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2008年09月07日

全国大学生協スタディーツアー講演会

北海道雄武(おうむ)町の菊さんから
2007年9月07日に行われた「雄武町児童センターこどもまつり」
での『ベトナム「子どもの家」絵画展』の様子が送られてきた。
雄武町は網走の方角。私も正確にはわからない。
北海道でも「子どもの家」の絵画作品展が行われていることに
15年の年月と、それを支援し、地域の皆さんに知ってもらおうと
する人々がいることに感動。2008年10月に雄武町町民大学で
講演会を行う。菊さんの紹介。


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晴天

北星学園大学ツアーがA班・B班と分かれて行動する。
今日は4つのスタディーツアーが行動することになる。
地球の歩き方(34人)、大学生協(16人)、北星学園A・B。
ベトナム事務所スタッフも総出て対応。

午前6時起床。今日は日曜日。3食とも各自で作る日。
ご飯を1合炊く。昨夜の日本料理店の残り物を
パックしてもらった。5勺のご飯と残りの空芯菜などをおかずに
簡単な朝食。

午前7時半、「ハイリーホテル」を出て、全国大学生協ツアー
の泊まっているホテルへ。
午前8時出発だったが、行き違いがあり、午前8時20分、
ホテルを出て16人のスタディーツアーの皆さん、
ハンさんで「子どもの家」へ。

午前8時40分。「子どもの家」で私の講演会を行う。
午前10時半まで90分以上話す。

その後、ハンさんの案内で施設を参観。

「ハイリーホテル」警備員のリー君が「子どもの家」に来ていた。
今日は日曜日。ハイ君は休日。やはり休日になるとハイ君は
「子どもの家」が恋しいのか毎回遊びに来ているようだ。
もっとも昼食を「子どもの家」で摂って浮いた食事代で
インターネットのチャットをやっているという噂もあるが、真偽の
程は不明。


午前11時。「子どもの家」2階で「子どもの家」との文化交流会。

歓迎会の出番を待つ子どもたち

セン運営委員長の歓迎の挨拶。(通訳はハンさん)


「子どもの家」の子どもたちの歓迎の踊り。

●久々に「アリババ」を踊る

●男子のヒップホップ



大学生協ツアーの皆さんは、「さんぽ」を歌い、
「チューリップ」に踊りをつけて歌う。

子どもたちと一緒に振り付け付きのチューリップを再度踊る

午前11時45分、歓迎交流会を終わり、大学生協ツアーの
皆さん(16人)、ハンさんと昼食レストランへ。

午後1時、「ハイリーホテル」へ戻る。
これで4週連続日曜日の講演会となる。既に1ヶ月以上
1日の休みもない。これはバオミンさんなどベトナム事務所
スタッフの皆さんや「子どもの家」スタッフの皆さんも同じ。

1時間ほど昼寝。

読書「汚辱の近現代史」(藤岡信勝著:徳間文庫)
いくつかの問題提起がある。ソ連崩壊後の日本の進路、
国家と国民の責任と権利。戦後民主教育の「総括」・・。
しかし、私はこれらについては基本的に見解を異にする。
藤岡氏の基本的な出発点は、1945年8月15日の
日本の敗戦という事実を曖昧にするところから出発し、
いつの間にか、明治以降の近代化は日本の素晴らしい
勝利だったという図式に持ち込み、最終的には、命をかけても
国家のため戦い、血を流す国民の教育が必要だとの
結末に到達する。そのような研究会も組織している。
安部「政権投げ出し首相」など「戦前回帰」を主張している
アナグロ政治家のひとつの理論的な基礎を作っている
学者でもある。

読書「片想い」(中島みゆき著:新潮文庫)
1987年の本。20年前だ。私が読む本は、ほとんど
古本屋(BOOK OFF)で105円で買っているので
古い。古いからと言って、内容がないわけでもない。
中島みゆみと各界の人士との対談集。10月に中島みゆきの
出身大学である北海道石狩市の「藤女子大」で講演会をする。
この大学は中島みゆきや氷室冴子、藤堂志津子などを輩出
している。私はCDを1枚選べと言われたら中島みゆきの
「大吟醸」を選ぶ。「1曲を」と言われたら「狼になりたい」をあげる。
なかなか魅力のある詩を書く人である。
対談集でその人となりの一部でも分かればと読む気になった。
藤堂志津子の本も読みたいのだが、ベトナムで買うことは
出来ない。

午後6時、「ハイリーホテル」を出て、日本料理店へ。
今夜は「子どもの家」のスタッフを招待し、慰労会を行った。
この夏、たくさんの訪問者は「子どもの家」を訪れた。
セン委員長をはじめ、「子どもの家」スタッフは日曜日も
出勤することもあり、大変だったと思う。JASSとして、
長期スタディーツアー受け入れ中ではあるが、
中間地点で「子どもの家」スタッフへ感謝の気持ちと慰労を
こめて、夕食会を開く。


小山・慰労の挨拶


厨房担当の学生は暑い中、調理に挑戦。


また、今日は北星学園大学(11人)の学生が、日本料理店
での実習を行っている。朝から食材の買出しを行い、
午後は、今夜の夕食のために調理。今夜は、事前に献立を
決めず、突然10数人のお客さんがやって来て各自好きなものを
注文すると言う「筋書き」の日本料理店実習。


午後8時45分、晩餐会は終了。
セン委員長のお礼の挨拶。


「子どもの家」スタッフが帰った後、北星学園大学の学生さんと
反省会


●日本料理店の子どもたちの自己紹介



●北星学園大学の学生さんの今日の活動の感想

北星学園大学の学生さんは本当に真面目に日本料理店
のサポート活動をしてくれた。子どもたちとも仲良くなった。

今回初めてスタディーツアーで日本料理店の手伝い・サポート
というプログラムを入れてみた。大局的には成功。

午後9時過ぎ、全ての仕事が終わる。
リー君と二人で「ハイリーホテル」へ帰る。

投稿者 koyama : 2008年09月07日 18:07

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