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2008年10月29日

大淋派展

晴天

午前8時起床。

メール受信。送信。

午前10時過ぎ自宅を出て上野へ。

「大淋派展」を参観。
尾形光琳生誕1300年記念。

大淋展は国立博物館の平成館で行われている。


淋派は江戸初期の本阿弥光悦・俵屋宗達を始祖に
尾形光琳・乾山などが影響を受けた絵画・工芸の一派。

今回の「大淋派展」最大の見ものは、俵屋宗達の
「風神雷神図」。そして同じ風神雷神図を光琳・抱一・鈴木
其一が描いた4つの「風神雷神図」。

会場には60歳以上の夫婦、女性で満員。
一通り参観したが、私が一番気に入ったのは
「色紙張付桜山吹図屏風」(宗達)
この屏風は、俵屋宗達が屏風絵を描き、本阿弥光悦が
古今和歌集の色紙を貼り付けている。
「貼り混ぜの屏風」(はりまぜのびょうぶ)である。
江戸時代初期の屏風であるが、あたかもピカソの
抽象画と通ずるものがあった。当時、相当斬新的な
屏風だったのだろう。

落語の「金明竹」に「はり混ぜの小屏風」という
言葉がでて来る。今回初めて実物の貼り混ぜの屏風を
見た。

今回の入場券はJASS日本のF・Mさんからもらった。
入場料は1500円。

1時間半ほどの参観ののち、1500円得をしたので
軽くいっぱい飲みに行く。池袋の某大衆酒場。
本当にのんべえだけが来る店。

午後3時、自宅へ。昼寝。疲れた。

読書「国家の罠」(佐藤優著:新潮文庫)読了。
非常に興味があり面白い本だった。
外務省の派閥、外務省役人の気質なども良くわかった。
また、東京拘置所内での500日近くの生活、取り調べの
実態なども良くわかった。
当時、鈴木宗男と佐藤優は悪の権化のようにマスコミ
では報道されていたが、佐藤優の言い分はそれなりに
説得力のあるものでもあった。マスコミの一方的な
報道は一種のファシズムに近いものがあることを
私たちは知る必要がある。

夜、ベトナム事務所からメール。返信。

明日から3日間の静岡行の荷物整理。
必要な書類の準備などを行う。


投稿者 koyama : 2008年10月29日 20:10

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