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2010年04月27日
停電:終日「こどもの家」訪問者案内
停電 午前6時から午後2時過ぎまで。
うんざりするほどの「停電攻撃」に、文句を言う気力もでない。
終日訪問者を案内する。
昼食は「こどもの家」近くの「チャオバンカン」(小麦粉の手打ちうどん)
の店へ。
案内に同行したバオミンさんもアンさんも「フエ人」。唐辛子を
大量に入れる。
私のチャオバンカン(唐辛子極少量)
アンさんのチャオバンカン(唐辛子かなり大量)
バオミンさんのチャオバンカン(唐辛子極大量投入)
午後も引き続き訪問者を「こどもの家」関連施設などを
案内。
午後5時半、日本料理店では大塚さんを中心にこどもたちが
新しいメニュー35品目を作り、原田先生が写真撮影。
夕食は新メニューのサンプルをみんなで食べる。
昨日、「テレビ朝日」デレクターより『午後8時頃、
10人で日本料理店にいく』との予約あり。
本日も欧米系の来客多数。
オランダ人、オーストラリア人・・・・・・。
多くの欧米系の来客は英語版観光ガイドブック
の「ロンリープラネット」を持っている。大半の来客は
ロンリープラネットの中の「MR JASS MAN」という
私のフエでの活動を紹介した記事を読んでくる。
接客のリー君に「MR JASS MAN」はいるのか?
と聞く。
そんなこともあり、欧米系の人たちからの様々な質問を
受けることが多い。
今日は、オーストラリアのシドニーから来た二人。
熱心に「こどもの家」やベトナムの事情、ボランティア活動の
内容などを聞かれる。
午後9時閉店の時刻になっても『テレビ朝日ディレクター一行』
は一向に来なかった。
事情があったのだろう。しかし、人間としての最低の仁義である
「予約したが事情で行けない」という電話位はしてきてもよさそうな
ものである。日本人の道義が薄れてきているとは言われているが、
こうした体験をすると確かにそうだな、と思わざるを得ない。
『人・相手を気遣う能力』がなくなって来ているとも言われるが
それは子供ではなく社会人として活動している大人そもののだ
と実感する。これも日本社会の『メルト現象」』の現われと見た。
10人の来客が一度に来て、様々な注文があっても全て即座に
対応できるよう、こどもたち、大塚さん、そして原田先生・古竹先生
が午後6時過ぎから午後9時まで待機していた。
「10人の予約」電話をしてきた「テレビ朝日のディレクター」を
名乗る方には、『10人の予約電話』が日本料理店ではどのような
反応と対応・待機現象となって現れるのかは、理解できないので
あろう。悲しい大人社会の現象ではある。
日本料理店終了後、大塚さん・原田先生・古竹先生の4人で
日本料理店を使い懇親会。気がつくと午前0時近かった。
不思議なものである。20歳と29歳の若者と60代の元気溌剌
なおじさん、おばさんが、延々3時間も人生(宗教・人間・生き方・・)
などを話し合うのである。
投稿者 koyama : 2010年04月27日 08:30