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2008年07月27日

地球の歩き方スタディーツアー1班帰国

晴天


午前6時半起床。
シャワーを浴びる。

午前7時半、昨夜の地球の歩き方スタディーツアーとの
夕食交流会の残りの食事を朝食にする。

午前11時、「ブンボーフエ」のお店へ。
地球の歩き方第1班の皆さんが今日で帰国。
最後の昼食をフエ名物「ブンボーフエ」のお店で。

フエ空港までの見送りはバオミンさん。
私は近くの「コムディア」(ほか弁)を買いに行く途中で
地球の歩き方の歩き方の皆さんにお別れの挨拶。

昼食はコムディア(100円)。
午後12時半から1時間、昼寝。

読書「アジアの聖と賤」(野間宏等著)
インドのカースと制の分析。ヒンズー教の教義その中に
カースト制度そのものが身分制度として組み込まれている。
5つの階層。1から3までのカースト(ブラーマン・クシャトリア・
ヴァイシャ)は永代家族・個人が引き継ぐ(再生民族)。
4番目のカースト(シュードラー)は1代限りのカースト(1生族)。
5番目に「不可蝕民」。ヒンズー教の基本的な理念は
「清浄と穢れ」の概念である。5番目のカーストは
穢れ(けが)れていると認定。仕事も皮革・清掃・・・・・・。
聖と穢れは食べ物にもある。
聖なる食べ物は、牛、水牛、コブラ、サル、ヤギ
穢れの食べ物は鶏、豚。
5番目の不可蝕民は2500位の「サブカースト」に分かれている。
動物死体処理、芸能、清掃。
マハトマ(聖人)「ガンジー」と呼ばれたガンジーも
カースト制度の徹底的な闘いは回避している。
ヒンズー教の教義中での妥協的な解決路線。
カースト制度そのものの根幹でヒンズー教そのものとの
対決には行かず、妥協をつづけてしまう。
ガンジーと対英独立闘争を戦ったアンベトガルが
独立後の法務大臣を経験したが、ガンジーに対して
カースト制度の徹底的な廃棄を要求したが、
ガンジーは受け入れなかった。
1980年当時でインドに被差別民は1億2千万人いた
という。世界の人口の3%。

中国の律令国家が「良賤制」を生み出した。


午後5時、フエ師範大近くのコムデイア屋へ。
100円のほか弁を買い、「ハイリーホテル」で夕食。
フダ缶ビール3本を飲む。

必要なメールの送受信。
2008年10月講演会日程、2009年テト正月等の
講演会計画・日程調整を行う。


投稿者 koyama : 2008年07月27日 19:43

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