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2008年09月27日

地球の歩き方ツアー7班講演会:飛んでけ車椅子

曇りのち晴れ、雨

天気の変動が大きい。

午前7時朝食。ブンボー。

午前7時半過ぎベトナム事務所へ。
午前8時、地球の歩き方スタディーツアー7班(15人)の皆さんに
ベトナム事務所員を紹介する。
バオミンさんは体調を崩し休む。


そのまま、私とハンさんが引率して「子どもの家」へ。
午前8時半、「子どもの家」の子どもたちの歓迎の踊り

●初めにセン運営委員長の歓迎の挨拶

●子どもたちの歓迎の踊り


●地球の歩き方スタディーツアーの出し物(歌)


交流会終了後、ハンさんが「子どもの家」の各施設を案内(30分)

●午前10時から90分、私の講演会

気候の変動と疲れから体調が悪い。声がかすれて出ない。

午前11時半、地球の歩き方の皆さん、ハンさんと一緒に
昼食レストラン。「固焼きそば」を食べる。

午後1時、「ハイリーホテル」へ。
来年度のボランティア貯金申請書締め切りが、9月30日との
連絡が一昨日の夜はいる。昨日から急いで申請書作りを
はじめる。字数にして400字詰め原稿用紙で50枚程度。
昨日1日かけてある程度書く。この数年の申請書、中間報告書、
完了報告書の全てに目を通して、2009年申請書の記載内容
がこの間の申請書・中間報告書・完了報告書と完全に
整合性を持っていなかればならない。数字や日にちなどの
誤記、活動の評価などの誤りは許されない。この10年近く
ボランティア貯金をもらっているが、少しの数字の誤記でも
必ず質問が来る。それほどボランティア貯金の担当者は
公正に業務を行っているともいえる。申請書を書く前に
今までの各種報告書(かなり長文)を全て読むだけで
1日仕事である。
今日は、朝から夜まで訪問者の案内が入っている。

午後1時に北海道の車椅子支援NGO「飛んでけ車椅子」の
皆さんが、以前贈呈して頂いた車椅子の活用状況、
メンテナンスのためにわざわざフエに来てくれるとのこと。
しかし、午前中ハノイから電話連絡があり、フエ行きの
飛行機が遅れているとのこと。午後2時半頃つくとのことだった。
その後、更に電話があり、飛行機は更に2時間ほど遅れると
いう。

飛行機が遅れてフエに着いたのは午後4時頃。
若干時間が出来たので、昼寝・読書を中止し、ボランティア貯金
申請書を書く。かなり書き上げる。

午後4時過ぎ、ベトナム事務所へ。
「飛んでけ車椅子」の皆さん4人がベトナム事務所へ。
ミンさんも午前中と午後休み、案内に合流。
車椅子の修理工具を持って出発。

現在、ベトナムでは中古の車椅子のベトナムへの輸入を
禁止している。唯一の道は1台1台の車椅子を手持ちで
持ち込むこと。「飛んでけ車椅子」は各国を旅行する人たちに
車椅子を手持ちで搬入してもらっている。
数年前にそうした方法で「飛んでけ車椅子」に依頼され
旅行者は手持ちで車椅子を持ってきてくれた。
フエ市のキムロン地区(農村部)の10歳位の男子に
車椅子を贈呈した。この男子は両足が麻痺して歩けない。


車でキムロン地区のかなり奥まで行く。30分ほどかかる。
車椅子を上げた家へ。本人(13歳)と家族などが既に
家の前でまっていた。

早速、飛んでけ車椅子の皆さんが車椅子の調子を調べる。
両側のタイヤに空気が入っていない。パンクと判断し
両輪のパンク修理に入る。

しかし、結果的には空気が入っていなかっただけだった。
3年間、一度も空気を入れていないかったことが判明。
飛んでけ車椅子事務局の方が母親に車椅子をもらって
以降の子供の生活などをインタビューし記録。
「飛んでけ車椅子」は車椅子を上げるだけなく、その後の
活用状態、アフターケヤーをしっかりしている。NGOは
こうあって欲しいものである。学校を何校作ったと数ばかり
競っていても、その学校が使われているのか?
そこで子どもたちは成長しているのかの「事後調査」が
なされていない。地元の有力者が学校を工場tして
使っているなどという話を良く聞く。
たった1台の車椅子贈呈であるが、やはり日本の寄付者
から贈呈された車椅子である。仲介したNGOは、その
車椅子が本当に役立ているのかを自己チェックする
義務と責任はある。飛んでけ車椅子の活動を
高く評価したい。

午後7時、ベアリングに脂を塗ったり、車椅子全体の
メンテナンスを終えて、帰途に着く。

ベトナム事務所へ帰る。飛んでけ車椅子の皆さんは
バオミンさんの案内でホテルへ。

私は日本料理店で夕食。午後8時半、日本料理店を
出て「ハイリーホテル」へ。ボランティア貯金申請書の
続きを書く。

午後9時半、日本料理店を終えたリー君が「先生、明日日本
へ帰るんでしょ。今晩、ハイ君と3人で飲みましょう」と
部屋に誘いに来る。
3人で「ハイリーホテル」の隣に最近出来た「ヤギ肉屋」
の飲み屋に行く。ヤギ肉鍋で一杯飲む。

午後10時半、疲れが出たので私は一足先に
「ハイリーホテル」に戻る。リー・ハイは、引き続き飲む。

長い1日。ボランティア貯金申請書は9月30日締め切り。
数百万円の交付金となる。9月30日消印で山西さんが
ボランティア貯金事務局に郵送する予定。

明日(日曜日)の午前中までに全ての原稿を
書き上げ、必要な資料(写真等)を添付して、
ACCLの渡辺和代さんにメールで送信。
渡辺さんが私の書いた原稿を清書し、ボランティア貯金
申請書フォームにきれいの載せてくれる。
そうした手順で何とか9月30日には申請書が郵送できる
ようにしなければならない。明日、私は日本へ帰国する。
とにかく時間がない。時間の勝負である。

中山国土交通大臣が辞任するという。当然のこと。
任命権者である麻生首相の責任は免れない。
政権発足5日目にして暴言大臣の辞任。
失言首相内閣の真骨頂発揮と言ったところか?
成田空港問題の関係者、日教組や大分県の子どもたちや
保護者、単一民族発言で傷ついた皆さんへの真摯な謝罪がない。
中山大臣の上記発言は『確信犯』的な発言。この種の
人物は主権者である国民が選挙ではっきりとその適否の
判断を示さなければならない。

投稿者 koyama : 2008年09月27日 08:19

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