« 地球の歩き方4班「子どもの家」へ:交流会:講演会 | メイン | ブライセンとの連絡:裁判書への意見書作成 »
2009年03月08日
午前中、リー君と液体朝食:午後、裁判所へ提出する意見書を書く
曇り・少し雨 気温22度。少し寒い。
午前8時起床。ゆっくり休む。
静岡のTさんが送ってくれた「布団乾燥機」を使う。
布団乾燥機がこんなに便利なものとは思わなかった。
現在、洗濯機の乾燥機の調子が悪く、洗濯物が
生かわきのことが多い。乾燥機を布団に入れ、
温風が通る袋の上に衣類を乗せておくと乾燥する。
読書「河原乞食・考」(小沢昭一著)
香具師・テキ屋についてのインタビュー。
午前10時、昨夜、リー君と約束した朝食を食べに行く。
ハイ君、イン君。
近くのレストランに入る。朝から家族や近くの金持ちなど
がやってきている。
私はビールを飲みたい気分になかったので、「海鮮鍋」を
たのみ、ブン(米の麺)をつけて食べる。
海鮮鍋には、ハマグリ、えび、イカ、魚、野菜とダシの出る
新鮮な魚介類がフンダンに入っている。
ブン(米の麺)
12時前に朝食を終え、「ハイリーホテル」へ戻る。
昼寝。
午後2時目覚める。
読書「河原乞食・考」(小沢昭一著)
寅さんのような人を香具師(やし)という。以前から何故
香具師として「香具(こうぐ)」という字を使うのか疑問に
思っていた。香具師の前身は、薬や香具を売り歩いた
人だったようだ。ただ薬や香具(お香をいれる器具)を
売るだけでは売れないので、「口上」を工夫しながら
お客さんを集めて売り出したのは初めのようだ。
テキ屋をさくざと言う人もいるが、的屋は縁日などで
射的(しゃてき)をしたり物を売ったりし、全国を放浪して
いた人たちだった。やくざではかったそうだが・・・・。
午後3時半、夕食のほか弁を買いに行く。
ベトナム事務所にあるパソコンを取りにベトナム事務所に
寄る。バオミンさんが仕事をしていた。30分ほど、
雑談をし、ほか弁屋へ。100円でほか弁を買う。
午後4時過ぎ、「ハイリーホテル」へ戻る。
JASSの会員だった木村百合子さんの「自死」=「憤死」裁判。
1月に日本へ帰った時に浜松にある弁護士事務所を訪問。
裁判の経過と争点を詳しく聞く。
弁護士から裁判所に意見書を出して欲しいとの依頼を受け
ていたが在日中はフエ要人の案内、フエに帰って来てからは
スタディーツアーの応対で休む暇がないほど忙しかった。
それでも何とか木村百合子さんの無念な気持ちを晴らさなければ
ならないと思い、今日、意見書の骨子と3分の1ほど書く。
午後6時半、ほか弁をおつまみにビールを飲む。
久しぶりに中島みゆきの「大吟醸」、井上揚水を聴きながら。
----------------------------------------
ベトナムで日本の政局を見ているとイライラする。
自公の政権政党の中に「知恵者」はいないのか
と叫びたくなる。
定額給付金の給付が始まった。
鹿児島県の十島村では総額1024万円の給付のために
事務経費は657万円になるという。
北九州市では給付金総額153億円に対し、事務経費は
6億3000万円、熊本市も総額102億円に対し3億7000万円
かかるそうだ。
馬鹿な話である。どこの世界に1000万円を支給するのに
6割の600万円もの経費をかける人間がいるのか・・・・・・。
日比谷公園に派遣村が出来、麻生首相は「経済対策は最優先」
といっている。しかし、この定額給付金の壮大な無駄遣いを
昔だったら自公政権の誰か知恵者が、止められた筈だ。
小泉元首相が「自民党をぶっ潰す」といったが、確かに
自民党はつぶれた感がある。昔はいた自民党の知恵者がいない。
誰がみても「壮大な無駄遣い」を止められない政権政党の自公。
自公の政治家がいくら口で「経済が最優先」などと言っても
口先人間。本当に経済と世界の金融危機の対策を考えるのなら
まず、この定額給付金という「壮大な無駄遣い」をやめて、
もうすこし、合理的な方法を考えるべきなのだが・・・・・・。
自公政権に取って代わる立場にある民主党首の第一秘書
逮捕劇。この時期小沢代表の第一秘書の逮捕は「政治的な陰謀」
と息巻いても、犯罪のかどで第一秘書が逮捕されて、居直っている
野党第一党党首を抱えるわが日本である。
昨日は鳩山一郎元首相の50回忌。自民党の邦夫、民主党の
由紀夫兄弟。3代目の政治家。小沢党首も2代目。麻生首相は
何代目になるのか? 大久保利通、吉田茂・・・・・。
日本の社会は政治も何もかも「世襲社会」になってしまった。
社会階層が固定化してきている。生まれながらで全てが
決まる社会に。
「子どもの家」のこどもたちに何も罪はない。偶然、貧しい国の
貧しく問題のある家庭に生まれただけ。こどもたちに何の
責任があるというのか?
林家こぶ平が「林家正蔵」を名乗った。その力なし。親の
七光り。
今度は、弟の林家いっ平が「林家三平」を襲名するそうだ。
噺家の世界も世襲制になってきた。歌舞伎の世界が
世襲になり、発生当時の猥雑なものを捨てて、大衆から
見放されてしまった。一部の好事家の趣味の対象と化した。
落語もいよいよそうした世界に入って来た。凋落の一路
を辿るのだろう。柳家小さんと関西の桂米朝が「人間国宝」に
なった時点で落語は死滅化の道に転落したと私は思って
いる。もう二度と、古今亭志ん生、桂文楽、先代林家正蔵、
三遊亭金馬などは出ない。談志、三遊亭円生(円楽党)は
落語協会脱退時にそうした危機感を持っていたことは
確かだ。
こぶ平、いっ平の芸より、姉の海老名泰葉の記者会見と
その後の行動にこそ「芸人」の毒と猥雑さそのものがある。
落語家に芸なく、歌手もどきに芸あり。
首相に漢字読解力なく、漢字検定協会に集金力あり。
野党第一党主に集金力あり、政権政党に金銭感覚なし。
中川昭一元財務大臣に酒あり、野党共闘に「小沢裂け」あり。
漆原官房副長官、警視庁にコネあり、中川元財務大臣G7で
ネゴなし。
小沢党首に疑惑あり、麻生首相に気迫なし。
投稿者 koyama : 2009年03月08日 19:05