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2007年08月09日

長崎被爆62周年 ボランティア貯金完了報告書作成開始

晴天    休肝日

気温34度。湿度80%。

台風前の暑さに戻った。
日差しがまぶしい。昨夜、2時間毎に目が覚め熟睡できず。
午前6時半起床。

午前7時朝食。ブンボー。

午前8時半、徒歩、ベトナム事務所へ。徒歩で10分か15分。
1日2往復するので、大体1日40分から1時間程度歩いている
ことになる。こうしたことも毎日少しずつ飽きずに続けること
「継続は力」ということになる。10年後位に毎日の徒歩の威力が
どこかに出てくるのかもしれない。

午前9時、訪問者と懇談。7月1日、上原祥子さんが主催して
東京目黒で行った私の講演会を聞いてくれた方。
平和村での障害児リハビリ視察など・・・・・・。

午前9時過ぎ、NHK衛星放送で「長崎原爆慰霊記念式典」を見る。
被爆者代表の挨拶。原爆がいかに悲惨なものなのかを自らの
体験から具体的に話していた。間接的に久間暴言を批判していた。

田上長崎市長は、非核3原則を法制化するよう要求。
原爆投下を容認するかの様な発言があることを非難。

安倍首相の挨拶。本当に簡単な内容。官僚作成の文章を読んで
いた。「憲法の規定を遵守する」「非核3原則を堅持する」と言っていた。
長崎市長へのテロ殺人への厳しい糾弾が必要。

しかし、安倍首相は官房副長官時代の2002年、早稲田大での講演で
「核兵器使用は憲法上、問題ない」と発言している。また、首相就任後、
自民党の中川昭一政調会長らが唱えた核保有論議についても「政府や
党の機関としては議論しない。それ以外の議論は自由だから言論封鎖
することはできない」と「核兵器保有論議」を容認している。
久間発言についても、当初は「米国の考え方について紹介したと
承知している」と言って、問題視しない姿勢を取っていた。
これら一連の首相発言を見てみると、安倍首相が本心から核の
恐ろしさを知っているとはいえない。今日の式典で被爆者代表の
話した悲惨な被爆体験に真心から耳を傾けるべきである。

午前中、メールの受信・送信。

昼、そうめん。

昼寝。1時間。

読書「説教節を読む」(水上勉著)を読む。
説教節で語り継がれた「山椒太夫」(安寿と厨子王丸)
は、母親が売られて目をつぶされ、両手の筋肉を切られている。
安寿も厨子王も仕事しないと言って「焼きを切れられ」、眉間に
十文字の焼けた鉄で『十字』の印を付けられている。
口承で伝え、語られていた説教節「山椒太夫」は、かなりグロテスク
なエネルギーをもった話として語られていた。それは、語り部の
置かれた環境と庶民の求めるものでもあった。
この話の底流には、仏教の地蔵菩薩思想がある。

終日、ボランティア貯金完了報告書作成(2006年7月~
2007年6月)のための基礎資料を収集し、活動を細かに
調査し、記録する。

午後5時半、夕食。

餃子(子どもたちの手作り)。魚のニンニク・唐辛子煮。
キノコと油揚げの炒め物。野菜スープ。


今日の日本料理は餃子。大きすぎること、焼きすぎが問題。
味はまあまあ。こうして日本料理を常にチェックしないと
子どもたちは、学んだ日本料理の味から徐々にベトナム化
してしまう。


夕食終了後、日曜日のおつまみにする「するめ」を軽く焼いて、
少量のつゆの素、醤油、酒に漬け冷蔵庫に入れる。
2日後には美味しい酒のおつまみになっている。

午後6時半、日本料理店開店。
開店草々5人の韓国人が来店。天ぷら、お寿司、生ビール、
日本酒などを注文。
続いてオランダ人の家族4人。生ビール、日本酒(純米大吟醸)
天ぷら、お寿司・・・・・。
更に日本人。仙台から来られた方お二人。
韓国人ご夫妻。イタリア人、3人、スペイン人2人。

今日は合計18人の来客。それぞれの皆さんがかなり多種の・大量
の注文があり、厨房が間に合わない。接客係りの二人も注文を
取りきれない状態。


厨房はまさに戦争状態。それもで子どもたちは弱音を吐かず
最後まで頑張り、見事に18人の注文をしっかりと調理・配膳
した。
最後のイタリア人3人が帰ったのは、午後9時半を回っていたが、
子どもたちはたくさんのお客さんが来て「疲れたが楽しい」と
言っていた。

今夜、子どもたちが作った主な料理。

・生ビール(大ジョッキ)16杯
・日本酒(純米大吟醸) 4杯
・テンプラ盛り合わせ  5
・お寿司盛り合わせ   4
・テンプラそば      2
・テンプラうどん     1
・ざるそば        2
・ごぼうテンプラ     1
・野菜スティックみそ  2
・イカ           1
・焼きなす        1
・野菜の酢の物     1
・冷奴           2
・インゲンの胡麻和え  3
・ポテトフライ       1
・もりうどん        3
・みりん干し       1
・焼き鳥         1
★その他の料理もあったが割愛

これだけの料理を3人(一人はまだ2ヶ月)
で作れるようになったことは素晴らしいこと。
鳥取の徳岡さん、茨城の中村さん、
オアシスの会の大塚さんのご指導の賜物。

投稿者 koyama : 2007年08月09日 11:27

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