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2007年10月29日

守屋元防衛省事務次官の証人喚問を見る

晴天

久しぶりにあったかくなる。

昨日まで8日間連続活動があった。
京都・大阪での講演会・・・・。
やはり疲れた。今日は1日休息を取る。
午前中、ウオーキングしようと思ったが、体が動かない。
しばらく寝ている。

読書「新源氏物語(上)」(田辺聖子)
賢木の巻、花散る里の巻、須磨の巻。桐壺帝の大后や
右大臣一派に睨まれた源氏は、処分される前に
須磨に身を退く。須磨で謹慎。
桐壺帝の子供として生まれ、現在の天皇の弟の
源氏であるが、政争に巻き込まれる。政争の原因の
一つは、源氏にも原因があるのだが・・・。
人間の人生をしみじみと考えさせられる。
世の中の頂点に立って浮かれていた人間が、突然
追放される。それまで周りでちやほやしていた人々も
右大臣一派の攻撃を恐れ、誰も寄り付かない。
何か現代の人間社会にもそのまま当てはまる社会が
1000年前の貴族社会にもあった。

源氏物語を読んでいると「落語の世界」とよく似ていることに
気づく。

午後1時から午後3時半までテレビで国会喚問を見る。
自民党・公明党の与党は、追及をしながらも中々
本質的な追求やあいまいとした回答への厳しい
追求がない。共産党・社民党は時間がほとんどない。

守屋陣営の作戦は、ゴルフなどの接待は認めて謝罪。
それ以外の自衛隊時期輸送機選定をめぐる「便宜供与」に
ついては一切否定。
また、インド洋上での給油量の隠蔽への関与も否定。

共産党赤嶺議員の追及で「山田洋行の関係者と一緒に会食」
したことを認める。元防衛庁長官も同席したとのこと。

自衛隊機選定問題、給油問題に関する質問には
「記憶がない」を連発。

ゴルフ接待、奥さんのバッグなどの贈与などは、認める。
政治問題にさせないとの隠れた意図がみえみえ。

政治家・官僚・財界との癒着の構図が見えてきた。
軍需産業に群がる政治家・官僚と財界。
シーメンス事件以来、綿々と続いている構図でもある。
久間防衛大臣は急遽入院手術とのこと。

赤福・吉兆の偽装といい、日本の支配層の精神構造の
腐敗・腐食が進行している。

メール20通受信。10通の送信。

投稿者 koyama : 2007年10月29日 17:39

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