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2008年01月19日

ベトナム事務所員会議

曇り

気温20度。

午前7時朝食。焼きそば風の麺に野菜などをいたものを
載せたもの。

朝食後、ベトナム事務所員会議に行こうと部屋へ戻った
Aさんが、カーテンの陰に隠れていた「ハチ」に刺される。
私の部屋にあった消毒薬とクロマイ軟膏を塗る。
既にベトナム事務所に行っていた税田さん、リー君が
戻って来て『バオミンさんの意見ではニンニクをつぶして
塗れば治ると言っている』とのこと。
行動派のリー君がニンニクをつぶし刺口に塗る。
その上をバンドエイドで止める。

リー君がシャツの取れたボタンを自分で付けようとしていた。

それを見ていたホンニーさんが「貸しなさい」と言って
ボタンをつけてやっていたい。微笑ましい風景である。


午前8時半、ベトナム事務所員会議。

(ソン)一昨日「ハイリーホテル」のインターネットの修理をしたが、
    まだ直っていない。
    昨日、日本料理店のスタッフに日本語を教えた。
    日本料理の専門用語を教えた。
    「子どもの家」の子どもたちが日本人書いた手紙の翻訳をした。
    最終的には、ハンさんに直してもらているが・・・。

(千種)日本語学校の研修生クラスのテスト
(ハンナ)日本語学校の中級クラス
     観光基礎コース43課・44課テスト。
     4人の再試験。
(ゴック)月・火・金 観光コース47課
     水 中級9課
     木 研修生コースの生徒がテト前ということで実家に帰って
     しまった。
(ハン)「JASSはこだて」から送られてきた手紙などの翻訳
    2月3月のスタディーツアーのホテルやレストランの予約
    2月に「子どもの家」を訪問する国際ソロプチミスト京都西山
    の皆さんの訪問について、「子どもの家」のセン委員長に
    手紙を出す。
     
(税田)日本の支援者との間で多数のメール交換・連絡
    JASSはこだて関連の作品を取り扱う
    ホーチミン市のTさんより刺繍の注文
    石狩の菊さんより刺繍の注文

(ミン)フエ要人訪日の準備(航空券・・・・)
    訪日の諸準備はほぼ完了
    訪日ビザも取得できた
    1月22日・23日とボランティア貯金の視察団の来訪。
    1月22日午前8時半にベトナム事務所を視察。
    ベトナム事務所員は全員、待機しているように
    2月1日~2月11日まで「子どもの家」はテト休暇。
    実家や親戚などでテトを過ごしたい子どもたちは
    帰省する。帰省しない子どもたちは「子どもの家」で
    テト正月のお祝いをする
    テト明けからスタディーツアーが始まる。皆さん、協力を
    昨年から今年になってガソリン代が急騰している。
    今まで1㍑ 5000ドンだったが、昨年末9000ドンに
    値上がり。今年に入り13000ドン、更に17000ドンに
    値上がりしている。この数ヶ月で3倍以上の値上がりだ。
    物価もこの10年で3倍ほどに値上がりしている。
    
(小山)2008年1月からJASS関係スタッフの皆さんの
    給料をアップする。物価の値上がりが平均3倍程度
    なのにベトナム事務所スタッフの給料は値上げして 
    いなかった。平均10%から20%程度の値上げ。
    今後もベトナム事務所員、一致団結して子どもたちの
    ために頑張りましょう。宜しく
    
ベトナム事務所員会議終了後、フエ要人訪日関連の
文書の作成。

午前11時半、昼食。

モツの煮物、大根の煮物、トマトスープ


午後12時半、昼寝。
午後1時半時から読書「与謝野源氏」。 須磨の巻読了。

午後2時半、ベトナム事務所で『日本料理店会議』。
バオミンさんの司会・通訳で始まる。

私からいくつかの提案を行う。

①日本料理店のテト閉店  2月2日~2月11日まで
②日本料理店役員手当ての支給
  ・店長手当て(ホンニーさん)  10万ドン
  ・副店長手当て(リー君)     5万ドン
  ・料理主任手当て(トゥオイさん)5万ドン
③毎朝の買出し用オートバイのガソリン代
  ・20万ドン
④日本料理店からのお年玉
  ・基本給の10%をお年玉として支給
   50万ドンの人は5万ドン。

⑤毎日の仕事をしっかりとすること、自分の力で生きていく
  ことを心から期待したい。
   最近、皆さんの周りの友達などがオートバイを買ったり
 携帯電話を買ったり、新しい高級な洋服を買ったりしている。
 皆さんも羨ましく思っているかもしれない。しかし、15歳や
 18歳の若者がそんな高級なものを自分の力で買える訳が
 ない。親の力だ。自分の力で買うのではなく、親が「お偉いさん」
 だったり、お金持ちだったりするだけで、本人の力ではない。
 また、外国人と結婚し、贅沢な装身具を身に付けて帰国し
 皆さんの周りで高級品を見せびらかせ、高額のお金を使って 
 自慢しているようなベトナム人もいるが、それも自分の力では
 ない。皆さんの月給は50万ドン(3500円程度)位で
 けして高い給料ではない。しかし、皆さんは自分の力で
 仕事をして給料をもらっているのだ。皆さんは、親からお金
 をもらったりして贅沢な生活をしているよりも「立派」な
 ことをしていると「誇り」を持って欲しい。今、若いうちに
 苦労をすることが、将来、皆さんの力になる。親のすねを
 かじって贅沢な生活をしたり、外国人と結婚して急に
  お金持ちのような服装をしたり高級な持ち物を持って
 皆さんに自慢し見せびらかしている人は、「応援する人」
 がいなくなったら、何も残らない。皆さんは何が起こっても
 この日本料理店で経験したことを生かして、自分の力で
 生きていける。皆さんは今はお金はあまりないかもしれないが
 立派な生き方をしているということに自信を持って欲しい。


⑥子どもたちの中で年下の人が年上の人に対して失礼な
  態度や言葉遣いをしている。HさんとTサンは特に気をつけて
  欲しい。日本料理店で仕事をする皆さんは、みんな仲間だ。
  仲間だけれど、長幼の序ということばもある。年上のお姉さんに
  失礼な態度で接したり、汚い言葉を使うことのないように。

子どもたちから日本料理店での仕事、給料のことで意見を
聞く。子どもたちからは、特に問題はない、これでよい
などの意見が出た。

⑦2月2日~12日の日本料理店テト閉店中の各自の行動の
 確認
  ・トゥオイさんとホンイーさんは実家やおばさんの家へ帰る。
  ・ハイ君もお姉さんの家へ帰るが、時々「子どもの家」へ行きたい。
  ・リー君は「子どもの家」にいる。
  ・「子どもの家」のヒエンさん、チャンさんは「子どもの家」の
   セン委員長と相談する。
  ・グエットさんは法事で今日は休み。
 
日本料理店会議を終わり、1月分の月給を渡す。

●ハイ君(「ハイリーホテル」警備員)

今回、正式に「ハイリーホテル」警備員としての給料(30万ドン)
をもらうハイ君。今後、20万ドンは貯金としてベトナム事務所で
預かって欲しいとの要望がでた。今回もらった30万ドンを
使って2月7日のテト正月になくなった母親にビスケットを買って
仏壇に供えたいと言っていた。

●ホンニーさん

 2年半ほど日本料理店で仕事をしている。「子どもの家」に
住んでいる間は、給料を「子どもの家」スタッフが保管していた。
今回、自立し保管してもらっていた給料を全額もらったそうだ。
4000万ドン。300ドル程。公務員の2ヶ月から3ヶ月分の
給料に相当する。

●リー君

毎月55万ドンの月給。
今月から20万ドンを貯金としてベトナム事務所で預かって
欲しいと申し出てきた。将来の結婚に備えたいとのこと。

午後5時半、夕食。

午後6時半から日本料理店開店

来客欧米系3人。

午後9時閉店。

護送船団で帰宅。

午後9時半からリー君、ハイ君、ホンニーさん、トウオイさんと
日本料理店の残った生ビールを飲みながらテレビを見る。

投稿者 koyama : 2008年01月19日 11:49

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