時起床。雨。かなりの豪雨。

簡単なストレッチ。


午前7時朝食。ブンボー。


午前8時半。バオミンさんで電話でいくつかの打ち合わせ。
バンベー38号編集上のいくつの問題・・・・・・。

読書「淳之介さんのこと」(宮城まり子著:文春文庫)

いくつかのメール受信・送信。


筋トレ。少しずつ、筋苦痛が取れてきている。

外は大雨。

午前11時半、昼食。小麦粉のチャオバインカイン。

昼寝。2時間熟睡。

読書「淳之介さんのこと」(宮城まり子著)読了。2003年版。

全編を通して、まり子はそれだけ吉行淳之介を愛していたか
と言うことが良く分かる。
沢村貞子もそうだが、今で言う「不倫」関係で男性を
奥さんから取り上げた形の事実婚。こうした場合、
男性は、沢村も吉行も私から見ると一種の「暴君」の
ように振る舞い、女性がそうした「暴君男性」に身も心も
捧げているという図式である。女性はこうしたものなのか?
などと感心しながら読む。宮城まり子(1933年・昭和2年生まれ)
沢村貞子は、それより少し年上。この世代の人たちの
意識と時代を反映しているのか?
戦後民主主義教育を受けた私たちの世代には、少し理解
出来ないところもある。

宮城まり子は、吉行淳之介の作家としての大成と
良い本がかけるよう、日常生活に細心の努力をしている。
自分のミュージカルの仕事なども犠牲にして・・・・。
静岡に作った『ねむの木学園』も多少、吉行の影響も
あるように思えたが、同時に宮城まり子の性格が
純粋な一直線の少女のようなものだともいえる。
どんな経過にせよ、二人が幸せならば「HAPPY END」なの
だが、本書を読みながら、吉行淳之介の本妻は、どんな気持ち
でどんな態度で二人をみていたのか? 毎月の生活費は
吉行が送っていたと書いてあったが。
本妻さん側の本を読みたいものである。多分、本妻さん側は
そうした「はしたない」ことはしないのだろう。


読書「ジャーナリズム崩壊」(上杉隆著:幻冬舎新書)
2008年版(古本屋で350円)

フリーランスのジャーナリストで上杉氏の体験を通した
既成マスコミ批判。趣旨は、権力の監視人たるジャーナリズム
精神を日本の既成マスコミ(大手)はなくしているということに
尽きる。
最初に槍玉にあげているのが、「記者クラブ」制度。
大手マスコミは企業の談合を紙面で厳しく批判するが、
自らは、記者クラブを作り、フリーのジャーナリストを参入させず、
権力に迎合した記事を各社「横並び」で書いていると批判している。
私もインターネット版であるが、毎日、「朝日」「読売」「毎日」
「産経」「東京」5社の社説を読んでいるが、ほとんどどの社も
同様の内容である。「赤旗」「社民」新聞は、政党なので
独自の見解を書いているが。
時々夕刊紙「日刊ゲンダイ」HPを読むが、日刊ゲンダイが一番
赤旗に近い記事を書き、権力を批判している。


午後5時過ぎ日本料理店へ。

午後5時半、日本料理店でこどもたちと夕食。


おかずは「インゲンの肉炒め」


午後7時頃から来客あり。一度に14人ものお客さんが
入店。

午後9時前まで開店。
全てのお客さんと話す。

ニュージーランド人(2人)
ベルギー人(2人)
フランス人(2人)
タイ人(2人)
台湾人(4人)
オランダ人(2人)

午後9時閉店したが、閉店前にリー君は
どこかへ行ってしまった。友達と飲む約束でもしたのか?
せっかく、しっかりと仕事をしたのに、最後の態度が悪い。
24歳になってもまだ、仕事の最低のルールが心の中に
確立していない。何度も注意をしているのだが・・・・・・。

日本料理店の前の「チュウバンアン通り」には、人影まばら。
隣りの精進料理屋も前のベトナム料理屋も来客は非常に
少ない。我が日本料理店だけは、毎日多くの来客あり。
有難いことである。

投稿者 koyama : 2010年11月03日 17:04

コメント