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2007年06月12日

ベトナム事務所員会議

晴天。 気温36度(廊下)

暑い一日だった。

午前7時、朝食。ブンボー。久しぶりの味。

午前8時半、ベトナム事務所員会議。

6月15日に第58回のピースボートの皆さんがフエ訪問の予定。
現在53人の方々を受け入れる。
今日は、ピースボート受け入れの準備のための打ち合わせを
する。
15日の朝、ダナンまで出迎えに行くメンバーは、
小山・ミン・サン・ソン・リー。「子どもの家」卒業生のソン君とリー君が
こうした形でJASSの活動の手伝いをしてくれるようになった。
感慨深いものがある。何事も忍耐して時間の経過を待つという
ことが必要とみた。教育はまさにそうしたことがその本質にある。
直ぐに結果を出す「成果主義」「数値主義」という名の教育が
どんな結果をもたらすかは、今から想像できる。
ダナンからフエまでの3時間を使い、JASS活動の経過、
現在目指しているもの、私たちの経験から「支援は利権」、
支援の目標は「物をあげることではなく人を育ていること」
などという話をする予定。2台のバスなので1時間ずつ2回。
現在、風邪を引き声が出にくい。どうなることやら。

バオミンさんから「子どもの家」でピースボートの人たちと
昼食を作る際の衛生問題などが説明された。
日本料理店の大塚さんが発熱し、寝込んでいる。
53人分の大量の日本料理店を作ること、まだ慣れていない
新しい日本料理店でどのような手順で仕事を進めるか
など問題を残している。大塚さんは手順の良い人で
既に当日のおおよその献立をホンニーなど子どもたちと
考えていた。

日本語学校初級教室の入学式を6月14日午後5時から
静岡フエ青年交流会館で行う。
6月4日から3回テレビで学生募集を行った。現在、
40名以上の応募者がある。
当日は、フーン日本語学校主任の司会。校長の私の
挨拶、先生代表として後藤ハンナ先生の話がある。
これから半年間の初級教室が始まる。
生徒の多くは地元の企業に勤めて日本語が必要な人、
勤めながらスキルアップのために日本語学校を勉強したい
人などが多いという。

大塚さんが体調を崩している状況報告があり。
ハンさんと仁枝さんで今日もお見舞いに行き、必要な手当てを
することを確認。

みんな暑さには参っている。

12時前、孫の泊まっているホテルへ。昼食は、昨日と同様の
コムディア(ほか弁)を食べたいとのこと。早速買ってくる。
ホテルの部屋で3人でコムディアを食べる。

午後1時半から洗濯。
昼寝。疲労が溜まったか、1時間半熟睡。

午後3時半から21通のメール受信、必要なメール送信。

午後4時、再び、孫の泊まっているホテルへ。孫がプールで
遊んでいるとのこと。ホテル入り口からプールに行こうとしたら
警備員が行っては駄目という。切符を買えと言う。私は家族が
プールで泳いでいるのでビデオと撮るだけだといったが、
警備員は横柄な態度で、手の先で追い払う態度。
私が欧米人だったらこんな失礼な態度はしないのに、などと
考える。まるで取り付く島がない。仕方なく、バオミンさんに電話。
バオミンさんが社長に電話。直ぐに社長が飛んでくる。
警備員さんは社長に怒られる。ベトナム社会で一番偉いのは
警備員なのである。トップが状況を理解しても、入り口の警備員が
お客を追い返すことが多々ある。以前もハノイの日本大使館に
招待されて入ろうとした時も「英語が話せるか?」と警備員に
聞かれ、「話せない」とジェスチャーをしたら、手の先で「シーシー」
と追い払われた。官僚社会では、こうしてトップの意向が下まで
伝わっていないことが多い。それぞれの担当部署が勝手に
自己判断する社会でもある。

午後5時半、日本料理店の夕食。
今日はターオ君もチャンさんも来ていた。大塚さんが休む中
仁枝さんと子どもたちだけでしっかりと「仕込み」など準備を
していた。この1年半の日本料理店での経験は子どもたちに
大きな自信となった。ホンニー店長は1キロ太ったと言う。

●ターオ君も夕食だけは食べて外出
 リー君は毎日、午後9時半までしっかりと仕事をしている。

●先日日本料理店に勤め始めたチェンさん。
 これからも頑張って欲しい。



●日本料理店の夕食


午後6時半、孫と嫁さんと日本料理店でお客となる。
日本料理店はお客さんの来店あり。合計8人。
日本人6人。フランス人1人、ベトナム日と1人。

投稿者 koyama : 2007年06月12日 17:49

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