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2010年09月23日
ラオバオ(ラオス・ベトナム国境)へ。
終日快晴
午前5時半目覚め。
読書「つゆのひぬまに」(山本周五郎著:新潮社)
午前7時、バオミンさんと一緒に車でラオス国境の町
ラオバオまで行く。朝食、小さなフランスパン1本。美味しい。
フエから車で3時間半。
午前10時過ぎに「ラオバオ」到着。フエの税関で出国手続き。
今日はラオスで「ラム酒」を作っている「ラオディー」の
與芝君と国境の中間地点で会い、504本のラム酒をもらう
計画。
與芝君に電話。與芝君もラオバオ国境のラオス側に到着し、
私たちと同様にラオス出国の手続きをしているとのこと。
ベトナム税関は、簡単な審査で15分ほどして出国を認め、
ラオス・ベトナムの中間地点の「自由貿易地帯」に入る。
ラオス側は、出国手続きに難儀している。結局、與芝君の
ラオス側税関が出国を認めるまでに2時間半かかる。
ベトナム側国境ゲート
ラオス・ベトナムの国境中間地点の橋の真ん中
ラオス側の国境ゲート
国境中間の自由貿易地帯にはたくさんのトラックが入り、
ラオス・ベトナムの貿易が活発に行われていた。
ベトナム側は貿易に慣れているので、手続きが15分で終わる。
ラオスはこれからの国。手続きに2時間半かかる。
與芝君が税関の気まぐれな指示に振り回される。
與芝君のラオスでの活動に思いを致す。大変だな。
ラオス側の最大の看板は「ラオスビール」。美味しい。
午後12時半過ぎ、ラオス・ベトナム中間地点の「自由貿易地帯」
で500本の「ラム酒」をもらう。
午後12時半過ぎ、ざんざん苦労した與芝君がやっと
出国と税関等の複雑な手続きを終わり、私たちの車の
隣りに到着。504本の「ラム酒」を私たちの車に移しかえる。
延々とした官僚主義的手続きに「うんざり」している與芝君。
私と與芝君とは1年半ほど前に與芝君たちのラム酒をベトナムへ
輸入するとの約束をした。今日、こうして実際にラム酒を手にして
感慨もひとしおである。
與芝君のラム酒作りから輸出・輸入の手続きと大変な
回路を辿りやっと今日の「受け渡し」を迎えた。
與芝君の奮闘と目立たない努力に心から敬服する。
45年前、東京の高校で3年間同じクラスで勉強した(かどうか分から
ないが)仲間とラオス・ベトナム国境で「ラム酒」をもらうとは
夢にも思っていなかった。
二人の間をつないでくれたのは、高校同級生の五井君・北田君
たち「高校クラス会」の常連呼び掛け人である。
これらの人たちにも心から感謝したい。
以下、與芝君のラオスの会社。
美味しいピュアラム酒をご希望の方は、写真の
メールに。
504本のアグリコールラム酒が入っている箱
1時前、ラオス・ベトナム国境の中間点のレストランで
ほんの軽く「ラオスビール」を飲む。
1年半の夢が実現して喜ぶバオミンさんと與芝君。
午後3時前に與芝君と別れ、ベトナム税関で輸入の手続きを
し(5分)、フエへ帰る。午後7時過ぎフエ着。
今日は朝早かったこともあり本当に疲れる。
そのまま宿舎へ帰り、直ぐに寝てしまう。
(と思ったが、やはり、もう一度軽く「ラム酒」を飲まないと
お天道様に申し訳ない)との気持ちになり、軽く
フダビールと「ラム酒」を飲み就寝。)
とにかく1年半の與芝君の張り強い努力に頭が下がる。
午後7時半、與芝君から電話。ラオバオから車で
ラオスの首都ビエンチャンへ帰る途中。
まだ250キロあるという。4~5時間はかかる。
投稿者 koyama : 2010年09月23日 21:01