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2008年09月02日

ベトナム国慶節(独立記念日)休日

晴天   快晴   暑い。


午前7時起床。

今日は国慶節で全国的に休日。

63年前の1945年9月2日、ホーチミン主席がハノイで
「ベトナムの独立」を宣言。1945年8月15日、日本がポツダム宣言
を受け入れ無条件降伏をした。その前日からホーチミンの指令で
ベトナム全土で侵略者日本軍国主義者に対する武装蜂起が行われ
8月23日にはフエが解放され、8月末にはサイゴンが解放され
9月2日、ホーチミンがベトナム全土の日本軍国主義とフランス
植民地主義に対して独立を宣言した記念日。
同時に「グエン王朝」も崩壊。第13代皇帝バオダイが退位し、
グエン王朝は終焉する。
といった歴史的経過はあるが、独立記念日と言って騒いでいるのは
人民委員会や共産党の諸氏のみ。フエの一般市民は至って
冷静沈着。

ベトナム事務所・日本料理店も休み。
ただし、バオミンさんとリー君は全国大学生協の皆さんと
ナムドン山岳民族交流へ。

午前9時、朝食。ご飯を1合炊き、5勺を食べる。
昨夜の大学生協晩餐会の残りを大塚さんや子どもたちが
パックしてくれた野菜サラダや高菜の炒め物などをおかずに。

午前9時半、読書「少女の器」読了。

今まで何冊か読んだ灰谷作品からする印象としては、
生活感と現実感のないような内容に読み取れ、多少の
違和感を感じた。


午前11時、部屋の掃除。汚れた靴を洗い日なたに干す。
半日で完全に乾く。トイレ掃除。

午後12時半から昼寝。


午後2時過ぎ読書。「人間の檻」(藤沢修平著:講談社文庫)
江戸時代、小伝馬町の牢獄の獄医 立花登が体験する
獄人の人間模様。6編の半分ほど読んだが、どの編も庶民が
登場し、庶民の生活が見える。

午後4時過ぎ、夕食用の「コムデイア(ベトナムほか弁」(100円)
を買いに行く。町は国慶節なのに意外と静かだった。

午後5時、部屋の内外を少し掃除。
バオミンさんに電話。
丁度、ナムドンから帰り、ホテルで皆さんと対応している
所とのこと。

午後5時半、トイレットペーパーがなくなったことに気づく。
近くのスーパーに買いに行く。

久しぶりにスーパーに来て見ると開店当初賑わっていた
雰囲気はなくなっていた。
エスカレーターが止まり、室内の電気もほどんと切ってある。
所々の蛍光灯がついているだけ。室内は薄暗い。
色々探したがトイレットペーパーはなかった。何人かの
係員(ダラダラしている)に聞くが英語が分からず通じない。
陳列棚にティッシュボックスを飾っていたが、角がへし曲がって
いるほどたくさん詰め込んで陳列している。
結局、店全体のデイレクターの能力に全てはかかっている。


午後7時すぎから夕食兼軽く一杯飲む。
メール受信。いくつかのメール返信。再受信。最返信。

読書「人間の檻」。

午後9時、就寝。
この1ヶ月間ほどの疲れを取る。ゆっくりと1日中、ダラダラして
休む。人間は、こうした休みも必要。

投稿者 koyama : 2008年09月02日 19:46

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