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2010年04月23日

停電:気温が急落:ボランティア貯金完了報告書作成

曇り雨。気温が急落。25度。昨日に比べ12度下がる。
雨も降り急に寒くなった。

今日は伝説の初代ベトナムの「国王」フンブオンを記念する
祝日。

午前6時起床。

昨夜、大塚さんが作ってくれた「鮭のおにぎり」を冷蔵庫に
入れておいた。午前8時、硬くなった「鮭のおにぎり」を朝食と
する。

ボランティア貯金完了報告書関連の写真、資料などを
集める。


午前9時から午後1時までバオミンさんと仕事。

午後2時、停電。暑い部屋で昼寝。汗が染み出る。

午後7時電気が点く。

必要なメールの返信。

ボランティア貯金完了報告書の続きを書く。

ベトナム風ほか弁(100円)を買い夕食とする。

ベトナムの停電に振り回された一日であった。

舛添氏を中心に「新党改革」を立ち上げた。
新味のない政党結成である。
新党の設立宣言は①開かれた政治 ②明るい政治
である。中学校の生徒会長役員選挙の公約の次元である。
具体的には①国会議員定数の削減  ②憲法改正
③法人税率引き下げ

を通して「政界再編を行う」としている。

①の国会議員の半減は、「経費削減」と耳障りは良いが、
日本国憲法の大原則である「主権在民」を大きく制限する
ものである。

理論的に言えば、主権者である国民全員が国会議員になることが
最善である。しかし実際には無理。そこで代議制度が生まれる。

経費削減を究極にまで進めると「一人だけの国会議員」を
選ぶということになる。

国民の意識と民意を一定程度反映できる国家議員の
人数が必要である。特に国家議員定数削減は、
少数政党の排除に直結する。国民の民意を正確に
反映してこそ「主権在民」の代議制度の意味があるのだ。
少数政党の存在は、民主主義政治の土台である。
枡添氏の国家議員定数削減を国民に説明をしないまま
経費削減の名の下に「ファシズム」を作り上げることにつながる。

②憲法改正の主張であるが、憲法のどこを変えるのか?
 具体的にわからない。舛添氏のHPを見たが、「新党改革」
 を作ったとあるが、一番肝心な「政策」が書かれていない。

③法人税率の引き下げは、事実上、莫大な含み財産を
 持っている大企業を更に優遇する政策である。
 中小企業をこそ支援すべきであり、そのための政策を
 主張すべきである。

舛添氏は基本的に「小泉改革」、新自由主義に基づく
市場原理主義を更に徹底するとの基本態度である。
小泉ニセ改革がなぜ敗北したのか? なぜ、怪しい
小沢一郎に率いられた民主に党に国民は政権を
委託したのか?
この総括を舛添氏は全く出来ていない。
国民は民主党を選んだのではなく、小泉・竹中路線の
進める「新自由主義」「市場経済原理主義」が、国民の
間の格差を拡大し、年収200万円の国民を1000万人
も出してしまうという結果を生んだことへの国民的
「反省」だったのだ。

民主、自民の間に「第3極」を狙う政治屋舛添氏の狙いは
国民の立場ではなく、自らの政治屋としての「大成」である。

自民党から離党しても「なぜ、自民党が退廃・大敗したのか?」
の総括が全く出来ないまま、引き続き小泉路線の徹底を主張する
時代錯誤(アナクロニズム)の政治屋の引退を期待したい。

この1ヶ月に泡のように出来た新政党は、文字とおり「泡沫政党」。
国民の立場ではなく、自らの政治的な立場を有利にするという
「打算政党」ともいえる。

7月の参議院選挙で結果が出る。

投稿者 koyama : 2010年04月23日 21:40

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