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2008年09月19日
雨季到来
終日曇り 夕方大雨
午前7時、朝食。ブンボー。美味しい。
午前8時半、中国地方の某大学講師の「非行」について
学長への抗議と謝罪要求の文書を書く。400字詰め30枚。
草稿完了。
午前10時、床屋へ。30分ほど待たされ、30分ほどで終わる。
3万ドン(200円)。
先日の大風と大雨で「ハイリーホテル」の2階、3階の
ガラスドア4枚が破損。業者を呼んで修理。修理中業者が
間違って1枚破損。合計5枚の修理。
福島の会津城に行ったさい、会津藩の藩校「日新館」の
「什の掟」の手ぬぐいを買ってきた。
1、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
2、年長者にはおじきをしなければなりませぬ。
3、虚言(うそ)をついてはなりませぬ。
4、卑怯(ひきょう)な振る舞いをしてはなりませぬ。
5、弱いものをいじじめてはなりませぬ。
6、戸外で物を食べてはなりませぬ。
7、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ。
ならぬことはならぬものです。
7、を除いては今日に通ずること。特に自民党の
政権投げ出し首相に言いたい。5人の総裁候補も
同じようなもの。
昼食。野菜の煮物、豚肉の甘辛煮、野菜スープ。
午後1時、昼寝。1時間。
読書「アマルティア・センー経済学と倫理学」(鈴木興太郎、
後藤玲子著:実教出版)
アマルティア・センの生い立ちと学業。
福祉経済学の歴史。
某大学学長への手紙、必要な資料等を全て揃え
抗議と謝罪要求の文書を同封する。
午後5時45分、日本料理店で夕食。
午後8時半、バオミンさんが地球の歩き方6班を引率して
フエ飛行場から夕食、ホテルへ。仕事が終わり、
日本料理店に立ち寄る。
バオミンさんからの話。フエ空港で空港警備員に泣きながら
話している日本人女性がいた。バオミンさんが通訳してやる。
2日前にホーチミン市に着き、マレーシア人とベトナム人の
若い男性と仲良くなった。二人に「お金を貸して欲しい」と
言われ、財布ごと貸してやった。財布にはカードも入っていた。
今日の夕方、ホーチミンの飛行場に財布を返しに来てくれる
との約束だった。飛行場に行く途中、飛行場に到着するまで
は、二人の男性に電話をすると通じた。ところが、いよいよ
飛行機が出発する時刻になっても二人の若者は来ない。
若い日本人女性は、不安になり二人に携帯電話をするが
通じない。フエ行きの飛行機が出発する時刻になり、
結局「無一文」でフエ空港についた。何とかして欲しいとの
はなし。空港警備隊は、ホーチミン市の空港で盗まれたのなら
空港警備隊で処理するが、2日目に盗まれたのなら、
ホーチミン市の警察に行くようにとのこと。
バオミンさんが日本人の若い女性に「どうしますか?」と
聞く。「分からない、分からない」とのこと。
警察に訴えるのか? フエ市内に行くのかは自分で決めなさい
とバオミンさんが言う。フエ市内にホテルを予約しているんで
ホテルに行きたいとのこと。バオミンさんは地球の歩き方
スタディーツアーの皆さんに事情を話し、その若い日本人
女性をバスに乗せてよいか了解を取る。乗せて良いとのこと。
ホテルまで乗せて、帰って着たとのこと。
何と無知で「腰軽」な女性なのか? 警戒心がないのではなく
無知で馬鹿としか言いようがない。初めてあった見知らぬ
外国人にカード入りの財布を渡す馬鹿がどこにいる、と言いたい。
最近、フエに来る若い女性を見ると「この種」の女性は多い。
警戒心がなく、安全神話に包み込まれ、何でも日本の
ようになると思っている。自業自得と言ったところだが
無一文ではフエ市内のホテルにいけない。バオミンさんの
救済は正解だったが、この種の女性は、バオミンさんの
善意を「善意」と理解できず、当たり前を思っている節がある。
日本人のどこかの神経が切れてしまった若者が増えているのは
事実である。常識という言葉がなくなってしまった。
投稿者 koyama : 2008年09月19日 20:53