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2010年04月14日

フーバイ工業団地視察:渡辺和代さん懇談:停電

快晴 気温35度。湿度高し。
ベトナム事務所、午後2時から午後10時まで停電。

午前4時半起床。昨日の火炎樹日記を書く。

午前7時朝食。


今日は旧暦3月1日。毎月旧暦の1日と15日には、
精進料理を食べる伝統がフエにはある。
今日の朝食は精進ブン麺。

バオミンさん、フエ市人民委員会の諸氏とフーバイ空港付近の
「フーバイ工業団地」を視察。

暑い中、フエ省「工業団地」(5つ)管理委員長の案内で
視察。フーバイ工業団地の社長が説明。

半日の視察を終え、「ハイリーホテル」へ。
猛暑の中の半日の視察で体力は完全に消耗する。

昼食。うだるような暑気と湿気に皆さん、ぐったりとしている。

昼食後30分ほど昼寝。

午後2時「ハイリーホテル」を出てベトナム事務所へ。

ACCLの渡辺和代さんと懇談。里親の件。
その他。

バオミンさん、里親担当のハンさんも同席。

ベトナム事務所に着くと既に停電。
エヤコンのない部屋で2時間ほど里親の現状、今後の展望
など、具体的な問題を突っ込んで話し合い。

同時に渡辺和代さんの行っているフエでの「小児白血病」
支援活動の現状・問題点などを聞き、意見交換を行う。
午後4時半、話し合い終了。

その後、バオミンさんと当面のいくつかの課題と問題を
具体的に話し合い。

午後5時半、日本料理店で夕食。
停電中。湿度も高い。食欲はなく、暑くて汗が吹き出てきた。

新陳代謝の良いリー君のおでこ、額、体中に汗が吹き出ている。

暑くて汗びっしょりの中でもこどもたちはしっかりと食事を
日本料理店開店に備えていた。

午後6時、ラオス「ラオディー」の宮下信さんが
日本料理店へ。日本語教師の原田先生・古竹先生と
夕食を食べに行く。私は日本料理店でこどもたちと
停電の中での来客を待つ。


午後6時過ぎ日本料理店開店。停電なので備え置きの
充電式のライトを日本料理店内に5つほど設置してある。
充電ライトをつけてもそれほど明るくはない。

午後7時過ぎまで頑張ったが、さすがに日本料理店内が
暗いのとあまりに蒸し暑いので日本料理店を閉店にする。

日本料理店のこどもたちは、それぞれ帰る。

リー君がしょげている。
詳しく事情を聞く。今日の昼間、「彼女」が他の男性の
オートバイの後ろに乗り、男性の胸に両手を回して
乗っているのを目撃。リー君は彼女に声をかけたが、
彼女は「さようなら」と言って、その男性とどこかへ行って
しまった、とのこと。結局、平たく言えば、「彼女に振られた」
と言うことになる。この1ヶ月ほど、彼女の話ばかりをしていた
リー君であったが、とうとう、みんなが「想像していた日」が
やってきてしまった。
あまりの落胆ぶりに私も大塚さんもほって置けず、
停電の中、電気のついている地区を探し、「コードー(古都)」
レストランへ連れて行き、失恋の「総括」を聞く。

投稿者 koyama : 2010年04月14日 07:32