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2008年09月08日

地球の歩き方ツアーナムドン山岳少数民族訪問交流

晴天  午後雨

午前6時の「ハイリーホテル」5階日陰の気温28度。
少し涼しくなってきた。雨の降る回数も増えてきた。
少しずつではあるが、雨季に近づいてきたことは
確かである。15年間のフエ滞在の経験では、9月15日
に台風が来て第1回目の洪水が起こっている。

午前5時半、読書「片想い」(中島みゆき著)
所ジョージとの対談は面白くなかったが、勝新太郎、
根津甚八、吉行淳之介などの対談を通して、中島みゆき
の人間性などが少し分かってきた。
強度の紫外線アレルギーとのこと。普段は家で10数時間も
寝ているのが一番好きだとのこと。
中島みゆき30歳頃の対談集。時代もまだ活気のある
日本であった。


午前7時朝食。久しぶりにインスタントラーメンのお湯入り。

午前8時、ベトナム事務所のソン君から電話。
日本人がベトナム事務所にきている。税田さんもミンさんも
いないとのこと。急いでベトナム事務所に行く。

九州・福岡の草場さんがベトナム事務所を訪問。
草場さんは10数年前からの付き合い。
今のベトナム事務所員が誰も知らない、一昔
前のベトナム事務所でお付き合いのあった方。
1時間ほど、四方山話をする。糖尿病で目を悪くする。
新聞かテレビ報道で私を知り、その後毎年、「子どもの家」
に様々な支援品を持ってきてくれる。
草場さんのお元気な姿を見てほっとする。

午前9時45分、地球の歩き方4班の泊まっているホテルへ。

ホテルロビーで地球の歩き方添乗員の0さんが今日の日程、
諸注意をする。


地球の歩き方ツアーの皆さん34人、クアンさん、Hさんの
案内でナムドン山岳地帯へ。


午前11時半、ナムドン山岳地帯の麓に到着。昼食。

午後1時、昼食レストランを出て、トゥオン・ロー村へ。
カトゥー族の村。
支援物資をもって村の集会所へ行く。

集会所で交流。村長さんの挨拶。


支援物資の贈呈

カトゥー族の皆さんの歓迎の踊り

地球の歩き方ツアー側のお返しの歌

その後、カトゥー族の食事を頂きながら交流。


もち米を竹筒で煮たもの

豚肉の煮物、果物ランブータン(ベトナム:チョムチョム)

交流は更に続く。日本、カトゥー族の歌合戦


午後3時半過ぎ、交流を終わり全員の記念撮影

今回の地球の歩き方4班のナムドン行きは34人という
大所帯にも関わらす2人のスタッフしかついていないのを
知り、何か「胸騒ぎ」がした。昨夜、急遽バオミンさんに
話し、私も一緒に行くことにした。個人的には疲労困憊の
今日である。出来ればナムドンなどという遠い山岳地帯への
添乗はお断りした。しかし、万が一問題があった場合の
責任の問題もあるので最高責任者の私が付いていった。

案の定、大きな問題が起こった。
私たちがカトゥー族の村に入り、集会所で交流会を始めようと
したら一人の日本人が数人のベトナム人と一緒に私たちの
交流する集会場に入り、ちゃっかり私たちの交流に参加して
いるではないか。とんでもない日本人である。
今回の交流は地球の歩き方が募集し、参加者はそれ相当の
費用を負担しナムドンに来ている。今日の交流は
ナムドン・カトゥー族と地球の歩き方ツアーとの契約による
交流である。そこに事前の了解もなく勝手に入り込んでいる
日本人がいた。

交流が始っていたが、日本人の所に行き、「貴方は誰ですか?」
この交流は地球の歩き方スタディーツアーの参加者が費用を
出して企画したプライベートな交流会である。貴方が参加する
権利はないはず。再度「誰ですか?名を名乗れ?」と詰問。
「私はベトナムの観光を研究している研究者だ」と言う。
その言葉を聞いて私の頭の中の「反抗心」のスイッチ全開と
なる。「研究者だか返球者だか知らないが、人のうちに
土足で入るようなことは昔のヤクザでもしない。昔の
やくざですら仁義を切り自己紹介したものだ」、貴方は
自己紹介すら出来ないのか?
40歳位の日本人は「私は研究者」と言う。
私は頭に来て「研究者もへったくれもあるか」、
今日の交流会は私たちの私的な交流会、貴方が勝手に
入って来る筋のものではない、と言う。
変な日本人は「私は貴方たちを知らない、今日のこの
交流会が何であるかも知らない」という。
「馬鹿者」と私は言う。知らないで人の家に土足ではる
馬鹿がいるか?と。
私は研究者です、とまたその男は言う。
私は「研究者だか何だか知らないが、関係ない、
今日の交流は私的なもの、出て行け」と。
交流会は進む。交流会をぶち壊すような争いをしている
ように思われるのもツアー参加者には失礼なので
私は交流会のお世話に移る。
変な研究者はそのまま居座る。
そのうち、変な研究者の連れてきたベトナム人が
地球の歩き方ツアーの参加者の顔写真を撮り出す。
その時点で私の「冷静な神経」がプッツと切れた。
再度、変な研究者の所に行き、貴方の連れてきた
ベトナムが日本人のツアー参加者の写真を勝手に
撮っているが貴方はそれを知っているのか?と聞く。
知っているという。何故止めさせないのだと私が言う。
「この人はフエ大学の先生だ」とその変な研究者は言う。
更に私の神経は切れる。「フエ大学の先生かどうかは
関係ない。人の顔写真を本人の許可なく撮影するのは
肖像権を犯す犯罪だよ」と変な研究者に言う。
「貴方はこうしたことを日本でもするのか?」と質問。
変な研究者は「しません」という。
「日本でしないものを何故ベトナムでするのか?」と質問。
「ごめんなさい」という。「ごめんでは済まされない」
そもそも貴方はいまだに自己紹介すらしていない。
大学の先生だか何だかしらないが、人の家に来て
挨拶も出来ないのは小学生以下。名刺を出せと迫る。
仕方なく名刺をだす。中国地方の地域学部の講師。
それから20分ほど、お説教を垂れる。
この程度の人間が日本の大学の講師をやっている
現実に失望する。
この講師は自分のしたことの意味を客観的に理解する
能力を持っていない。正常の能力の持ち主ではない。
この程度の人間が大学で教えている現実に戦慄を
覚える。自分のした不躾な行動の意味も理解出来ず、
挨拶も名乗りも出来ない40歳代の大学講師。
この人間の生い立ちを知りたいものである。
近日中にこの馬鹿大学講師の勤める大学の学長に
事実経過と抗議と謝罪を要求する文書を送るつもりで
ある。
以前にも一度、京都大学大学院生と名乗る若い男が、
同じように私たちの交流会に勝手に参加したことがり、
厳しく叱責したが、彼は、私が叱責いた意味すら理解できなかった。
知的水準の低さを痛感した。
今日の大学講師さんも私の叱責している意味が十分理解できて
いない。とにかく私が怒っているので「謝っておこう」とう態度。
知的に自分自身の行動を分析し、私が理論的に講師の行動を
分析し話しているのだから、その話しを理解できる程度の
人間の最低の能力は持ってもらいたいのである。大学の教師
以前に人間の最低の能力である。人の家に入ったら挨拶を
し、理由を述べる。この講師のしたことは「土足で人の家に
勝手に入り込み、家族が食事をしているところを勝手に
写真を撮り帰って行った」のと同じこと。そのことをいくら
説明してもこの講師さんは理解する基礎教養と能力が
なかった。日本人の「メルト現象:溶解現象」の
現れの一つと見た。

午後5時半、宿泊ホテルの到着。皆さんが買った
アオザイが届く。一人一人に手渡す。
その後、ベトナム事務所へ帰り、疲れたのと
今夜は大学生協ツアー貸切の晩餐会があるので
私がいては邪魔なのでコムディア(ほか弁:100円)
を買い、「ハイリーホテル」へ帰る。

途中、バオミンさんの娘さんのアルファーちゃんと会う。
9月5日、レロイ小1年生に入学したとのこと。

多くのメールが入っている。

故木村百合子さんの裁判を
支援する会ニュース  創刊号

2008年9月 発行 発行・木村百合子さんの公務災害認定裁判を支援する会
代表・蓮井康人(静岡県磐田市中泉2979-3 ℡0538-32-8063)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この会は、新規採用されたばかりで自殺した小学校教諭・故木村百合子さん(磐
田市下太当時24歳)の、公務災害の認定を求める遺族の裁判を支援すること
を目的とし、このことを通じ、多くの困難を抱えている学校教育現場の状況が
改善され、教師になることに夢をもって新規採用される若い教師たちが、安心
して教育に取り組むことができるようになることを目指すものです。


「裁判を傍聴しましょう!」
いよいよ、第1回 口頭弁論が開かれます。
9月25日(木)14:00~ 於・静岡地方裁判所
皆で傍聴席を埋め尽くしましょう!
傍聴人数の調整もありますので、詳細及び傍聴ご希望の方は、支援する会代表の蓮井(℡ 0538-32-8063)までご連絡下さい。

「 裁判のあらまし 」
この裁判は、百合子さんの死が公務災害であるとのご両親の認定請求が、被告である「地方公務員災害補償基金」によって却下されたことに対し、百合子さんのご両親・木村憲二さん・和子さんが、原告としてその取り消しを求めるための裁判です。原告側弁護士は、はままつ共同法律事務所所属・塩沢忠和さんと、小笠原里夏さん。

「 これまでの動き 」   
< 支援する会発足 >
6月21日、磐田市内で「故木
村百合子さんの裁判を支援する会」の発足の会を開催。百合子さんの小さい頃からのお知り合いや、ベトナム「子どもの家」を支える会、静大関係者なども駆けつけて頂き約40名が参加。「支援する会」にも多くの入会がありました。報道も6社が取材、当日の夕方にTVニュースが流れ、翌日には新聞各紙が様子を伝えました。
蓮井代表から「妹さんの絶叫の電話で知り、亡がらも見られないままの死だった。彼女が何を訴えたかったのかを考えたい」とのあいさつで始まり、ご両親の話、弁護士から裁判の話等があり、ベトナム「子どもの家」を支える会の小山代表からは「百合子さんの死は憤死であり、全国の教育現場に通じることである。世論を広げていきたい」と、また、同様の例で裁判を闘っている尾崎さんからは「公務災害補償基金は冷たすぎる。働く人の安全を守るために係争中だが、何でも協力したい」と応援メッセージがありました。最後に会則を承認し、「この運動を広げていきましょう!」と確 認しあい閉会しました。

< 支援の声寄せられる >
新聞やテレビ等の報道後、多くの声が県内外から寄せられ、入会される方も増えました。「百合子さんの事が他人事とは思えない」「同じ悩みを持つものとして勇気付けられた」「決して裁判をあきらめないで!」等々。大きな励みです。引き続き支援の輪の拡大をお願いします!

< 東京で訴えてきました >
6月28日に東京・池袋で開かれた「学びをつくる会」で、全国から集まった80人ほどの教職者を前に、ご両親がこの事件の内容報告と、支援を求める訴えをしてきました。会場からは、同様の悩みを持つ方から共感の発言や、類似ケースの報告もされました。支援する会への賛同を頂くとともに、参加者同士がお互いに励まし会う貴重な機会にもなりました。


✾✾ みなさまへのお願い ✾✾
< ミニ集会で 支援の輪の拡大を! >
この裁判を勝訴とするために、多くのご支援が必要です。ご両親から直接お話を聞く機会を作って頂けませんか?サークル等の会合や、少人数のおしゃべりの機会にお時間を頂ければ幸いです。支援する会代表の蓮井(℡ 0538-32-8063)までご連絡下さい。

< テレビ放映のビデオ・DVDをお貸しします >
百合子さんの事件がテレビでも取り上げられました。NHKとSBSがご両親などを取材し、放映されたものを一本にまとめたビデオとDVDがあります。ぜひ、ご覧下さい。お貸ししますので、蓮井代表までご連絡をお願いします。

     < 情報を求めています! >
 この件に関して、いろいろに思いをお持ちの方や、陰でご協力をして頂ける方等々、ぜひ、ご連絡をお願いいたします。多くの現実の声を求めています。  

< 会員を募っています! 8月31日現在 78名 >
多くのお仲間をお誘い下さい! 詳細をご希望の方には資料等をお送りします。ご賛同下さる方は、裏面の入会申込書をお送り頂きますようお願いいたします。ご連絡は、蓮井代表まで。
[故木村百合子さんの公務災害認定を求める裁判を支援する会]会則
第1条 この会の名称を「故木村百合子さんの公務災害裁判を支援する会」とする。
第2条 この会は、新規採用されたばかりの小学校教諭故木村百合子さん(当時24歳)の自殺の公務災害の認定を求める遺族の裁判を支援することを目的とする。このことを通じ、多くの困難を抱えている学校教育現場の状況が改善され、教師になることに夢をもって新規採用される若い教師たちが、安心して教育に取り組むことができるようになることを目指す。
    (※木村さんは新規採用後、いきなり困難な学級運営を担わされ、しかも学校管理職らからの適切な指導や助言もなく、むしろパワハラとも言うべき配慮なき言動によって過重な精神的負荷を受け、自殺に追い込まれた)
第3条 この会に次の役員をおく。
    世話人代表 1名
    世話人   若干名
    世話人の中で事務局、会計、通信、組織
等の係を分担する。
第4条 この会は個人加盟制の会とし、会費は年額1000円とする。また、寄付を募る。会計年度は4月から3月までとする。
第5条 この会の総会を毎年6月開催する。
第6条 この会は次のような活動を行う。
    裁判を支援するための集会や学習会の企画、会への加入を勧めるための案内やニュースの発行、裁判傍聴の呼び掛け
    他団体、他組織への呼びかけ
第7条 会則の改定は必要に応じて行う。
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〔 入会申込書 〕 頂いた情報は会の目的以外に使用しません。

この会の趣旨に賛同し、会費を添えて入会します。  2008年  月  日

氏名              

住所 〒                             

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投稿者 koyama : 2008年09月08日 21:17

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