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2007年07月24日

体調を崩す

晴天

気温37度。

昨夜午前1時半に目が覚め、朝まで眠れなかった。

午前7時、朝食。ブンボー。

讃岐造船の皆さんを案内した5日間、メールを読んだり
送信したりする時間がなかった。
朝食後、昨日の日記を書き、5日間のメールを受信し
全てを読む。必要ないくつかのメールについて返信。

午前9時半、徒歩ベトナム事務所へ。
バオミンさん、税田さんと今後の様々な問題について
当面の対応策を相談する。

昼食、ほか弁。何となく食欲がなく、3分の1程しか食べられ
なかった。

体がだるい。昼寝をするが、気分が悪く、吐き気を模様する。
昼食のほか弁の何かに中った(あたった)のか?

午後3時過ぎ、ベトナム事務所へ。
日本料理店問題について、ホンニー店長、トゥーイ厨房主任と
相談する。

①日本料理店厨房のターオ君が1日も出勤しないので、
  今後は厨房要員とは数えないことにし、新たに2人の厨房スタッフを
  採用するとことにする。
  8月・9月に日本料理店で食事をする予定人数は200人ほど。
  多い日は50人ほどの食事予定が入っている。現在、厨房は
  3人の子どもたちでこなしている。その中のチュンさんは、採用して
  まだ間がない。事実上2人半と言ったところ。新たに「子どもの家」
  の子どもたちを2人採用することにし、採用候補者を店長、
  厨房主任と相談する。

②副店長のリー君が、22日(日)の午後11時半に「子どもの家」の
 ホンニー店長の部屋にやって来て「俺は、ダックラック省へ行く。
 日本人に、偉い人間になると伝えて欲しい」と言って去って行った
 そうだ。ダックラック省はベトナム南部の山岳地帯。コーヒー農園や
 ゴム農園がある。
  今日、ホンニーさんのチャットにリー君から連絡が入り
 「俺の未来には大きな成功が待っている」という趣旨の言葉が
 入っていたそうだ。
  リー副店長がダックラック省に行ってしまった。その対応を相談する。
 皆さんの意見は、コーヒー農園かゴム農園
 の労働者として「口入れ屋」の甘い口車に乗り、ダックラックへ
 行ったのではないかとの推測。ダックラックの農園で働き高給が
 もらえるとの言葉に騙されて行ってしまったと思われる。
  これも「拝金体質」「金金金」の今のベトナムを象徴しているよう
 である。日本料理店での給料では、テレビや町に溢れる最新の
 機器や衣類など欲しいものが手に入らないと思う若者が増えている。
 特に「子どもの家」の子どもたちはこうした「拝金主義」に影響され
 易い。リー君からの連絡を待つしかない状況である。
  甘いことばほと危険なものはないのだが・・・・。
 「親の心、子知らず」というのは、こういうことである。
  これはリー君だけでなく、私たちの回りにも何人もこの種の 
 人間を見る今日この頃である。リー君が早く拝金主義から
 目を覚まして、帰ってきて欲しい。

 午後4時。体調が悪い。喉が痛く、だるい。吐き気がする。
 典型的な風邪症状。日本の風邪薬がないので、ハンさんに
 ベトナムの薬局で風邪薬を買ってきてもらい、午後4時半に
 自室に帰る。
  日本料理店で子どもたちと一緒の夕食は食べられない。
 日本料理店の厨房主任のトゥーイさんに頼んで『米』『ねぎ』
 『たまご』をもらう。部屋でおかゆを作り夕食とする。

幸い熱はなく、頭痛もない。だるく、吐き気、喉痛。

読書「小三治名席」を読む。
上席の取り 「芝浜」。三遊亭円朝の三題噺。芝の浜、
財布、酔っ払いという題を客席からもらい、即席で作った
噺といわれている。
私は先代(三代目)桂三木助のテープを何度も聴いた。
丁度私が最初に赴任した小学校に隣接して三代目
桂三木助が住んでいたこともあり、三木助の「芝浜」は
暗記するほど聞いている。
柳家小三冶の「芝浜」は三木助の芝浜とはまくらや導入
噺の展開などが大分違う。どちらが良いかどうかは
分からないが、三木助の芝浜は無駄な言葉がない噺の
ように思えた。また、昔、やくざだったという三木助は
酔っ払って仕事をしない盤台の魚屋の口調が良く出ている
ように思える。大晦日の雰囲気も三木助の噺の方が
雰囲気が出ているようである。

中席

「時そば」。
「転宅」。

午後5時から部屋で寝ている。

あと5日間で参議院選挙の投票日となる。
以下、誰から言われたことでもない。自らの思いを
書いただけである。

私が今回の参議院選挙に期待する最大の課題は
「政治の流れを変える」というキーワードに尽きる。
一人一人の国民の力で政治の流れを変えることが
出来るという経験を今回の選挙でしたいものである。
政治の流れが多少変わってもあまり意味はないという
人もいるかも知れない。しかし、政治の流れを変える経験
を国民がすることを通して、政治が自分の未来につながるものだ
ということを国民が体験することが一番大事なことだと思っている。
政治は変えることは出来ない、と諦めている多くの若者の皆さんに
訴えたい。今回の参議院選挙は「政治の流れを変える」最大の
チャンスだ。

格差がこんなに大きくなった社会はやはりおかしい。
競争をする中で伸びていくと言うが、競争する以前に既に勝敗が
決まっている社会でもある。お祖父さんと叔父さんが首相で
父親が外相の安倍首相、お祖父さんが農林大臣だった
赤城農相、お祖父さんが首相だった麻生氏が本当に
ゼロからの競争をして来たのだろうか?
東京都庁の第2庁舎の下で寝ていた70人程の60歳代の
おやじたち。能力がなく、怠慢でホームレスになったのだろうか?
何か、今の政治は生まれながらに上流社会に生まれ生きて来た
人間が行っている「アワのような」政治に思えてならない。
真面目に40年も働いてきて突然「リストラ」され、路上生活を
せざるを得ない人間の気持ちに少しでも共感を持てる与党の政治家
がどれだけいるのだろうか?
この数年で人知れず家で「餓死」する人が数百人に達したと言う。
何か政治が狂っていると思わざるを得ない。

本間税調会長の辞任、佐田行革大臣の辞任、、松岡農相の自殺、
赤城農相の事務所問題、その後の麻生氏の「アルツハイマーの
人でも分かる・・・・」発言、山本拓農水副大臣の「松岡農水大臣の
事務所費は芸者の花代だ」との本当か冗談かは分からない発言。
それを奥さんの高市内閣府特命担当相が「謝罪する」本末転倒
の政治。1から10まで狂っている。あれだけ北朝鮮拉致問題を
主張していた安倍首相が今回の参議院選挙では拉致問題には
一切触れていない。前進が全くないからだ。結局、安倍首相に
取っての拉致問題は、自分の人気取りの手段だったのだ。
自民党の東京選挙区に「タレント候補」として出た
元アナウンサー女史。
選挙に立候補していながら、自分自身は今まで投票行為をしてこな
かった。今回も東京での選挙権がなく自らに投票することが出来ない
という間抜けぶり。いかにも付け焼刃の感あり。

やはり今の与党の政治は真っ当ではない。加藤紘一元自民党
幹事長が今の政治を私と同じ視点で批判している。
私の批判は、自民党の本来の主流派の主張でもあるのだ。

小泉前首相・安倍首相から自民党は真っ当ではなくなってしまった。

「福祉と平和」の党と言いながら増税とニセ「100年安心年金」
など福祉を大幅に切り捨て、平和の党などと言いながら、
イラク・アフガンでの戦争を遂行した連立与党に天誅を加えるチャンス
である。
20代、30代の若者の皆さんに訴えたい。今回の参議院選挙に
参加し、政治の大きな流れを変える事業に参加しようではないかと。

などと力を入れて書いているうちに、段々と体力を消耗してきた。
以上、何とかの「冷や水」として聞いて頂きたい。

投稿者 koyama : 2007年07月24日 19:03

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