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2007年09月07日

地球の歩き方Ⅳナムドンへ : 大学生協「子どもの家」へ

晴天 夕方にわか雨

午前6時起床。
午前7時朝食フォー。

午前8時過ぎ、バオミンさんと一緒にフエ中央病院小児科へ。
小児科医長のフオン先生、医師のトアン先生と懇談。

9月12日からフエを訪問する「ACCL」(アジア・チャイルド・ケア・
リーグ:代表 渡辺和代さん)のフエ滞在日程の調整を行う。
ベトナム側の諸般の事情もあり、いくつかの滞在日程を
部分変更する。

午前9時半、ベトナム事務所で早稲田大学理工学部建築科の
先生と懇談。遺跡保存センターや省・市人民委員会との協力で
都市計画を行っているとのこと。2時間ほど、フエの諸情勢、
海外支援のあり方などを話し合う。

午後12時、昼食。昨夜の全国大学生協スタディーツアー
晩餐会の残り物をお土産にしてもらったものを食べる。
ご飯は固くなっているが、野菜炒め、マカロニサラダなどは
美味しい。

昼寝。疲れが出た。起きなれない。1時間ほど寝る。
洗濯。

読書「ニート対策はナンセンス」(大前研一)を読む。
落ちこぼれのニートを救済しても意味はない。
彼らは、『旧来の工業化社会の中で脱落した人たちである』
『ニートやフリーターは、その工業化社会用に作られたシステム
に適応できない人々であるわけだが、21世紀型の産業が
台頭する世の中で、いまさらニートを古い工業化社会に
適応させて、どのような使い道があるというのか』(原文)
大前はこんな問題意識を持っている。

そして、解決策として『日本の優先課題は、中国やベトナム
に行っても見つからないほど優れた能力をもった
プロフェッショナルを育てることだ。それも大量にではなく、
たった一人で良い』という結論である。
随分大雑把な論議である。大前の言っていることは、
極少数のエリート天才を育てることで、日本は再生すると
主張している。ニートやフリーターなどは、切り捨てても
仕方がないという結論。
ああ、そうですか? という言うしかない暴論に思えた。
この人も自分がニートやフリーターになることはない
との「別枠の立場」にいるので、こんな主張が出来る
のだろうな、と思った。発言の自由は誰にでもあるが
批判の自由もある。

午後2時半、電動バイクで「子どもの家」へ。
途中、雨が降ってくる。

「子どもの家」では、大学生協スタディーツアーの
皆さんが子どもたちと音楽・絵画・日本語などの
クラスに分かれ交流。

今日が「子どもの家」最後の交流。
参加の皆さんの寄せ書きと折り紙などを貼った
記念の大きな色紙を子どもたちにプレゼント。




最後に全員で記念撮影


午後5時過ぎ、交流は終了。

午後6時半、大学生協スタディーツアーの皆さんと夕食。
バオミンさんと私が参加。

午後8時、夕食会終了。

午後8時半、静岡市民が日本料理店に。
静岡市役所国際課の紹介とのこと。日本語学校、
静岡市での活動、国際支援のことなどを話し、交流する。
午後9時半終了。


日本料理店には、「子どもの家」の子どもたちの中で
日本料理店で研修をしたいという子どもが参観に来ていた。


今日の来客は19人。
日本人11人、ベトナム人6人、欧米系2人。

自室に戻ったのは午後10時前。
今日も忙しい1日だった。

投稿者 koyama : 2007年09月07日 19:38

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