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2006年12月15日

観光局懇談  日本大転換の記念日

雨・曇り

午前8時、第2回目「日本料理店英語教室」開催。

●先生の指示でホワイトボードに英語を書く警備員のリー君

毎週2回、少しずつ英語を身につけて行って欲しい。

午前8時半。トゥアティエンフエ省観光局で副局長・部長と
今後の日本語教育、観光関連の日本語教育について
突っ込んだ話し合いを行う。
参加は、バオミン・ベトナム事務所長、フーン日本語学校主任。


午後、ベトナム事務所で仕事。


読書「平家物語」第1冊読了。読みでがある。
地下人と殿上人に蔑まれていた武家平氏が保元・平治の乱
などで御白河上皇と結び天下の実権を取るまで。
保元・平治の乱で平氏に完敗した源氏の統領「頼朝」の伊豆での
様子、鞍馬の義経など。
1000ページほどの冊子に中に出てくる多くの貴族・武家の
毀誉褒貶。人生の縮図である。権謀術策を凝らして生きる
悲しき人間の性。そして、全ての人間が死んでゆく。
成功した人、失敗した人。全てが死んで行く。人生とは
何が幸せなのか?
第2巻が楽しみ。1000パージの冊子なので重くて
持って読むのが大変。

午後5時半。日本料理店の子どもたち、先生と夕食。
今夜は「カレーうどん」。子どもたちが作る。
子どもたちはカレーうどんに更に粉末唐辛子を
山ほどかける。私などカレー自体が相当に辛く感じた
のだが・・・・・。


日本料理店のお客さん、8人。
日本人4人、ベトナム人3人、欧州1人。
日本人はお馴染みさんが何人か来てくれる。
ありがたいことである。

閉店、午後9時45分。


国会で教育基本法改悪が強行された。
防衛省が成立した。
何とも暗い気持ちである。この法律改悪を
強行した自民党・公明党の責任は大きい。
近い将来、日本という国に大きな禍根を残す。
子どもたちが、国家の命令で動くような時代が
くる。子どもたち・若者が国家の命令で
再び、戦争に行くようになる。
アフガンへ、イラク・イランへ、北朝鮮へ。

戦後、61年間、多くの日本人によって守られて
来た平和と人権を守る日本が急速に瓦解している。
大きな国民的な反対運動がない中で。

治安維持法が成立した時、ほとんどの国民は
治安維持法を知らなかった。しかし、いつのまにか最高刑が
死刑となり、戦争反対の国民を徹底弾圧する法律と化した。

今日2006年12月15日、教育基本法が改悪され
子どもたちが戦争に突き進む路線が敷かれた。
防衛省設置で戦争へ参加する司令部が出来上がった。
最後に憲法改悪、9条改悪が待っている。
その後は徴兵制。若者たち、子どもたちの未来を
考えると暗澹たる気持ちである。

狂気の自民・公明の暴走を止める運動を最後まで
続けなければならない。


投稿者 koyama : 2006年12月15日 21:26

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