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2008年09月23日
「オアシスの会」支援問題:地球の歩き方6班夕食会
快晴
午前6時の気温30度。日中34度。
午前7時朝食 フォー。
今朝は何故かリー君が朝食に出てこなかった。
午前7時半、「ハイリーホテル」を出てベトナム事務所へ。
ベトナム事務所で大塚さん、バオミンさん、税田さん
と合流し、フービン地区診療所へ。
フービン地区診療所と「オアシスの会」が提携して推進している
船上生活者への支援の打ち切りを通告する。
先日、この地区の人民委員会副委員長をベトナム事務所
に呼んで同様の話をしたが、今回は実際に医療行為を
行っている診療所長と懇談。理由は、「オアシスの会」と
フービン地区診療所とで当初交わした約束とプロジェクトが
違う内容になっているからである。更に支援を増やせとの
要求を出すに至り、支援中止を決定。私たちも
「オアシスの会」の英断を支持。支援は約束を守る、
必要以上の支援はしないことが、海外支援の鉄則である。
フービン地区診療所長も同意。
午前8時半、フールー小学校へ。校長と懇談。
午前10時、「ハイリーホテル」へ戻り、静岡大学とフエ高等師範大
との間の交流協定の件で文書を書く。
昼食。
魚のフライ、野菜の煮物、野菜スープ
午後1時から1時間昼寝。
午後2時読書「上意討ち」(池波正太郎著)
アマティア・センはあまりに学術書のため、読むのに
疲れる。楽しんで読書をしたい。
塚原ぼく伝。
午後3時過ぎからバオミンさんと連絡を取りあいながら
いくつかの問題についての対策と関係者への
連絡を行う。何事もそうだが、一つのプロジェクトを
成功させるためには当日は2割、準備が8割である。
全てのプロジェクトは事前の準備をしっかりしておくことで
初めて成功する。見えないところでの仕事こそ、成功の
秘訣。
ODA(政府開発援助)からもらい建築した「縫製研修センター」
の完了報告書を書き上げ、必要な書類、写真などの添付を
終わる。11月13日にハノイ大使館に持って行き、関係者に
ODA「縫製研修センター」建築の報その後の「縫製研修センター」
の活動について報告する予定である。
日本人支援者と電話で打ち合わせ。その後、急遽、
ある問題に関する文章を書く。
午後6時半、地球の歩き方6班の皆さんと夕食会。地球の歩き方6班
は明日の午前中、フエ王宮などの観光を行い、夕方の便で
フエを発つ。
地球の歩き方6班の夕食会。ソン君・リー君の今晩のメニュー紹介
から始る。
二人とも10数年前に「子どもの家」に入所した子どもたち。
乾杯の音頭で交流夕食会が始る。
午後8時半、厨房のスタッフ、接客スタッフなどの紹介
午後9時前地球の歩き方6班の夕食会終了。みんな真面目な
学生さんだった。
午後9時過ぎ、リー君と二人で「ハイリーホテル」へ帰る。
税田さん・大塚さんは残務整理。ご苦労様。
「ハイリーホテル」に帰り、必要な文書を書く。
福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督が引退するという。
ON時代というのがあった。私はとにかく巨人が嫌いだった。
嫌いな巨人で一番嫌いなのが長島だった。
そんな嫌いな巨人で王貞治だけは何か人生の
悲哀を感じる選手だった。中国人で色々と苦労したの
だろうかなどと考えていた。
巨人の監督を追放され苦労したのだろう。心から
ご苦労様と言いたい。人間の人生はこうありたいもので
ある。
明日24日、国会で麻生氏が首班指名を受けるという。
「あ、そう」という単純なしゃれしかでない。
現在日本の閨閥のトップに君臨する男だ。
貧しさや人生の本当の苦労を知らない「お坊ちゃん」の
5代目の政治家だそうだ。大久保利通から数えて。
麻生財閥の御曹司。
朝鮮人の強制連行という汗と血と命の汚濁にまみれた
家系に何ら恥じらいをもっていない。
インターネットカフェで寝ている若者、携帯電話で呼び出されて
週に何回か仕事が来る若者などの存在と気持ちが全く理解
出来ないと思う。これで政治家の何代目かの人間が4代
続いて首相になる。小泉・安部・福田・麻生。
10月か11月の総選挙は日本の21世紀がどうなるのか
日本の未来を占う大事な総選挙となった。貧しい人、頑張っても
生かされない若者が生かされる社会にしたいものである。
日本国憲法で主権者は国民である。今度の総選挙で
主権者である国民の主権行使を行いたいものである。
とりあえず、自公政権を止めさせ、政権交代をさせてみることで
ある。政権交代をしたらよくなるかというと必ずしもそうならない。
国民がこうした政権交代の経験を通して政治的な学習を
しながら民主政治を体験で学んでいくものと私は思っている。
投稿者 koyama : 2008年09月23日 18:50