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2007年10月16日

通院・第5回京都学生祭典・縁日

曇り  

かなり寒くなった。

午前7時起床。
メール受信・送信。

フエでは大雨でフオン川が氾濫。かなり大変な状況のようだ。
トンチンカンホテルの前の道は増水しているという。
ベトナム事務所や刺繍みやげ物店のスタッフの半分以上
の人が今日は通勤できなかったと言う。
「子どもの家」も回りはかなり増水・浸水しているという。
大きな被害がなければよいのだが・・・・・。

バオミンさん、税田さんに「子どもの家」、在宅支援の子どもたち
、「子どもの家」やベトナム事務所のスタッフ、刺繍のスタッフ
などの被害を調査してくれるよう依頼する。必要な支援や
見舞金など・・・。


午前9時、地域の総合病院へ。7月に行った「区の無料
健康診断」の結果、大腸がんが陽性と出た。
結果が出た時点で既にベトナムへ帰っていた。
それから3ヶ月。やっと今日、精密検査を受けに行く。
医師の触診。おしりの穴に指を突っ込まれる。痛い。
18日(木)大腸X線検査をするとになる。
肛門から大腸(直腸・S状結腸、下行結腸、上行結腸虫垂)
にバリュームを注入し、レントゲンで調べると言う検査である。
そのため、明日から「検査食」を摂ることになった。
明日から3食「検査食」。朝食・昼食は「白かゆ」、夕食は
「ポテトスープ」。その間に何度か下剤を飲む。
18日当日は絶食となっている。

ということで、飲めるのは、今日だけとなった。
病院は待つのは致し方ないのだが、3時間半かかった。

「米原万里の『愛の法則』」読了。
科学的に根拠があるのかどうかは分からないが、
この人が言う「うんちく」を聞くとその通りだと思ってしまう。

G7、G8のサミットでの同時通訳。日本だけが、英語を日本語に
訳さないと日本語の同時通訳ができないという「差別的」な
扱いを受けていることを知った。国際化などと威張っている
政府や文科省。その実態は、日本語の同時通訳は最初に
英語の通訳を通してしか、G7・G8で同時通訳されないと
いう「屈辱的」な扱いを受けている。右翼の皆さんや
「自虐史観」を吹聴する皆さん、こうしたもっとも屈辱的な欧米の
扱いに無頓着なのは如何なものだろうか?

英語圏(英・米・カナダ)、ロシア語(ロシア)、フランス語(フランス・
カナダ)、イタリヤ語(イタリヤ)、ドイツ語(ドイツ)などは、
どこかの大統領が発言すると同時通訳で母国語の通訳が流れる
システムである。
日本だけが、どこかの大統領などが発言すると初めに英語に
訳され、その英語を日本語に訳するということになる。


午後、あるテレビ局の取材について、テレビ局担当者と電話で
打ち合わせをする。

「京滋YOUの会」発行の「プチバンベー」の原稿を書き送る。

読書「絵草子 源氏物語」(田辺聖子著 岡田嘉夫絵 角川文庫)
を読み始める。ほぼ全ページに岡田画伯の絵が描かれている。
当時の服装、部屋の様子などが、絵を見て理解できる。
ありがたい本である。105円で読めるとは申し訳ないほど
である。42帖。
田辺聖子の翻訳は簡潔。その前にかなり詳しい「瀬戸内源氏」を
読んでいたので、田辺源氏の簡潔な表現がかえって、分かり
やすかった。

夕方。明日から大腸がん検査食となる。
明後日、万万が一、大腸がんということになると、「飲酒」ができ
ない。ということは、今夜が「最後の晩餐」。好きなおつまみで
好きなお酒を飲むしかない。

夕方、巣鴨に出て、駅前の愛好している飲み屋で一番好きな
「もつ煮込み」で生ビール。焼きトンで「にごり酒」。
私は日本の飲み屋は好きでない。タバコを吸う人間がいる。
店中、タバコの悪臭が漂う。体中、タバコの臭い。お酒も
おつまみの微妙な香りが分からなくなる。
レストランや食堂、飲み屋でタバコを吸う人間は、「無粋」な
人である。垢抜けていない連中。

家へ帰って、久保田万寿で一杯。おつまみは、昨日作った
だし汁に使った昆布。その昆布にネギとかつ節をかけて
醤油。安いが結構美味しいつまみになる。
かなり「大げさ」だが、万一大腸がんになったら飲めなくなる。
人生で一番悲しい出来事である。そうした意味では今夜が
最後。飲みたいお酒は飲んでおきたい。
明後日、何でもなかったら「お祝い」で再度飲むつもり。

今年は還暦。段々と体は弱ってくる。予期しない病気に
なる可能性がある。それだからこそ、毎日を充実して生きて
行きたい。また、毎日、美味しいお酒と趣味の読書をしたい。
これからの老後は、お酒と読書ができれば良い。

「京滋YOUの会」が参加した「第5回京都学生祭典・縁日」


10月7日(日)に平安神宮で行われた『第5回京都学生祭典・縁日』
で出店した際の報告が送られてきた。以下原文のまま。


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京都で開かれる学生主体の大規模なイベントで、今年初めて
「京滋YOUの会」として参加しました。



当日はミックスジュース・ベトナムコーヒー・チェーの3品を
販売しました。
祭典自体は今年で5回目ということで、地域住民の方々や学生を
はじめ約20万人の来場者がありました。
お店の前の通路は人にあふれ、日中は夏を思わせる暑さだった
ことや、コーヒーとミックスジュース100円・チェー150円と比較的
安く販売したために早い時間帯からたくさんの方に買っていただけ
ました。


3品とも100食ずつ販売の予定でしたが、11時~18時の販売時間
の間でちょうどいい頃に売り切れとなり良かったです!



特にミックスジュースが大人気で小さいお子様や若い女性の方が喜んで召し上がってくださいました!
お客様の中にkuヘ、子どもの家に訪問したことがある学生(昨年春に僕が子どもの家を訪問した時にたまたまお会いした方)、日本に在住のベトナム人の方がおり、会員がベトナム語で話しかけ、お互いに楽しいひと時を過ごすことができました。またベトナムの現状について熱心に質問してくださるお客様もおり、会員にとっても貴重な体験ができたと思います。
今回の収益は12400円でした。わずかではあるのですが、今後の活動資金や子どもの家への寄付等に当てたいと思います。
会の宣伝も多少ですができたと思います。この活動によって若い方に少しでもベトナムのことやストリートチルドレンの問題等に興味を持っていただけたなら良いなぁと思いました。



準備をしたのがほぼ前日だけでしたので、急ピッチであり、不安もありましたが、
新しく京滋YOUの会員になってくれた学生の協力もあり10名前後のスタッフで
調理・販売をこなせることができたことを本当に感謝しています。
学生祭典ということで、今回は計画・準備をほとんど学生のメンバーで進めていきました。
今までにはそういう経験もなく、大変でしたが・uその分終えた後の充実感や成長を感じることができました。
当日協力頂きました会の方の力なくして、今回の成功を成しえることはできませんでした。
本当にありがとうございました!!


投稿者 koyama : 2007年10月16日 15:17

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