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2010年08月26日

北星学園大学夕食会

快晴

午前6時起床。

午前7時、朝食。「キャッサバ芋の粉の手打ちうどん」
美味しい。私は大好き。通常は天秤棒を担いで路上で
20円~30円位で売っている庶民(低所得者)の食べ物だが
美味しい。

5年前に1万円で買ったデジカメが壊れかけている。
火炎樹日記用の写真が撮れない。


午前8時過ぎ、ベトナム事務所。

バオミンさんといくつかの重要問題を打ち合わせる。


午前9時半、静岡大学工学部留学生を呼び、静大へ行く
日程を説明。いくつかの疑問・問題に答える。


午前11時、宿舎へ帰る。疲れる。

読書「花埋み(はな うずみ)」(渡辺淳一・角川文庫)
主人公が日本の女性で始めての西洋医学の女医となる。

午前11時半。昼食。「マカロニスープ」と生野菜と唐辛子。


午後12時半から1時間「午睡」。

引き続き読書。

午後3時、長文の報告書を書く。時間をかけ何度か推敲する。

午後5時過ぎ、日本料理店へ。
北星学園大学のスタディーツアーは今日が最終日。
日本料理店で夕食懇親会。私、ハンさん、アンさんが参加。


初めに私の挨拶。


北星学園大学のスタディーツアーは学生さん8人、
引率の先生1人の陣容。




現在、「最絶好調」のリー君。彼女のオートバイを借り、
彼女のヘルメットをかぶり、ご満悦。


引率の先生の誕生祝を行う。日本料理店のこどもたち手作り
のハンバーグの誕生祝。トマトケチャプで「HAPPY BIRTHDAY」


午後7時過ぎ、夕食会を終了。その足でソン君とアンさんの
案内でフエ空港へ。

最後に全員で記念写真。



午後8時過ぎ、宿舎へ。

小沢一郎が民主党総裁選挙に立候補するという。
鳩山前首相は小沢支持を表明したともいう。

菅・小沢の総裁選挙=首相選挙となる。
どっちもどっち、と言える権力争いではあるが、
日本の民主主義のためには、「通らなければならない道」。
こうした馬鹿な争いを通して、私たちは民主主義を学び、
確立していくのだ。日本は政治の学習過程にある。
必要な道である。政治の基本は主権者である国民の
政治的な意識の高まりである。テレビや新聞などの
論調に同調するような主権者であるかぎり、この種の
権力争いをいつまでも続けることになる。
小沢と菅を批判するのは簡単であるが、それは最終的には
主権者である国民自身の批判となるのである。
馬鹿な国民に馬鹿な首相がいるのである。
私は自民党から民主党への政権交代を「良い結果」と
考える。
私たちは菅と小沢が何を主張し、何を反省するのか、
どんな日本国家を作ろうとしているのかを注意深く
見ていく必要がある。それにしても「だらしない」のは
野党である。筆頭野党の自民党。無様な民主党を
凌駕するエネルギーが全くない。今後、万年野党
の道を突き進むのであろう。左翼の共産党・社民党も
ほとんど没している。院内交渉団体にもなっていない。
事実上、泡沫政党である。菅・小沢の茶番劇を凌駕する
野党がいないことが、日本の悲劇であるが、これは
日本の歴史の「一過程」であると思う。こうしたことを
通し、紆余曲折を経験しながら、私たちは民主主義と
主権者意識を高めていくしかないのである。

ダナンで東アジア諸国の会議が行われている。
日本は、ベトナムの「原子力発電所」、「新幹線」の
売り込みに狂奔している。

ベトナムに住んでいると「原子力発電所」がベトナムに
できれば、旧ソ連の「チェルノブイリ」の再現を予想して
しまう。
今、4兆円(日本価値で40兆円)を掛けてベトナムで
本当にホーチミン市からハノイまでの新幹線が必要なのか
を日本自身が考えるべきである。「売れれば」「金儲けになれば」
相手国がどうであれ構わないとの態度は、国際的には
認められない。新新植民地主義ともいえる日本政府と財界の
『金権体質』に対し現地で抗議の声を上げておく。
原発や新幹線以前にやることは、たくさんある。
新幹線構想は、さすがに一党独裁国家のベトナムの国会でも
「否決」されている。国民は4兆円かけた新幹線を望んでいない
ことが、ベトナム国家での「否決」という前代未聞事態に反映
されている。

投稿者 koyama : 2010年08月26日 21:44

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