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2008年12月07日

終日雨:休日

朝から雨  

朝、外食。ブンボーなどを食べる。

午前7時の気温18度。非常に寒い。下痢。風邪の症状か?

午前中、ベッドに寝て読書。
「男の勘ちがい 女の夢ちがい」(藤堂志津子著:新潮文庫)読了。
10回位は思わず笑ってしまった。肩の凝らない純娯楽本ではあるが、
藤堂志津子という著者の本音と「気骨」が垣間見える。


午後12時半、緑茶が飲みたくなり「美味しく』緑茶を入れて飲む。
朝からしくしくお腹が痛い。多少吐き気がする。昼食なし。

昼寝。

午後2時から読書「漆黒の霧の中で」(藤沢周平著:新潮文庫)
我が家の前の「BOOK OFF]で105円。
本当は「人間は何故日記を書くのか?」「昔の人の日記」を
読もうと思い、「土佐日記」「蜻蛉日記」「とはずがたり」
の古文を読もうと思ったが、体調不良のため後回しに。
私の好きな藤沢周平を読んで体調回復をめざす。


部屋の掃除。

午後4時過ぎ、雨の合間を縫って夕食を買いに行く。
コムディア(ほか弁)。2万ドン分作ってもらう。
おかずが普通より少し多い。昼食を摂っていないので
早めに夕食を摂る。

藤沢周平の「漆黒の霧の中で 彫師伊之助捕り物覚え」
という捕り物帳を半分ほど読んだが、
どうしても「土佐日記」を読んでみたくなり、読み始める。
大学受験の「古文」の勉強とは全く趣の違う楽しさがある。
土佐日記は西暦934年、土佐の国司の役目を終え、
京都へ帰る2ヶ月間の旅の様子を紀貫之が女性に
なって第三者の立場で書いたひらがなの日記。
土佐を発つ時、様々な人間が見送りに来て、3日・4日と
土佐に逗留し、お別れの宴会などを行っている。
1070年も前の人間と現代の人間社会とそれほど
大きな違いのないことが分かる。むしろ今以上に
人間の結びつき・触れ合いは深い。

読書「漆黒の霧の中で」(藤沢周平著:新潮文庫)
を更に読む。

午後5時に夕食を済ませる。寒い。お湯を沸かし
ペットボトルにいれ、タオルに撒き足を暖めながら
午後7時半に就寝。

午前0時過ぎに目を覚ます。ペットボトルのお湯が
冷めたので再度暖める。

読書「漆黒の霧の中で」(藤沢周平著:新潮文庫)読了。
藤沢周平の捕り物帳は、コツコツと少しずつ読者に
情報を流し、興味をそそり、真犯人探しへと読者を
いざなってくれる。淡々とした描写がいい。

毎日新聞の世論調査の結果、麻生内閣の支持率は
とうとう21%、不支持率は58%となった。
完全に死に体内閣。この首相の口に封印の紙を
貼っておかないと、何も考えずに口走り、そのたびに
支持率を落として行く。12月6日にも定額給付金で
「さもしく1万2千円が欲しいという人もいる」との
暴言を吐いた。1億円の年収がある人が定額給付金
をもらうということへの発言ではあるが、そもそも
麻生首相自身が、定額給付金に所得制限をつけずに
支給すると政府見解を決めているのであるから、
収入がいくらであってももらうことに何ら問題はない。
けしてさもしいことではない。
「景気対策優先」と称して総選挙を先延ばしながら、
景気対策を盛り込まなければいけない「第2次補正予算案」
すら12月27日閉会の国会に提出していない麻生首相自身が
自分の地位保全に汲々としている「さもしい人間」なのである。

投稿者 koyama : 2008年12月07日 11:25

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