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2008年09月10日

関係者にいくつかのメールを送信:オーストラリア人と懇談

いよいよ雨季が始った。今日は断続的に雨。夕方には
豪雨。

朝から雨。
午前7時朝食。フォー。食事を作ってくれるベトナムの主婦は
本当に料理がうまい。フォーは出汁に脂が乗っている。



停電。「ハイリーホテル」で仕事が出来ずベトナム事務所へ。
ヤッケを着ていく。
ベトナム事務所で必要なメール送信。受信。
少し長文の文書を送信。
ハンさんと四方山話。

午前11時半昼食。



午後12時半から昼寝。断続的に小雨。大雨の繰り返し。

午後2時、読書「片想い」(中島みゆき著:新潮文庫)読了。
1987年版。この当時、この手の本が売れたのかどうかは
分からないが、毒にも薬にもならない対談集。
しかし私のねらいは、中島みゆきの「バックグランド」を少しでも
知りたいということ。その点ではいくつか対談や「オールナイトニッポン」
の現場中継の中で分かったこともあった。
中島みゆきの本名が「中島美雪」ということ。帯広に住んでいたことが
あったこと、札幌に母親と弟がいること。1987年当時30歳。
ということは現在55歳。
5歳からピアノを習っていたこと。紫外線アレルギー。
あまり人付き合いは好きではないこと・・・。岩城弘之、河島英五、
桃井かおりとの対談は読んでも価値のあるもの。
私の一番好きな中島みゆきの歌「狼になりたい」は吉野家の牛丼屋
が舞台。何度もこのCDを聞いて、中島みゆきがどうして「あそこまで」
吉野家の実態を知っているのだろうと思っていた。
ヒット曲を多数だして吉野家の牛丼屋に行くことができるのだろうか、
などと不思議に思っていた。本書を読んで石狩の藤女子大に通って
いた時、吉野屋の牛丼でアルバイトをしていたことが分かった。
中島みゆきの曲よりも歌詞に私はいたく興味を持っている。
私の想像ではこの歌詞の内容の大半は、中島みゆきの
実体験から得た「教訓」から引き出されたものと見た。

関係者にメール送信。

午後4時、ベトナム事務所のいぶき先生から電話。
オーストラリア人がベトナム事務所に来ている、
私に会いたいと言っているとのこと。

急いでベトナム事務所へ。雨。カッパを着ていく。
オーストラリア人はに英文観光ガイドブック「ロンリープラネット」
を見て、トンチンカンホテルの
日本料理店に行ったそうだ。(ここは、私が作った
日本料理店を現オーナーがそのまま使っている。
ロンリープラネットを読んだお客さんはJASSが経営し
ストリートチルドレンや貧しい子どもたちを助けている
日本料理店と思い、勘違いして入店している。)

このオーストラリア人は、トンチンカン日本料理店を訪ねたが
どうも小山さんのやっている日本料理店ではないと思ったという。
夫が日本人で日本語はぺらぺら。「あの日本料理店は日本料理店
ではないです。中国料理店です」と言っていたい。
真っ当な日本人ならこの手の日本料理店は
どう見ても日本料理店ではないと分かる。誰が見ても中華料理店。
ニセモンは日本人なら誰でもわかる。夫が日本人なので
このオーストラリア人は「偽者と看破」した。
そんな事情で町を捜し歩いてやっと、私の事務所に
たどり着いたという。
夫はシドニニーの高校の物理の先生。娘さんは医科大学生。
娘さんの勧めでベトナム旅行をしているとのこと。
医科大生の娘さんがJASSでのボランティアをしたいとのこと。

午後6時頃、税田さんから電話。ベトナム事務所に着いたとのこと。
急いでベトナム事務所の1階に行く。バオミンさん、大塚さんがいる。
ご苦労様。マルサの佐藤さんと日本からお呼びした縫製の
社長さんたちの視察を終わり帰ってきたとのこと。
税田さん・大塚さんは二人で夕食。バオミンさんは自宅へ。
2階に千草先生がいたが、石上先生と合流し夕食。
今日と明日は日曜日に出勤した「代休」の休日。
日本料理店は従業員にベトナムの労働基準法に基づく
勤務時間と休日を適法に保障している。
今日と明日は日本料理店は休日。

私は雨の中「ハイリーホテル」へ帰る。
支援者から頂いたおつまみでフダビールを少し飲む。
中島みゆきのCDを聞きながらこの日記を書いている。
中島みゆきは「良い」。この人の歌は、上っ面の皮を破って
自分の女の本音を歌っている。本物の詞であり詩だ。

午後10時。就寝。私の睡眠導入剤は「獅子てんや・瀬戸わんや」
の漫才、「Wけんじ(東けんじ・宮城けんじ)の196年代の
漫才を聞きながら寝ることだ。
今流行の関西系吉本のどぎつい漫才とは一線を画し、
「目立たず」「そっと」「粋な」漫才。毎晩、これを聞きながら
眠りに入る。

投稿者 koyama : 2008年09月10日 22:00

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