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2008年06月25日
病院へ
午前中曇り、午後晴れ。
午前9時、近くの総合病院へ行く。
半年ほど前から講演会中などに耳がおかしくなり
自分の声が「ガーン」と大きく聞こえてしまい、
講演会が出来なくなることが度々会った。
また、1時間半ほど講演会をすると声がかれてしまうことも
多々あった。
目に蚊が飛んでいるようなものが見える。
と言うことで耳鼻咽喉科と眼科にかかった。
病院はじいちゃん、ばあちゃんがたくさんいた。
かなり待たされ、耳鼻咽喉科。鼻から通し喉を見る内視鏡で
検査。声帯ポリープなど大きな問題はないとのこと。
何らかのアレルギーで鼻と喉が反応を起こしているとの診断。
アレルギーを押さえる薬をもらう。
続いて眼科。「飛蚊症」とのこと。加齢で水晶体の中に水泡の
ようなものができてしまい、それが反射して「蚊が飛んでいる」ように
眼球に写るとのこと。
精密眼底検査をする。目薬を差して30分ほど待たされる。
今後、6時間ほどは目が見えにくいですから。車の運転は
止めてくださいとのこと。
30分ほど経って眼底検査。特に目の異常はないとのこと。
蚊が飛ぶのは治らないそうだ。「そのうちなれます」といわれる。
その後、近くの薬局で薬をもらう。
結局、半日仕事となる。ベトナムではなかなか治療が難しい
ので少し異常を感じたら日本にいる間に治療をしておくしかない。
1万円ほどかかる。高いか安いか?
午後、読書をするが、確かに目が霞んで小さな次は読みにくい。
近松門左衛門を読む。「心中天の網島」(じんじゅう てん のあみじま)
紙屋の治兵衛(28歳)と女郎小春(19歳)の心中話。家族、親戚など
回りの人々の動きと反応。人間はそれほど変わっていないと感ずる。
ここまで読んで、まさに現代のテレビのワイドショーの話題そのもの
である。近松の話は、殺人、心中など今でも「人の興味と話題」
になるような内容を取り上げている。
「女殺油地獄」(おんなころし あぶらのじごく)を読む。
野崎参りで有名な野崎参り道中から話が始まる。
アレルギーの薬を飲むと「眠くなりますよ」と医者が言ったが、
確かに午後、眠くなる。
明日の夜の東京学芸大での講演会の内容を検討整理する。
投稿者 koyama : 2008年06月25日 15:26