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2010年08月13日
今日も8時間停電:ツノダ工場:日本料理店会議
日中快晴 夕方雨。午後9時、涼しい。
午前4時半起床。読書「憎まれ役」(野中広務・野村克也著:
文春文庫)
結構面白い本。二人ともかなり本音を言っている。
野中広務は、「この国を根底から駄目にし、米国のみに
追従する小泉氏と同じ時代に国会議員のバッヂをつけている
ことは、私が死して後恥ずかしい、そういう責任のありかたを
示すために、総裁選告示の翌日、引退表明をしました」と
言っている。野村は、巨人の長島が明として目立つ中で、
自分の方が全ての記録で上なのに世間が認めてくれない
ことへの反抗と反撥で今日まできた。
午前7時朝食。「チャオバインカイン(小麦粉の手打ちうどん)
美味しい。
朝食の途中、午前7時半、急に停電。8時間停電が続く。
昨日と今日で2日連続である。
こんな停電の仕方では、庶民は1日の計画がたたない。
空は青空晴天。蒸し暑い。
パソコンも使えない。
仕方がないので午前中は、読書と休息。とにかく疲れた。
読書「憎まれ役」(野中広務・野村克也著:文春文庫)読了。
フトンと枕を干す。
午前11時半、昼食。「春雨麺」。
午後12時半から1時間「午睡」。熟睡。
午後1時半から読書「1Q84」(村上春樹著:新潮社)
1巻・2巻を昨年読んだが、内容を少し忘れていた。読んで
行くうちに青豆が農業をしながら共同生活をする新興宗教の
教祖をマッサージをするついでに針で殺すところで2巻目が
終わったのだ。その続き。青豆が逃げているとことから。
午後2時15分、バオミンさんがオートバイで迎えに来てくれる。
フエ市人民委員会外務部へ。部長のニエンさんと一緒に
新潟県燕市のペンチ会社「ツノダ」の工場建築問題で
フエ省立「フーバイ工業団地」社長と懇談。工業団地まで
車で30分。
フーバイ工業団地社長と土地貸借契約等の最終打ち合わせ。
午後4時半。日本料理店副店長のトゥオイさんを呼んで
2階会議室で打ち合わせ。
8月16日からフエに来る「JASSスタディーツアー」の皆さんの
昼食の日本弁当、2回の夜の日本料理店での夕食会の内容
などを打ち合わせ。トゥオイさんが中心に全ての計画を立て、
こどもたち皆でうまく進めるように。相談役は原田先生。
午後5時、日本料理店のこどもたち全員を集め、日本料理店
会議。大塚さんが帰国したこともあり、日本料理店の運営は
こどもたちが中心に全て進めなければならないこと、
トゥオイ副店長を中心に原田先生に相談しながら進める
ように。特にJASSスタディーツアーの昼食の弁当、
2回の夕食会のメニュー(海老を入れないこと)など、
こどもたちでメニューの計画を立てて進めるように話す。
休暇を取る時はこどもたちで勝手に決めないこと。
バオミンさんさんに電話で相談すること。
厨房のスタッフも接客のスタッフも日本料理店全体の仕事に
責任を持つ心構えを持って欲しい。
厨房で原田先生・古竹先生・富岡先生が手伝っている。
当たり前と思わないように。こどもたちは、給料をもらっての
仕事である。日本人の先生たちは、こどもたちを助け、手伝って
いることを自覚するよう、感謝の気持ちを持って欲しい。
先日、「日本人は帰れ」などと冗談でも言ってはいけないことを
言ったこどもたちがいる。許せないことばだ。
午後5時半、日本料理店で夕食。
4日間、無断欠勤をしたヒエウさん。昨日は両親が日本料理店に
「ヒエウが家に帰っていない。日本料理店にきていますか?」
と聞きにきた。また、仕事に復帰。頑張って欲しい。
午後9時半まで来客は途絶えない。
午後9時半までに28人。
接客係りのリー君とグエットさん。
こどもたちも日本人も全く休む暇なく3時間ほど仕事に
集中する。
午後9時半閉店。
徒歩で宿舎へ帰る。
火炎樹日記を書く。午後11時過ぎ、「1Q84:3巻」を読みながら
就寝。
投稿者 koyama : 2010年08月13日 23:13