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2007年06月01日
国際子どもデーお祝いの会
晴天。
朝7時の廊下の室温が34度。湿度60%。
日中は40度近くになった。既に2週間ほど40度の日が続く。
午前7時朝食。フォー。
今日は「国際子どもデー」。日本では馴染みのない日である。
社会主義国で行われていた。現在、6月1日をお祝いしている
国がベトナム以外にあるかどうかは不明。
毎年6月1日を『世界子どもデー』とした経過は以下のよう。
1940年~44年までナチスドイツ・ヒトラーがソ連や
東欧諸国を侵略占領。大虐殺を行う。
1942年ポーランド。侵略したファシストのナチスドイツは
1942年6月9日に88人の子どもたちを虐殺した。
1944年6月10日のチェコ。1日に200人もの子どもたちを
ナチスは虐殺した。
1952年4月。当時の社会主義諸国が集まり、ファシズムに
より尊い子どもたちの命が奪われたことを悼み、偶然6月に
ポーランドとチェコで多くの子どもたちの命が奪われたことを
忘れないため、毎年6月1日を「世界子どもデー」とし、
世界の平和、ファシズムを阻止し、子どもたちが健やかに
成長できることを祈る日と決めた。
その後、50年以上が経過し、社会主義諸国が崩壊。
更に6月1日を『世界子どもデー』と制定した当時の
初心が忘れ去れて行き、今日のベトナムでは
子どものお祝いの日となっている。
午前8時半、バオミンさんとロックさんの司会で
「世界子どもの日」祝賀会が行われた。
●「子どもの家」2階会場の看板
JASS主催
祝賀会
6月1日世界子どもの日 おめでとう
2007年
●子どもたちにあげるお菓子
●最優秀、優秀賞。子どもたちが学校の受賞式でもらった
賞状と賞品(ノート類)
●司会のバオミンさんとロック寮長
●会場風景
●初めにセン「子どもの家」運営委員長の挨拶
「今日は世界子どもの日です。2006年~2007年までの
成績優秀者の表彰式を行います。現在、「子どもの家」には
59人入所しています。そのうち47人が幼稚園から大学まで
通っています。今年は、18人の子どもたちが成績最優秀か
優秀賞を受賞しました。約40%の子どもたちです。
よく頑張りました。特にニャンさんは高校数学オリンピック
の銀メダルを受賞しました。現在はフエ科学大学で
高校1年生として特別な理科系の勉強をしています。
今回の銀メダルは「子どもの家」の誇りです。これからも
しっかりと勉強してください。
いよいよ今日から正式に3ヶ月間の夏休みに入ります。
皆さん、いっぱい遊んでください。楽しんでください。
3ヶ月後には新しい学年が始まります。また、しっかりと
勉強し、生活をしてください。
●JASSを代表して小山の挨拶
次に表彰式に移る。
最初に成績最優秀賞受賞者。5人。
・ニャンさん(高校1年)
・ホンニーさん(中学3年)
・トゥイーニューさん(中学2年)
・ユイ君(小学校2年)
・ティー君(幼稚園)
●ニャンさんに最優秀賞の賞状と記念品を渡す
●最優秀賞受賞の5人
続いて13人の優秀賞受賞者へ賞状・記念品の贈呈
●石塚先生が高校生の優秀賞受賞者へ
・ターオさんとトゥイーさん(二人ともグエンフエ高校)
●中学生の優秀賞 3人。(アン君は病気で病院へ)
チュック・リーさん(中4年)、ビック・フオンさん(中2年)
●バオミンさんJASSベトナム運営委員長とハンさんが小学校の
優秀賞の子どもたち8人に賞状・賞品を授与。
・クイー・ティン君(小5)
・バン・サウ君(小5)
・チュン君(小4)
・タオ・リー君(小4)
・トゥー・トゥイーさん(小4)
・ナム君(小2)
・ミー・タンさん(小2)
・バン・タン君(小1)
続いて、「子どもの家」スタッフ、ベトナム事務所スタッフで
子どもたち全員にお菓子を贈呈
お菓子をもらい、国際子どもの日を楽しむ子どもたち。
最後に子どもたちのお楽しみ「カラオケ大会」。
●ヒエウさん(中3)
●ユイ君(小2 最優秀賞)
午前10時前、お祝いの会は終了する。
子どもたちは抱えきれないほどのお菓子や賞状・賞品を
もって部屋へ帰る。
●ティー君(幼稚園で最優秀賞を受賞。どんな基準で選んだ
のだろうか?)
●ユイ君(小2。数年前に私とミンさんで船上生活者の家庭を
訪問し、ユイ君を「子どもの家」に入所させた)
ベトナム事務所へ戻る。
午前11時半、昼食。インスタントラーメン。
昼寝。1時間。
午後1時半、読書「漢字の起源」
午後4時頃、日本料理店に待望の看板が届く。
大塚さん、税田さん、バオミンさん、子どもたちが
検討して作製した。
●看板到着
看板には子どもたちの顔、天麩羅、お寿司の写真を掲載
●日本料理店の子どもたちと看板
●日本料理店関係者全員で記念写真
●看板の取り付け完成
午後5時半、夕食。日本料理店の子どもたち、日本人スタッフ
と夕食を摂る。国際子どもの日を記念して生ビールを飲む。
午後6時半、日本料理店開店。
来客は日本人1人。お土産で4人分の日本料理。
その後、日本人スタッフ、リー君などと引き続き
子どもの日のお祝いを継続。午後10時過ぎまで
私はビールを飲む。
帰宅、午後10時半。そのまま眠りに入る。長い1日だった。
投稿者 koyama : 2007年06月01日 16:41