« 讃岐造船「子どもの家」・フールー小学校訪問 | メイン | 体調を崩す »

2007年07月23日

讃岐造船の皆さん 帰国の途に

晴天

気温38度。猛暑。

午前9時、讃岐造船の皆さん3人、バオミンさん、私で
王宮参観。ホア副知事の指示で遺跡保存センタースタッフが
特別案内。

午門から入り、午門の2階に上る。

遺跡保存センタースタッフがベトナム語で解説し、バオミンさんが
日本語に翻訳する。午門の参観を終え、大和殿へ。
大和殿は、グエン王朝皇帝が来客などと謁見する場所である。

●大和殿前にて

●大和殿内部を参観
 皇帝の黄金の玉座などのレプリカがある。フランス植民地
 時代に黄金の玉座など大半の宝石類はフランスにもち
 去られたとのこと。

皇帝の図書館だった所が現在は皇帝の日常の愛用品
などを陳列館を参観。
習字の道具・金銀の装飾品、象牙製品・・・・・・。

最後に歴代の皇帝の位牌陳列所へ。
公式には13人の皇帝がいたことになっているが、
位牌は10個。2人の皇帝は就任1日など皇帝としての
存在事実が希薄なため、位牌もない。13代皇帝の
バオダイ帝はグエン王朝を廃止したラストエンペラー。
フランスに亡命し、10年前に90歳代で亡くなる。
ベトナム政府はバオダイ帝の位牌設置を認めていない。
そんな事情で10人の皇帝の位牌が陳列されている。



午前10時半、王宮参観を終え、ドンバ市場へ。
ベトナムのタバコを買ったり、場内を視察。

午後12時過ぎ、昼食。チャオバンカン。
フエの煮込みうどん。

午後12時半。ホテルに戻り、休息。

午後2時半、ホテルをチェックアウトし、ダナン空港へ。
私、バオミンさんが同行。

途中、ランコービーチで海産物を食べて暫時休憩。

ムール貝、海老、かに、魚などランコー海岸で獲れた
新鮮な魚介類が生きたまま売られていた。


午後6時過ぎ、ダナン空港へ到着。
讃岐造船・中小企業支援センター関係の3人はダナン空港から
ホーチミンへ。午後11時半頃の飛行機で関空へと帰国した。

3人の無事な帰国をお祈りする。

5日間、讃岐造船副社長・中小企業支援センター理事長さん
親子の皆さんとお付き合いした。楽しい5日間だった。
何よりも3人の方々が真面目で仕事熱心なことに頭が
下がった。海外ボランティアについての理解も深く、
出来る範囲での支援を行ってくれた。そして今後も
そうした活動を続けていくとの姿勢だった。
こうして香川県にも私たちと協力する人々を見つけることが
出来た。どこにもで「心のある人たち」はいるものである。

投稿者 koyama : 2007年07月23日 10:06

コメント