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2010年09月24日

終日帰国諸準備:休息

終日快晴

午前5時目覚め。

読書「ゆつのひぬにま」(山本周五郎著:新潮社)
9編の短編。江戸時代庶民の生活・感情が良く出ている。
短編「つゆのひぬま」。
「おぶんちゃん、どんなにしんじつ想いあう仲でも、
きれいで楽しいのは、ほんの僅かなあいだよ、
露の干ぬまの朝顔、ほんのいっときのことなのよ」
と岡場所の先輩が後輩にお説教をする場面だ。

午前7時朝食。キャッサバ芋の煮込みうどん。



明日、3人の静岡大留学生を連れて日本へ帰国する。
今日は、その準備。

部屋の掃除。雨季の「カビ対策」。

バオミンさんと不在中のいくつかの打ち合わせ。

洗濯。この17年間の体験で洗濯をしたもの(汚れがない)
には、あまりカビがつかないことが体験的に分かっている。

全ての衣類等を洗濯する。かなりの時間がかかる。

毛布、フトンなどを終日「日光」に当てる。


午前11時半昼食。「マカロニスープ」

その後、2時間ほど「午睡」。昨日のラオス行きの疲れが
出た。熟睡。


午後、引き続き荷物の整理。今回は日本へ帰りそのまま3日間
静岡へ。静岡から直行で「ニュージーランド/シンガポール」へ。
12日間は静岡とニュージー・シンガ旅行で過ごす。
自宅に2泊し、バオミンさんとフエ要人4人が来日。
東京3泊。翌日ニエン外務部長が来日。成田へ出迎え。
ニエン外務部長、バオミンさんを含めて4人の要人と一緒に
奈良市へ。「世界歴史都市連盟総会」出席。2013年、
フエ市が世界歴史都市連盟総会主催都市に立候補している。
中国の揚州市も対立候補として立候補。今回の総会で
2013年の開催都市が決まる。フエ市も「プレゼンテーション」
を行う。私とバオミンさんはフエ市人民委員会のスタッフと
してサポートする。

というような日程の3週間日本滞在である。

それぞれの場所に行っても困らないように持ち物の
準備をする。足りないものは、日本にいる間に購入する。
購入リストを作る。

それぞれの場合に必要な持ち物のリストも作る。
たった一つものがなくて「苦労する」経験を海外では
何度もしている。それぞれの場面をシュミレーションし
必要なもの、準備をすべきものなどを考える。
結構時間がかかる。私は「行き当たりばったり」」という
生き方が大嫌いだ。出きる準備はしっかりとしておきたいが
実際には、準備ができきれていないことが多い。


明日の帰国から3週間の日本等滞在中の全ての場面の
シュミレーションをする。


今晩は、日本料理店で食事をしないことにし、原田先生に
連絡。日本料理店に午後5時半から午後9時半まで4時間
いるだけで本当に疲れる。今日だけは勘弁してもらった。

明日は、午前8時半からベトナム事務所員会議。

午前11時に天安山の「粋なレストラン」でベトナム事務所員
全員会食の予定。

一昨日で長い長い夏のスタディーツアーラッシュが無事終わった。
土井先生が赴任した、この二つの「お祝い」をしていない。
明日は、昼食を兼ねてベトナム事務所員全員で食事会。
バオミンさんは「なかなか気が付く人間」である。
こうした食事会をしっかり考えている。ベトナム事務所員も
人間である。2ヶ月間も毎日スタディーツアーの添乗を
続けてきた。バオミンさんは、ベトナム事務所員の皆さんに
「ご苦労さん」という気持ちを持っている。
天安山の「粋なレストラン」の名物は「スッポン料理」。
明日は、嫌だと言ってもベトナム事務所員全員に
スッポン料理を食べてもらい、元気を回復してもらいたい。

午後7時半からフダ缶ビールを飲む。
1週間前のスタディーツアー晩餐会で残った料理を
日本料理店のこどもたちが「お土産」にしてくれた。
冷凍しておいた。牛肉とカボチャ。解凍し「おつまみ」に
する。

フダ缶ビールを飲みながらインターネットのニュースを
読む。

ーーーーーー
9月11日付けの火炎樹日記に厚生労働省の木村局長事件
についてコメントした。

日本の検察は戦前の「特高検察」になった。
無実の木村局長の罪を特高検察が「でっち上げ」
刑務所にぶち込もうとしていた。恐ろしい「特高検察」に
よる人権無視、憲法無視の日本である。当初マスコミも
同調していた。そして、今回の木村局長の捜査・起訴
を担当した特捜部の関係者全員を「でっち上げ事件」の
主犯として逮捕起訴すべき、との趣旨の火炎樹日記を
書いた。

その後、地裁は「無罪判決」。検察は控訴しなかったので
木村局長は無罪が確定した。その後、特捜部長等のとんでもない
違法行為が次々に明るみに出いる。
FDの改ざん。検察内部のチェック機能が全くない。
個人の特捜部長が「あいつは起訴だ」と決めれば
何でも出きる「無法国家」日本である。
北朝鮮を「独裁国家」などと言っているお目出度い日本人。
日本は「特高検察」の独裁国家になろうとしている。
恣意的にだれでも「特高検察」に狙われれば、「立小便」の
一度位はしている。そうした微罪を「ネタ」に特高検察は
誰でも微罪で「国策捜査」を行うのだ。

今回の木村局長事件に関係した検事を全員起訴し、
全員免職処分とし、刑務所にぶち込むべきである。
この連中は、人間の傷みや苦しみをしらない。
今回の木村局長事件で人間の痛みを知らない検事に
傷みを経験してもらう必要がある。
彼らは、国民の代わりに犯罪者を捜査・起訴している
訳ではないことが今回の木村局長事件で明らかに
なった。「自らの立身出世」のためには、無実の人間に
無理に罪を作り、失職させ、刑務所にぶち込むことを
何ら恥としていない連中である。「恥を知れ。特高検事」。
そして、国民の厳しい検察批判の目線を常にもたないと
戦前の特高警察が「特高検事」として復活しつつある
日本である。


ーーーーー
以下、9月11日の火炎樹日記

「郵便不正に絡む偽証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成などの
罪に問われた厚生労働省元局長の村木厚子被告に、
大阪地裁が無罪判決を言い渡した。

この事件は、国家権力がその気になれば、でっち上げ事件でも
人間を「死刑」にすることが出きることを物語っている。

あらかじめ検察側は「シナリオ」を作り、その通りに被疑者の
調書を作る。密室で責められ、被疑者は「意に反して」
調書にサインをしてしまう。
今回の裁判では、検察側の調書そのものが、信用性が
ないとして裁判所は証拠として採用していない。
国会議員(民主党の石井議員)の口利きで、村木局長は
部下に指示し、障害者団体ではない「凛の会」に郵便の
特別低価格料金の適用をする指示したと言う容疑。
村木局長は初めから容疑を否認。部下は検察の
強い誘導で「容疑を認める」が、裁判で「村木局長の
指示ではなく自分の判断で行った」と証言している。

恐ろしいことだ。国家権力をもった検察は、恣意的に
誰でも犯人に仕立てることができることを今回の
村木局長事件が教えている。

この事件は第1審で終結すべき事件である。検察は
控訴すべきでない。自らの立証が全て「嘘だ」と裁判所に
断定されているのである。「恥を知れ検察」。

検察の担当者だけではなく、幹部も含めてでたらめ起訴をした
関係者に厳しい処分が必要である。
国民の代わり、検察が犯罪者を追及すると
称しながら、犯罪の事実もない人を犯罪者に仕立てるのは
およそ民主主義国家にはそぐわない、野蛮国家である。
今回の木村局長事件では当初、マスコミもこぞっれ
検察の立場から報道していた。
マスコミが国家権力の手先になっている我が日本ではある。
マスコミが第4の権力と言われて久しい。その通りだと
思っている。日本のマスコミを真っ当には信じていない。
いくら良心的な記者がいても最終的には「上層部」の意向で
記事が大改竄(かいざん)されている例はやまほどある。
木村局長事件を見ていて、国民が国家権力の暴走を阻止する
気構えをもたないと、国策捜査で、知らない間に犯人に
される危険のある我が日本である」

ーーーーーーー

時事通信の報道によれば、

大阪地検特捜部主任検事の前田恒彦容疑者(43)が証拠品のフロッピーディスク(FD)を改ざんしたとされる事件で、最高検が5月に、FDのデータに関し文書で質問したにもかかわらず、当時の特捜部長らが改ざんの可能性について報告していなかったことが24日、検察関係者の話で分かった。
 最高検は、特捜部幹部が問題の表面化を避け、情報を部内にとどめようとした可能性もあるとみて、前日に続いて24日も大坪弘道・前特捜部長らを事情聴取した。
 村木厚子厚生労働省元局長=無罪確定=の公判で大阪地裁は5月26日、改ざん前のFDに記録された偽証明書の「6月1日」という最終更新日時と、検察側が主張する日時との矛盾を指摘し、供述調書の証拠採用を却下。無罪の公算が大きくなった。
 検察関係者によると、最高検はこれを受け、5月末に、日時の矛盾について理解していたのかどうかなどをただす質問書を地検に送った。
 質問書は大坪前部長や佐賀元明・前副部長らに配布された。大坪前部長らは、2月にFDの書き換えについて前田容疑者から詳しい報告を受けていたが、回答書にはその内容を記載せずに返送したという。
 大坪前部長らは、2月に検事正ら地検上層部に報告する際にも、「改ざんしたといううわさがあるが、問題ない」として、故意の可能性を伝えていなかった。
 最高検は週明け以降、報告を受けた小林敬検事正や玉井英章・前次席検事らを事情聴取する方針。 

とのこと。
つまり、前田検事がフロッピデイスクを改ざんし、前田検事の
シナリオに木村局長や部下の調書を合わせるようにFDを
改ざんした。その件について、最高検察庁が問い合わせをしている
にも関わらず、「問題なし」との回答をしている。
この時点で「職務怠慢」であり「虚偽申告」である。

大阪地検の部長・福部長ぐるみの「うそつき」組織に
なっていたのだ。
この連中が、人間の「死刑から無期懲役、懲役何年」など
という求刑をすること自体、「おこがましい」。
まず持って、大阪地検部長・副部長を逮捕すべきである。
公務員の職務怠慢、信用失墜行為。

この連中には、人間の命や人生そのものを「奪う職務」
を任せているのである。国民の意にかなわない検事は
免職すべきである。

日本国憲法には以下の条文がある。

第15条 [公務員の選定及び罷免の権、公務員の本質、普通選挙の保障、秘密投票の保障] 
① 公務員を選定し、及びこれを罷免(ひめん)することは、国民固有の権利である。

大阪地検の特捜部長・副部長・前田担当検事の罷免を
要求するのは国民の権利なのだ。

戦前の「特高警察」 →「特高検察」復活には、国民の
厳しい視線が必要である。

投稿者 koyama : 2010年09月24日 21:06

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