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2007年03月13日

マブベえがおの会第2日目

晴天。

真夏となる。気温30度。湿度80%

午前7時朝食。ブンボー。

午前8時、マブベえがおの会、バオミンさんと一緒に
「子どもの家」へ。

●セン委員長、タム医師と懇談

その後、バオミンさん運営委員長の案内で「子どもの家」の
各施設を視察。
今回のマブベえがおの会の参加者には、鍼灸学校の
学生さん、「はり灸みのわ」の先生などが含まれている。

その後、私の体験談を話す。

「子どもの家」では午後学校へ行く子どもたちが
勉強をしていた。

小学校低学年組は、「子どもの家」特別支援教育(キャノン支援)で
フエ師範大学の学生が勉強を教えていた。


また、別室ではフエ科学大学に「飛び級」で進学した
16歳の  さんとフエ県立トップ校と言われている
グエンフエ高校2年生のトゥーイさんが、物理と
化学の自習をしていた。かなり難易度の高い勉強を
してる。この二人は、24時間勉強に集中しているかに
見える。

フエ教育大学3年生のDさん。
2日前から3週間の教育実習が始まったとのこと。

小学校3年生を受け持ち、今日は算数の授業をしたと
言っていた。「どうだった?」と行言うと「緊張してすごく疲れた」
との返事だが、教師としての夢に向けて頑張ろうとの
気持ちが顔に現れていた。子どもたちの立場に立った
良心的な教師になって欲しいと祈る。
「子どもの家」の子どもたちからこうして教師になる子どもが
出てきたこと、未来のベトナム社会を担う人材を養成する
人間が育ったことに、フエでの取り組みを重ねあわせ、
感慨もひとしおである。14年間の様々な思い出が
走馬灯のように頭の中を巡る。

私の講演会後、ドンバ市場へ。
バオミンさんのお母さんとお姉さんの経営するアオザイ屋へ。
アオザイ選びに時間がかかり、1時間半ほど滞在。

午後12時過ぎ大衆食堂「コード」へ。
アヒルの玉子焼き、空芯菜のニンイク炒め、豚肉の海老塩辛付け、
魚の土鍋煮、イカのから揚げ、野菜スープ、ご飯。
どこの国でも大衆食堂が一番安くて美味しいものを食べさせる。
フエ王宮料理が一番高くてまずい。


午後1時過ぎ、トンチンカンホテル。

読書「細雪」。最終段階へ。3女雪子の子爵次男との婚約へ。

午後4時、ベトナム事務所へ。バオミンさんと打ち合わせ。
トゥアティエンフエ省副知事の訪日案内依頼の件。
詳細を相談。

午後5時過ぎ、「子どもの家」へ。
今日はベトナムで特に有名な国民的司会者である「タン・バック」
さんが「子どもの家」へ来て、「子どもの家」の子どもたちを
励ますという催しがある。

「子どもの家」に付くと既に照明・音響などの取り付けが
行われていた。

既に地域の人たちが家族ずれで「子どもの家」へやっていている。
騒然とした雰囲気。
子どもたちは、テレビで有名な司会者兼コンメディアン兼歌手
である「タン・バックさん」が来るというので、昨日から興奮状態。

午後6時15分から午後9時までバックさんのショーは続く。

●日本人スタッフも参加。

●タッチセラフィーの研修に来ているマブベえがおの会の
 皆さんも参加



●フエ経済大学に入学し下宿生活を送っている
 「子どもの家」卒業生のMさんも来訪。妹のTさんと久しぶりに
 姉妹で娯楽を楽しむ。


●楽屋で。バックさんとセン委員長、ロック寮長


●バックさんと小山・セン委員長


●今日の催しの看板
 タン・バックさんと37グエンチャイ「子どもの家」の
 子どもたちとの交流 2007年3月


●子どもたちの出し物


いよいよタン・バックさんの出番。
この頃にあると噂を聞きつけり、「子どもの家」の前を
通りかかった人たちが次から次に「子どもの家」の中へ
入ってくる。既に数百人の人垣が出来ている。

バックさんは登場するなり子どもたちにクイズを
始めた。『「子どもの家」を主催している日本人の
団体名は?』・・・。子どもたちはバックさんが登場した
だけで大騒ぎ。バックさんも額に汗して一生懸命インタビュー。


バックさんのショーは子どもたちを飽きさせないように
バラエティーに富んでいる。

子どもたちにクイズを出した後は、男性歌手の歌。

町のシクロの運転手の歌

楽屋でバックさんから「日本人も何か歌を歌ってくれますか?」
と頼まれた。日本人の皆さんにお願いし「しあわせなら手くぉたたこう」
を歌ってもらう。

女性の歌手など次々に趣向を凝らした出し物がでる。

タン・バックさんとの交流ショーは午後9時まで3時間も続く。
最終的に「子どもの家」に集まった人たちは、「子どもの家」
子どもたちと地域の人たちを合わせて「目の子算」で600人
にも達した。

日本の盆踊りの様相を呈する。綿アメ屋まで出る始末。


8時半頃、「子どもの家」を辞し、日本料理店へ。
午後9時から11時過ぎまで全日本人スタッフで
本日のタン・バックショーについて深い反省。

投稿者 koyama : 2007年03月13日 10:23

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