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2010年04月09日

当面の諸問題の方針を考える:大極さん親子と懇談

曇り  気温25度。少し寒い。

午前4時起床。

読書「独裁者との交渉術」(明石康著:集英社新書)読了

内容と題名がこんなに異なっている本も珍しい。
独裁者という言葉を使ったことにより、内容がかなり低下している
ように思われてしまう。

いわゆる独裁者は出てこない。
カンボジア和平では、ポルポト、ボスニアではミロシェビッチ、
スリランカ和平ではプラバーカラン。これらの人物を
独裁者と言うのなら、アメリカのブッシュは最大の独裁者。
小泉もその仲間に入る。明石氏の希望ではなく、編集者の
思惑なのだろうが、本の題名は命である。「独裁者との交渉」
としてしまったところに本書の命取りの大本がある。

国連の役員をする中での個性のある指導者たちとの
交渉がどうだったのか? 明石氏はどんなことに気をつけて
いたのか? 欧米系からの明石氏に対するバッシングの
本質は何だったのか?が書かれていて興味ある内容である。
これは私が17年間ベトナムに住んで感じたことと同じことを
明石氏は言っている。異文化・違う国との交渉は、
現実主義・事実主義に立たなければ前進しない。
「本来こうあるべきだ』との原則論だけを振り回していたのでは、
前進しない。必要な妥協、してもよい範囲の妥協が出きる人
が物事を前進あせる力をもつのである。


午前7時朝食。


ブンボーフエ(今日は豚肉入り)

午前9時、ベトナム事務所へ。ベトナム事務所では、
大学の同級生の大極さんがベトナム事務所スタッフに
お灸は針をしてくれていた。パソコンなどの疲れで
かなり方がこったりしている。

バオミンさんは、お灸を首に据えていた。

肩こりで針をしてもらっているスタッフも



日本で針灸鍼灸院に行くと数本の針で数千円するそうだ。


午前11時半、昼食。


午後12時半から2時間昼寝。気温が下がり、体がだるい。

午後3時、日本の支援者の依頼で何軒かのベトナム人の
家庭を訪問。


午後5時半、こどもたちと夕食。

久しぶりにこどもたちと日本人全員が揃う


奴豆腐・・・・・

午後6時半、大極さん親子が日本料理店へ。
一緒に生ビールを飲む。



今日は欧米系のお客さんが多数来店。午後9時に閉店したが
20人の来客あり。

日本語教師の原田先生、古竹先生も日本料理店の手伝いを
してくれる。

3月からベトナム事務所は総力体勢を取っている。
日本語教師もベトナム事務所員も出きる仕事をお互い協力
したやろうとの姿勢がでている。
原田先生・古竹先生に感謝。


リー君をはじめ、グエットさんの接客。
そして、チャンさん、ヒエウさんの調理と皆さんが
大塚さんと協力して20人の来客の注文を捌いて
くれた。

数日前に携帯電話が壊れてしまった。
訪問者の案内で忙しく携帯電話を買い換える時間がなかった。
今日やっと韓国製「LG」の携帯電話を買う。
一番シンプルで安い携帯電話。

この数日、事務所や事務所員との連絡が十分取れなかったが、
新しく携帯電話をかったことで連絡が取れるようになった。

投稿者 koyama : 2010年04月09日 23:44

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