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2008年04月14日

オアシスの会プロジェクト推進

晴天


気温32度。

午前7時、朝食。リー君も参加。

午前8時半、ベトナム事務所へ。オアシスの会プロジェクトの
件でフーハウ診療所長と懇談。今までの活動状況を聞き、
今後の活動についての計画などを話し合う。
難聴の子どものための補聴器を買うことにする。

昨日の日曜日午後12時45分にフエテレビとハノイの
中央テレビフエ支局の二つのテレビ局で私の特集番組が
放映されたとのこと。日曜日のお昼時なので私の番組を見た
フエ市民は多いと思われる。肝心の私たちが見ていなかった。
「子どもの家」では子どもたちがみんな見ていてそうだ。
昨日、「子どもの家」に遊びに行っていた「ハイリーホテル」の
住人の子どもたちからの報告。

午前10時、散髪屋へ。15年間通っている馴染みの散髪屋。
店主が私の髪を切ってくれるのだが、今日は席に座った途端、
「昨日、テレビを見たよ」という。その後は、隣の店員に
「この人は15年前にフエ師範大学で日本語教え、今は
ストリートチルドレンを支援したり、日本語学校を運営しているだ」
などと話していた。
4月23日には、ハノイから同じ番組が全国放送されることになっている。
散髪代2万ドン(150円)。

ベトナム事務所でバオミンさんと当面の諸問題を打ち合わせ。

メールの送受信。

午前11時過ぎ、「ハイリーホテル」へ。
昼食。リー君も来ていた。空芯菜のニンニク・唐辛子炒め、
野菜の漬物の炒め物。、野菜スープ。


午後12時半、昼寝。

与謝野源氏(下)を読む。やっとあと3分1で終わる。
宇治10帖。源氏の子ども、匂宮・薫の時代になり、
子どもたちの恋愛物語が展開されている。

午後2時半、ベトナム事務所へ。
途中、豚肉と小麦の手打ちうどんを買う。
日本料理店で明日食べるうどんの付け汁を作る。
豚肉を油で炒め、塩・だし汁・醤油で味付けする単純な
付け汁だが、小麦手打ちうどん(500グラム30円)を
茹でて水洗いをして食べると美味しい。
明日は、ベトナムの「休日」。明日の休息計画の一環。

午後2時半から日本料理店は仕事を始めるが、
リー君は来ない。夕食もこなかった。気分が乗れば
仕事をし、気分が乗らないとどこともなく消えてしまう。
日本料理店の他の子どもたちから、リー君は仕事を
しないので良くない、との声が上がっている。
その通りではあるが・・・・。

午後5時半日本料理店の子どもたちと夕食を開始した途端に
ベトナム人など2人の来店。太巻き寿司を注文。
ハイ君と私以外の子どもたちは全員、直ぐに食事を中断し
厨房に入り、注文を作り始める。

午後9時過ぎ閉店。
ベトナム人1人、日本人3人、タイ人2人。韓国人1人。
合計7人。

リー君は、日本料理店前に自転車を置いたまま消えてしまった。
自転車を日本料理店の中にしまい、「ハイリーホテル」へ
帰る。数日前、「ハイリーホテル」玄関内の植木の花瓶が割れていた。
夜中の2時か3時頃、「ハイリーホテル」に帰ってきたリー君が、
玄関横の窓をこじ開けて室内に入った際、花瓶を割ったことが
判明。2月テトで母親に会って、小金をもらって以来、携帯電話を
買い、物・物・金・金の生活に入りつつある。責任をもった仕事は
しなくなっている。困ったものである。仕事をしないで、月給の
前借り、果てには、ハイ君の月給まで使おうとしている。
何を考え、何をしているのだろうか? 仕事をしないで
甘い汁を吸おうなどという考え自体が間違っているのだが、
この種の人間がフエには、多発している。身近にもたくさんいる。
悲しい現実ではある。近日中にリー君を呼んで厳しく注意する
つもりだ。

午前中、ベトナム事務所は停電。
午後4時から「ハイリーホテル」が停電。
長時間停電のため「ハイリーホテル」の冷蔵庫の中の
食品がおかしくなっていた。
日本料理店・ベトナム事務所・「ハイリーホテル」と
順番に長時間の停電。突然の停電には困り果てている。
事前に担当者やお偉いさんは知っているはずである。
公表すべきだ。ベトナムの主人公は一体誰なのか?
主権者は誰なのか? 腹が立ってくる。特にビールが
暖かくなっている現実を見ると、理屈ぬきに腹が立つ。

投稿者 koyama : 2008年04月14日 17:54

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