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2007年05月20日

最後の机、台などが届く

晴天

気温33度。

午前7時起床。昨夜飲みすぎ。
直ぐに昨夜の新日本料理店開店前夜祭の日記を書く。
2時間かかる。出来るだけ子どもたちの様子を写真で
載せるよう努力する。

午前10時、入浴。昨夜の前夜祭で残った食料を持ち帰り
朝食とする。魚のフライ、もち米のご飯・・・。
フダ缶ビール2本。NHKのど自慢を見ながら。

午後12時。昼寝。疲れが出たのか午後2時過ぎまで
寝てしまう。
午後3時過ぎ、ベトナム事務所へ。今日は最後の家具類が
搬入される日。
子どもたち(5人:ターオ君欠)、仁枝さん、税田さんが
既に新日本料理店で待機中。
3時といってもそこはベトナム時間。3時40分頃、家具類が
到着。厨房にあった特製の台を作る。

リー副店長は今日も先頭に立って力仕事をこなしていた。
自覚が出てきたのか?

子どもたちは自分の役割といる場所が必要なのだ。
子どもたちに「居場所を」。

午後3時過ぎ、新日本料理店の中は気温35度以上。
湿度90%。数分いるだけで汗が噴出してくる。

子どもたちは日曜日の暑い午後、新日本料理店に参集。
厨房のフエンさんとトゥオイさんは、ホンニー店長と
明日の開店祝い(40人参加予定)の食事内容を検討して
いる。どんな料理を作るのかを大人に聞かないで自分たちで
考えようとの姿勢に頭が下がる。


日本の子どもたちはこうした仕事を一体どこまで出来るんのだろうか?
 「可愛そうなストリートチルドレン」などと泣きべその子どもの写真を
新聞に載せて、支援を訴える大手NGO団体もあるが、ベトナムの
生活困難を抱える子どもたちは日本の子どもたち以上に知的で
行動的で積極的なのだ。
可愛そうな子どもたちは「わが美しい日本」の子どもたちだ。
会津若松の高校生。行った犯罪は許せないものであるが、
彼をそこまで追い詰めたのは何なのだろうか?

厨房の子どもたちは、明日参加予定の40人の内訳(日越の人数)
を見ながら、ベトナム料理と日本料理を混ぜ合わせて献立を
考え、それぞれ材料をどの程度買うかの見積もりを相談して
作っていた。

今日は日曜日なのに仁枝さん、税田さんも出勤。
子どもたちのサポートをしながら、子どもたちが自分自身で
全てが出来るよう「つきつ離れず」子どもたちを見守っている。
なかなか難しい仕事である。一歩下がって子どもたちを
暖かく見守りながら、子どもたちが自分自身に自信をもち
仕事を積極的にすすめるようサポートしている。

最後に明日の40人のパーティーの机の配列を子どもたちが
相談していた。日本で教員をしていて年々子どもたちの
自主性が減退していることを実感していた。
「子どもの家」の6人の子どもたちの自主性、自発性は素晴らしい
ものがある。子どもたちだけで日本料理店を運営するのだ、
という気迫を感ずる。特にホンニーさんは、全身全霊を使って
店長の仕事をやり抜こうとの挑戦心を感ずる。

午後5時過ぎ、全ての仕事を終わり解散。

トンチンカンホテルに帰り、20通のメール受信。必要な返信。

午後7時半。フダ缶ビールを3本。おかゆ少々。

投稿者 koyama : 2007年05月20日 22:09

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